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007. JOHN LETMAN 『THE MANY ANGLES of』

008知る人ぞ知る、トランペッター&ボーカリスト。スイングからモダンジャズ(というカテゴライズ名もあらためて書くとスゴイ)の過渡期、そのどちらにも属さない、というか属しているというか、そんな演奏スタイルをもつプレイヤーを中間派と呼んでいて、彼はその一人。ルイアームストロング系な、グロール(うなるような吹き方)トランペットの名手で、ボーカルもまた同様に、渋い。ジャズの入門書には絶対に掲載されることのない地味なトランペッターではあるが、ビギナーは入門用ガイドブックで紹介されてる名盤よりも、実はこの辺りから聴いた方がいいんじゃないかと思ったりもする。とかくその手のガイドブックでの“名盤”は崇高なジャズとして紹介されてる場合が多く、確かに“名盤”には違いないのだが、ストイック過ぎて姿勢を正して聴かないといけない堅苦しさがある。その点で、ジョン・レットマンは楽しければそれでいいじゃんと思わせてくれるからスゴイ。が、残念ながらリーダー作が極端に少ない。ちなみに、彼の低い知名度とは対照的に超有名なギタリスト、ケニーバレルも好演。

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