07月23日(水)の断片

▼会議を終え、ブルーノート東京へ。2ndステージは21時半からなので助かる。本日は、SOULIVE。レジーナカーターの時とはまったく異なる若い客層。そして超満員。SOULIVEのライブは初だが、こんなに人気があったとは。元々はアラン&ニールエヴァンスという兄弟にギターのエリック・クライズノーのトリオ編成だが、途中からホーンセクションが加わり、会場の興奮も最高潮に。途中から立ち見しなきゃなんないブルーノートなんて、初めてかも。実は苦手だが、仕方ないので自分も立つ。でも心の中はノリノリ。時にはこんなジャズファンクも楽しい。終わってみれば、2時間強。たっぷりと堪能した。

07月21日(月)の断片

▼最後の会議が20時から。が、会議室に入ると真っ暗。嫌な予感がして確認すると今日は休みだった。ポッカリと時間が空いたので、冷やし中華を食べてから、映画館へ。宮崎駿監督『崖の上のポニョ』。CGアニメが目を見張るような進化を続ける時代に、信念をもって逆行する絵本のようなアニメ作品。原点回帰ともいえる今回は個人的にはとても好み。ま、賛否両論だろうなぁ、きっと▼原点回帰といえば、このCD。ジャズトランペッターのウィントンマルサリスがウィリーネルソンとつくったカントリージャズアルバム。新伝承派として古典をモチーフに様々な作品を世の送り出しているウィントン。アーティストというよりはもはや戦略的なプロデューサーという感が強いが、まんまとハマってしまうのも確か。

07月20日(日)の断片

▼収録を一ヶ月後に控えたスペシャルの臨時会議。資料を見ながら大まかな方向性を決めていく。決してこの手の会議は嫌いじゃないのだが、数年前と大きく異なるのは、より“今の”視聴者を意識してるところ。これまでは作り手がきちんとこだわりと情熱をもって筋を通して創ればそれなりに数字はついてきたが、今は違う。そんな現状に腹立たしさを覚えずにはいられないが、幾ばくかの希望を持って、今は臥薪嘗胆▼夜、仲間内とブルーノート東京へ。ジャズヴァイオリン奏者のレジーナカーターのステージ。これまでヴァイオリンは好んで聴く楽器ではなかったが、彼女の演奏を聴いてその趣向を改めざるを得なくなった。こんなにリズミカルなヴァイオリンは初めて。激しく弾むように弾いたかと思えば、かすかな音で静かに弾くという超絶テク。あんなに小さな音を奏でられることに驚く。言ってみれば、米細工を初めて見た時のような驚きだった。それにしてもヴァイオリンがこんなにも表情豊かな楽器だったとは知らなかった。自分の無知を恥じる▼関係ないが、間違って入店したと思われる酔っ払いが演奏中に暴れるというハプニングが。その様子をメンバー一同、気にしながらの演奏はある意味、貴重な光景。ただ、会場の空気は一瞬にしてシラけたけど▼あまりの感動に、早速、手に入れた彼女の作品『I'll be seeing you : a sentimental journey』もスタンダードナンバーをアーティスティックに料理した名盤。好きな女性ボーカリスト、ディーディーブリッジウォーターもゲスト参加していて、嬉しい。

07月17日(木)の断片

▼YouTubeで貴重な映像を発見。BOBBY VALENTINOのPV。アルバム自体、2枚しか出てないアーティストなのでまさか歌う姿を動画で見れるとは思ってもみなかった。約15年前。デビュー当時は“こんなのジャズじゃない”などと批判的な声もあったが、個人的には好きなボーカリストの一人。理由は単純。声質。テクニックや歌唱力とはまた違った次元で声質は重要▼会議を終え、稽古場の片付け作業。十年分の荷物を劇団員たち全員で整理。想い出深い代物も沢山出てきて、その都度、懐かしむ。その後、久々に劇団員たちとご飯。

07月16日(水)の断片

▼月曜日に引き続き、本日もビルボード東京へ。ケニーギャレットLIVE。かつてはマイルスグループにも在籍していたサックス奏者。約二時間、懐古的なジャズは一切やらずに“今”のジャズに終始。その姿勢は常に新たな手法を編み出し続けたマイルス譲りか。

07月14日(月)の断片

▼会議を終え、ビルボード東京へ。ジャズ界の重鎮、リーコニッツのライブ。マイルスデイヴィスらと「クールジャズ」という歴史的潮流をつくった伝説のサックスプレイヤー。御年80歳でありながら、今も尚、その“クール”さは貫かれていて、かといって懐古趣味に陥ることなく“今”のジャズを演っており、いい意味で裏切られた。

07月10日(木)の断片

▼渋谷での会議が早く終わったので、その足で久々にHMVへ(最近はすっかりタワレコ派)。ジャズの新譜などを見ていたらこんなCDが。演奏してる音楽家に失礼だ。ま、それ用に録音したのなら話は別だが。てかクラシックもジャズもそんな風に捉えられてるジャンルなんだなと再確認▼本日も『苦情の手紙』。二日目。昨日の組が緊張から読み出しの間が早かったので、留意点として「緊張するだろうから、読み出しの間はゆっくりぐらいがちょうどいいと思います」とアドバイス。結果、もの凄く間が遅い。終わってみれば、昨日の組との差、15分。驚いた。過度な緊張感は適度な間を奪うことを痛感。ただ、これはこれで成立していたのが不思議。笑いの「間」で演出しているが、そうではない「間」も存在する訳で、そういった意味ではまた違った『苦情の手紙』の世界を垣間見た感じ▼終演後、リニューアル会議。ずっとリニューアルし続けてる感じがする、この番組。掴んだかに見える手応えが正しいのか否か。その判断が難しい▼深夜、収録中の『アメトーーク』に立ち寄る。今回は「油揚げ芸人」。成立するかどうかスレスレのところをフラフラしながらトークしてる感じが堪らない。愛すべき芸人のドキュメント。

07月07日(月)の断片

▼鎌倉FMの『Jazz Cafe』という番組で、ワンコーナーだけ女性ジャズボーカルモノの選曲を担当しているのだが、コーナー開始3周年を記念してそのスペシャルをやることになり、男性ジャズボーカルを特集。誰でも知ってるようなボーカリストを紹介しても面白味に欠けるので、いろいろ悩みつつ、マイナーかつ意外性あるボーカリストをピックアップ。知ってる人でもニヤリとするような選曲。リスナーの反応が伝わってこないので好評なのかどうか判らないんだけど。てか、その前にこの番組自体、聴かれてるのか。

07月06日(日)の断片

▼贅沢に午前中いっぱいまで寝て、その後、DVD三昧。まずはライブDVD、『忌野清志郎・完全復活祭・日本武道館』。喉頭癌を克服し、再びあの歌声を聴かせてくれたことの、感動。1曲目の「JUMP」を歌う姿に泣きそうになった。いや、涙腺を震わせたのは会場の空気感。キングの復活を心から喜ぶ観客と清志郎の一体感が実に感動させるのだ。「君が僕を知ってる」「僕の好きな先生」「スローバラード」「きもちE」「ドカドカうるさいR&Rバンド」そして「雨上がりの夜空に」と、想い出深いナンバーにすっかり心酔。ライブ、行きたかった。後悔▼そして、吉田大八・脚本監督の『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』。舞台は石川県。自分が生まれ育った隣の県なので方言が似ているのだが、そのイントネーションが耳について所々、集中力を欠いてしまったが(そういった意味では富山県を舞台にした『キトキト』の大竹しのぶさんのほぼ完璧な富山弁には驚いた)、実に面白く観た。佐藤江梨子がハマり役。田舎に同化できない役柄は演技ではなかなか補えない。彼女がやはり異質な女優なのだ▼そして、再びライブDVD。『カサンドラウィルソン・トラベリングマイルス』。今、個人的に好きなジャズボーカリストの3本の指に入る天才。音楽的知識に乏しいので、これまで彼女の凄さを理屈で説明出来なかったが、先日の対談で彼女の新譜の話題になり、理論的にその凄さと新しさを聞いて目から鱗。なるほど、彼女がやろうとしているのはそういうことだったか。スタンダードナンバーを歌った新譜、要注目▼最後はドキュメンタリー。ジャズミュージシャンばかり撮り続けたカメラマン、ウィリアム・クラクストンの軌跡を追った『JAZZ SEEN』。数々の歴史的なジャズアルバムのジャケ写に秘められたエピソードなどが知れて、ジャズ好きには堪らない内容。子供の頃からジャズミュージシャンに惹かれ、写真をスクラップし続けていて、やがてジャズミュージシャンから最も信頼される写真家になったのだから理想的な人生だ。かくいう自分も、高校時代に憧れていたのが、放送作家とジャズに関する仕事。結果、放送作家として働けて、ジャズにも趣味の範囲で関われているのだから、今の境遇は恵まれているのだな、きっと。ま、別に満足してる訳でもないんだけど。

06月29日(日)の断片

▼午前中、超特急で『アメトーーク』の進行台本を書いてメール。今回は自転車芸人。先週の家電芸人などこのところ自分の趣味と合致したものばかりで楽し過ぎ▼午後から臨時会議。長寿番組になりつつある某番組の新しいトライ。こんな顔もあるのね、て感じで、新しい顔を戦略的にうまく見せないと▼そして、本日も『苦情の手紙』の稽古。本を深く読んできてくれてるのでディープな所でディスカッション出来て楽しい。さらに今日初めて読んだ改訂台本の新しく加筆した部分で笑いが起こり、嬉しい限り。残り5組▼『苦情の手紙』の台本も一息ついて、久々に韓国映画。パク・チャヌク監督『サイボーグでも大丈夫』。“ピ”って俳優、初めて見た。そーたにさんの奥さんをはじめ、何で奥様方はこの男に夢中になるのか。どうもわからん。映画自体はとても癖のある作品なので、積極的には薦められないが、個人的には好きな類▼愛聴盤のジュエル『ラブレター』を新しいオーディオで聴き直してみて驚いた。透明感のある美しい歌声がさらに表情豊かになった感じ。高い買い物だったが、今まで幾度となく聴いた愛聴盤が、どれも新鮮な感動をもって聴けるなんて最高にイイ買い物だった。ま、端から見たら単なるバカ者なんだろうけど。

06月25日(水)の断片

▼長年の愛聴盤、エラ・フィッツジェラルド&ルイ・アームストロング『エラ&ルイ』がSACD(スーパーオーディオCD)で再発されたので、久々に聴き直す。めちゃくちゃイイ音。音の輪郭が断然違う。何だコレ。モノラル録音じゃもったいない。同作品のレコードを引っ張り出して聴き比べてみる。ん〜、これはこれで味がある。オーディオを新しくしてから、すっかりアナログの音の虜になっていることもあって、甲乙つけ難し。ま、その前にこの作品、やっぱり大名盤。あらためて惚れ直した▼7月上旬に博品館でやる朗読劇『苦情の手紙』の稽古スケジュールが送られてきた。いよいよ今週から稽古開始。とは言っても、1組1回3時間のみの演出というルール。その前に、本がまだ直し切れてないのだ。つくづく遅筆。てか、芝居の時期になると気付くのだが、一日で使える時間、少な過ぎる。こんなんじゃ駄目だ。

06月20日(金)の断片

▼ジャズの老舗レーベル『BLUENOTE』の創始者、アルフレッド・ライオンの生誕100年を記念してまたもや過去の名盤が再発ラッシュ。ルディ・ヴァン・ゲルダー(伝説の録音技師)のマスター使用、新たなカッティング、コーティングジャケットなどいう釣り文句にまんまと煽られ、今年新たに買い換えた我が家のオーディオではどんな風に鳴るんだろうという興味も手伝って、既に持ってる名盤の何枚かを買い直す。その中の一枚。マイルスデイビス(名義は違うが)『サムシンエルス』を久々に聴き直す。素晴らしい。マイルスの吹き出しは、いつ聴いても鳥肌モノ。しかも今まで聴いてきた以上にすごくイイ音。しばらくハマってしまいそうだ▼本日、またしてもオーディオ修理。落ち着かない我が家のリスニング環境。今度はアナログプレイヤー。てか、ガリガリという雑音の原因をアンプ、フォノイコライザー…に求めていたのだが、結局はプレイヤーではないかという結論に至ったのだ。実は昨年からずっと迷い続けていたスピーカーも、他の機器のアップグレードに伴い、購入を決定。来月には理想の設備が整う。仕事をセミリタイヤしたら、この設備で思いっきり大音量で聴けるところに移り住むのだ。

06月16日(月)の断片

▼東京に住む高校時代の同級生とプチ同窓会。富山弁丸出しで。富山にいる同級生に電話したり、業界で知り合った、地元のスタッフに電話したり。かなり酔っ払った。深夜、恵比寿の街を富山弁で馬鹿話しながら歩く中年4人。懐かしいはずなのに、新鮮▼先日、新宿のディスクユニオンの中古レコードフロアに行った際、店内に流れるピアノ演奏が気になり、カウンターを確認すると、ドロシードネガンという女性ピアニストのあまり出回っていない作品だった。この人の作品は元々そんなに多くない上に自分好みの演奏だとあって俄然欲しくなる。が、そのアルバムは他のお客さんが検盤(レコードの状態を見ること)のために流して貰っていたもので、既に人のもの。ひと目惚れした女性が婚約してたのを知った感じ。何故、もうちょっと早く出会わなかったのか。そう運命を嘆いていた次の瞬間、思わぬ展開が。「ありがとうございます、キャンセルします」。検盤していた客が試聴した上でキャンセルしたのだ。強い想いは必ず成就するというのが持論だが、やはりそれは正しかった。というわけで、一方的に婚約破棄された女性を引き取ることに。ちょっと値は張ったが、そんなことはこの際、どうでもいい。帰宅して、すぐに針を落とす。やはり素晴らしい。これが人妻になるところだったかと思うと余計愛おしくなる。てか、中古だから元々、バツイチか。

06月14日(土)の断片

▼会議を終え、その足で原宿クエストホールへ。山中千尋コンサート、2日目。昨日とはまた違った選曲とアレンジ。アンコールで演奏した、新たなアレンジの『YAGIBUSHI』は凄まじかった。そんな演奏が間近で聴けたことの至福。招待して頂いた関係者各位に多謝。終演後、本人にご挨拶。天才と少しでも言葉を交わせる喜び。もう次のライヴが待ち遠しい。

06月13日(金)の断片

▼原宿クエストホールでスタートした山中千尋さんのコンサートを観に行く。たっぷり2時間半、至福の時間を過ごす。演奏中はとにかく頭の中が空っぽ。自然と演奏に夢中になり何も考えることなく音と一体化してる感じ。気持ちよく乗るとかそういった類ではなく、何というか、いつの間にかもの凄い勢いで巻き込まれてる感じだ。だから何かを考える余裕がない。それが彼女のライブの大きな魅力。そしてもうひとつの魅力がMC。本人はうまく喋れないので、かなりコンプレックスがあるようだが、間違いなく唯一無比のMCで、観客はそれを楽しんでいる。例えば、普通のMCといえば、次に演奏する曲名を紹介し、それにまつわるエピソードなどを話すものだが、彼女は、「次は『イパネマの娘』をやろうと思ってたんだけど、やめました」と演奏しない曲をわざわざ報告する。そんな時、聞かされた方は“あ、そうですか…”と虚ろな気分になるが、彼女の場合、そこで笑いが起きる。計算なのか、天然なのか。どうも判然としない。ただ、少なくとも数回、そんなMCに声を出して笑った。とにかく演奏は凄まじいし、MCは笑えるし、楽しいコンサート。終演後、楽屋でご本人に挨拶。原宿クエスト・2ディズなので明日が最終日。当然、行く。

06月12日(木)の断片

▼あるクイズ特番の会議。ディレクターの一人が「スイカを英語で何と言うか?」と聞かれて、堂々と「デカメロン」と答えてた。昭和40年生まれの同い年。自分も恥をかいた気分▼待ちに待ったカサンドラ・ウィルソンの新譜『Loverly』購入。仕事を終え、家のオーディオで聴き、移動中はカーオーディオで聴き、さらにiPodで聴いて…近年の彼女の作品は出せば傑作という感じ。斬新でいて、王道。今、最も貫禄のあるジャズボーカリスト▼そういえば、先週、併読していた2冊の本を読了。一冊は作家仲間から薦められていた伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』。氏の小説は何冊か読んでいるが、一番面白いかも。きっと映画になるな、コレ。もう一冊は前田塁『小説の設計図』。豊田由美のコラム(本を選ぶ際に参考にすることが多い)で言及されていた書評集。これが実に面白かった。例えば、『センセイの鞄』。話題になっていた当時、自分はこの小説を“変態小説”だと言ってて誰からも賛同を得なかったが、嬉しいことにこの『小説の設計図』では同様に“SM小説”として、巧みに(そして時に強引に)読み解いてて(深読みしてて)痛快だった。他にも『博士の愛した数式』や『犬身』なども独特な視点で批評していて面白かった。小説なんてどう解釈してもいいのだという指南書▼今週発売の『クイックジャパン』が『内村さまぁ〜ず』特集。かなり詳細なデータも載ってて感心。先日、このインタビューに答えたのだが、写真がかなり怪しい。まるで犯罪者。

05月19日(月)の断片

▼東京国際フォーラムで開催されたジャズの巨人・ソニーロリンズのコンサートへ。今年実に78歳になるロリンズの貴重なステージを数ヶ月前から楽しみにしていた。ステージから離れることたったの数メートル。2列目の中央席。ずっとロリンズが目の前でテナーを吹いてる幸せ。思い起こせば、自分がジャズにどっぷりとハマってしまったキッカケが彼の歴史的名盤『サキソフォンコロッサス』だった。以来、ロリンズの作品をすべて買い揃え、新譜が出る度に心躍らせ続けたこの28年。数年前に来日した時は“最後の来日公演”と言われていてもう生で聴くことはないのかと悲しくなった。そのせいもあって今回のまさかの来日が決まった時は興奮した。そしてそれ以上に今日の演奏には興奮させられた。吹けば吹くほど疲れを見せるどころかヒートアップ、茶目っ気混じりの『セントトーマス』でさらに観客を盛り上げ、アンコールで最高潮に達する。ほんとうに圧巻だった。もうすぐ80歳になろうかというお年寄りとは思えない溌剌とした演奏。その様子は“楽器を吹奏する”というよりは“呼吸する”という表現のほうがピッタリ。こんな風にテナーを吹くなんてまさに仙人の域だ。観客はロリンズの呼吸に吸い寄せられ、心を震わされているのだ。すべての演奏が終わり、超満員の会場はスタンディングオベーション。何度も何度もお礼をしながら少しずつ去っていく人の良さが印象的。次にあの人の生の演奏が聴けるのはいつなんだろう。帰宅して、過去と今を交錯させなから高校時代に繰り返し聴いた『Reel Life』を久々に聴き直した。

05月02日の断片

Eva Cassidyのライブ盤『Live At Blues Alley』をあらためて聴いて深く感動。渋谷HMVではもう半年以上もレコメンドCDになっていて、先日、それを目にして“そういえば、買って持ってたよなぁ”と思い、聴き直してみたのだ。聴く環境(や精神状態)によって突き刺さり方が違うのはよくあることで、最初に聴いた時の状況がこの作品とうまくそぐわなかったか。人生の一枚に加えよう▼仕事を終え、帰宅してオンタイムで『R30』をチェック。テレビを通して観てもやっぱり山中千尋さんの演奏は凄まじかった。番組終了後、彼女のアルバムを引っ張り出して聴く。ライブが待ち遠しい▼連続一万歩記録、2日目にして早くも途絶える。情けない。

04月30日の断片

▼久々に武道館へ。チックコリア&上原ひろみ Concert 「デュエット」。ジャズならではの丁々発止な連弾にぐいぐい引き込まれ、あっという間の2時間だった。たった2台のピアノ、たった2人のピアニスト。それだけでこんなに興奮させられるなんて。そもそもこの2人が昨年に行ったブルーノート東京でのライブを収めたCD『Duet』が素晴らしく、それがきっかけでチケットを取ったのだが、やはり生のステージは格別。普通のライブハウスと違い、ちと大きいが、会場には巨大なLEDが2台設置され、何台ものカメラでカット割りされた演奏の様子が映し出されて、逆にいい効果を上げていた。ジャズが解ってるDが指揮してるはずで、適時、的確な映像に感心。おそらくライブDVDが出るはず。今から待ち遠しい▼DVDといえば、「内村プロデュース」&「内村さまぁ〜ず(ネットで配信中)」が会社に届く。遅っ。こんな番組、やっぱり深夜にやってないといけないよなぁ▼会議をしていて、ふと携帯を見るとちょうど日付が変わった瞬間。5月。もう5月。もう5月かよ。まるで、4月がなかったかのように、5月。

04月28日の断片

▼後輩の女性放送作家がいつもエロいガムを噛んでやがる。今日のガムの名前は「グラマティック」。「いい匂いがするんですよ〜」と言うが、仕事中、口をいい匂いにさせてキスでもしようとしているのか。今日はまだ英語表記(しかも造語)でさほど目立たなかったが、以前はこんなのを口に含んでいた。一体、何をしてきたんだ▼エラフィッツジェラルドの珍しいアルバムを聴く。選曲家の橋本徹氏の推薦盤。『Things ain't what they used to be』。ここまでソウルフルに歌うエラを初めて聴いた。70年代前半。時代の流行りか。ジャズボーカルというよりはソウル。橋本氏がコンパイルしている『FREE SOUL』系が好きな方にはおススメ。自分的にも気に入った一枚。

04月25日の断片

▼ネットで購入した(らしい)CDが届く。箱を開いてみて愕然とした。全部、持ってるものばかり。何でこんなことが起きるのか。自分で自分に呆れる。よかった、怖い奥さんがいなくて▼ブラッドメルドーの新譜を聴く。Village Vanguardでのライブ録音だが、臨場感ある音にオーディオ機器を新しくして良かったと思う。いつものごとくストイックな演奏に聴く方としても自ずと真剣モード。

04月22日の断片

▼やっと自転車屋に、事故った時の自転車を持って行った。舞台で忙しく、その後も新番の立ち上げやら、リニューアルやらでなかなかそんな気分にならなかった。ま、この辺りが自分のダメなところなんだけど。気持ちが動かないと何もやらない。気持ちに左右される42歳。ダメだなぁ、そういうの。気持ちなど関係なく、頭で行動できるのってスゴイとは思うのだが、もう40年近く、出来ていないのだから、これからも無理なんだろうなぁ。あ、確定申告もしてないことを思い出した。ダメだなぁ、やっぱり▼で、その自転車。全損扱いらしい。カーボン仕様だったということもあり、車体のあちこちに亀裂が入ってる可能性があるとか。そりゃそうだ。宙で一回転して落下したんだから。強打した胸の痛みもまだ完治してないし▼買ったまま、ほったらかしだった「TOKYO No.1 SOUL SET」の新譜をやっと聴いた。レーベル移籍したのか。芸風も変わった。芸風って。渡辺俊美さんには以前、自分の舞台で選曲をして貰ったことがある。また一緒に仕事してみたい▼最近、当たりだったピアノトリオアルバム。「カートリバクトリオ」。説明的なジャケット写真だと思ったが、聴いてみると意味が判った。名盤。

04月18日の断片

▼5年前に“IQテスト”から始まった『テスト・ザ・ネイション』、今年は“地球テスト”。その最後の台本打ち。3時間の生放送なのでいろいろ大変。わざわざ作曲して貰った番組のテーマソング(!)を聴かせてもらったが、一発で気に入った。ミュージカル「ライオンキング」を彷彿とさせるアフリカンな曲調。スタジオ美術も普通の番組とは一線を画していてテンション上がる。ま、そんなこと今の視聴者には関係ないことなんだろうけど▼移動中、山下洋輔トリオの新譜を聴く。先月、炎上するピアノでジャズを演奏するという前衛的試みを行ったばかり。間近で観たかったなぁ。それにしても、輸入盤は煩わしい。内容ではなくパッケージまわりが。まずCDのビニールカバーが剥がしづらい。しかも容赦なくケースにはいろんなシールが貼られてる。せっかくのジャケットが隠れてしまうので、いつもキレイに剥がそうとするが、大抵、失敗する。今日も失敗▼深夜2時、最後の会議を終え、帰宅。疲れた脳を音楽で癒す…つもりが、ジョンゾーンのこんなアルパムを聴いてしまい、目が冴える。面白い作品。前衛色は薄いとはいえ、ビギナーには勧めない一枚▼仕事しながら、あれもこれもとジャズを聴いていたら、こんなことに。まるで、子供のオモチャ状態。あるいは、オモチャってこういうのが正しい在り方なのかも。

04月17日の断片

▼車を走らせていて、何やら車体に違和感。アクセルを踏むとガタガタという妙な音がする。タイヤに原因があるような気がして、路肩に停めて確認してみたところ、あり得ない状態になってた。てか、よくこのまんまで走ってたな、俺。すぐにエマージェンシーサービスを頼み、レッカー移動▼先月ぐらいから、愛機のオーディオアンプ(Machintosh!)の調子が悪く、本日、無料交換。まだ買って半年も経たないので初期不良扱い。久しぶりにマッキンでレコードを鳴らしたが、この粒だった音が堪らない▼シアターモリエールで、ロバート・アラン・アンカーマン演出の『バーム・イン・ギリヤド』を観劇。1965年(!)にオフ・ブロードウェイ初演の群像劇。実に30人もの登場人物が入り乱れ、いくつもの時間軸が同時に存在する混沌とした世界。興味深く観た▼インドのミュージシャンによるマイルスディビス作品集『マイルス・フロム・インディア』を聴く。インド楽器によるマイルス。一時期、インド音楽にハマってたことがあったが、今はこの精神性がちとヘビー。確かにマイルスはスピリチュアルなミュージシャンだったとは思うのだけど…

04月16日の断片

▼MacBookAirのCMに登場する書類封筒に擬えて作られた革製キャリーケース。中はフェルト生地になっていて、Macに優しいのだ。中には作った人の(ハンドメイドなのだ)メッセージフォトカードも(笑顔だった)同封されていて、しかも赤いボタンと紐のスペアまでついてる。こんな細やかな心遣いに癒される▼買ったまま一度も聴いてなかった新品アルバムをCDの山の中から発見。これがまさに掘り出し物。エルンスト・グレールム『OMNIBUS TWO』。ピアノトリオの大傑作▼『あらびき団』のOAチェック。寺の住職が普通に「説法」を披露。普通の番組じゃコレ出来ないよなぁ。去年のマイ寺ブームで、説法の番組が出来ないものかと考えていたのだが、意外なカタチで実現。さらに、福山雅治の物真似をしながらみっちーと大山英雄が“ザ・たっち”のネタをやるのには笑った。くだらなすぎ。今、自分がやってる番組で声を出して笑いながら見てるのはこの番組と『アメトーーク』ぐらい。あ、『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』も。深夜番組に限っていえば、意外に幸せな境遇にあるんだと今、知った。

04月11日の断片

▼R30の収録に立ち会う。レギュラー番組の場合、初回以外は収録を見に行くことはめったにないのだが、今回ばかりは特別。ジャズピアニスト・山中千尋さんの生演奏が聴けるとあっては行かざるを得ない。収録は生演奏からスタート。彼女お得意のナンバー、群馬県民謡「八木節」。いつものごとく、凄まじい演奏に興奮。至福の時。その後のトークも国分太一さんがキーボードをやってることもあって盛り上がり、彼女のファン(またはジャズファン)以外の人でも楽しめる内容になったはず。個人的に強く希望してキャスティングしてもらい、構成も立てたのでひと安心。収録後、山中さんにお礼を兼ねてご挨拶。デビュー以来ずっとファンだった人と一緒に仕事が出来て嬉しい限り。6月のライブも今から待ち遠しい。で、山中さんの後のゲスト収録は草間彌生さん。ホント、いい番組だなぁ。自画自賛。

04月05日の断片

▼午前11時、劇場入り。昨日のダメ出しを元に軽く小返し。あっという間に、マチネ本番。とてもバランスのいい出来。疲れが出るどころかさらに体に馴染んできた感じさえある▼終演後、軽くダメ出しをした後、時間が空いたので久々に新宿のディスクユニオンジャズ館へ。中古レコードを中心に乱れ買い。その中でRAY DRAPERというチューバ奏者の珍しいレコードを発見。話には聞いたことはあったが、まさか手に入るとは。サイドメンにジョンコルトレーンがいたりと隠れた名盤と言われてる一枚。掘り出し物▼ソワレ、マチネに続き、出来はいい。勿論、残念なところはいくつかあるが、完璧な人間がいないように、芝居も完璧なものは存在しない。まるで、村上春樹の『風の歌を聴け』の出だし▼終演後、一日早い打ち上げ。このカンパニー、楽日だとスタッフさんが片付けで打ち上げに参加出来ないので、一日前にやる。明日まだ2ステージ残っているので、気持ちはまったく開放感がない。その後、観に来てた劇団員たちに軽く合流し、深夜、帰宅。で、買ったばかりのレコードを聴く。が、爆睡。

03月21日の断片

▼ラストスパート稽古。舞台セット上で稽古出来るのは、今日含めてわずか三日。気は焦るばかり。ダンスと回想が入り交じって進行する、この舞台の一番の見せ所を重点的に稽古。ダンスの立ち位置と動きに絡めて芝居的な立ち位置と動きを決めていく。あっという間に数時間が経過。短い食事休憩を取り、夜は強引に通しリハ。思った以上に出来が悪く、落胆。この週末でどこまで引き上げることが出来るか▼稽古後、特番会議へ。純粋お笑い特番。このご時世、単純にこういう番組をやれるのが嬉しい▼アマゾンから、Gregory Fineというロシアのジャズピアニストの『the Hits of Jazz』が届く。先日、「Happy Bluesday」という傑作アルバムを聴き、新たに購入した一枚。かなりベタ。楽曲もスタンダードばかり。ジャズピアノ入門には絶好の一枚。こういうのから入ると正しい(偏らない)ジャズファンになるような気がする。

03月19日の断片

▼稽古、ラストスパート。クライマックスの場面を何度も細かく修正しながら繰り返す。終わってみれば、10分ぐらいのシーンに5時間以上もかかってた。でも半分も出来てない。焦る。まだまだ芝居がスカスカなので、役者たちに「このままじゃ、骨粗鬆症のような芝居になる」と危機感を煽ってみたが、反応が今イチ。しまった、十代の連中にはその喩えはピンとこなかったか▼本日の炊き出しは「豚汁」。稽古場で食べるとやたらに美味い▼稽古後、番組のVTRチェック。たっぷり4時間。ヘロヘロ▼深夜2時、帰宅してアマゾンから届いてたROMA TRIOの新譜『Ciao Ciao Bambina』を流しながら、書き仕事。選曲といい、ジャケ写といい、ヴィーナスレコードは戦略的。部屋に飾っておきたい一枚。

03月18日の断片

▼アマゾンから届いたCDが大当たり。Gregory Fine Trio「Happy Bluesday」。軽快で転がるようなタッチのジャズピアノ。初めて知ったピアニストだが(なのに何故ネットで買ったのか記憶になし)愛聴盤の仲間入り▼人にジャズが好きだと言うと決まって気取ったポーズだと思われ、その度に、心の中でその認識の浅さを哀れむのだが、そもそもジャズってオシャレとは無縁な音楽なのだ。その名称自体、“JASS”という“精液”を表すスラングが語源だったりもするし、ジャズ喫茶全盛の時代は、煙草の煙が充満した暗い地下の喫茶店で誰もが口を閉ざして大音量で鳴るスピーカーに耳を傾けて聴くような暗い音楽だった。自分が上京したての頃もまだその名残りはあって、そんな店に行くと文庫本を読みながら足でリズムを刻んでるダサめな連中が沢山いた。なのに、最近はめっきり気取ったオシャレな音楽というイメージが強くなり、そのせいで雰囲気づくりのために至る所でジャズが氾濫。確かに、それはそれで上っ面なムード作りという役目は果たしているのだろうが、ジャズの真髄はというと、やはり即興演奏なのだ。ちなみに、高校時代にしょっちゅう聴いてたコルトレーンの「My Favorite Things」をYouTubeで発見。今、聴くとさすがにヘビーだ。これも高校時代に心酔していたオーネットコールマン。さすがにこれもヘビー。てか、YouTube、今更ながら映像の宝庫だな▼明日、「内村ブロデュース」のDVDが発売されるみたいだ。それを記念して今週土曜深夜に久々に「内村ブロデュース」が放送される。まだ見てないけど、おそらく相変わらずくだらないはず。と同時に、今ネットでやってる「内P」の流れを汲む「内村さまぁ〜ず」という番組もDVDになるらしい。思い出が溜まっていく▼二日間の休みを経て、明日から稽古はラストスパート。来週は本番週。間に合うか。

03月14日の断片

▼ユニバーサルミュージックで天才ジャズピアニスト、山中千尋さんの取材。今度、自分の番組にゲストとして出て貰うのだ。今、地上派で彼女のような人材が出るような番組は、たとえ深夜でもなかなかない。どこもかしこも同じような顔ぶれ。何の刺激もない。昔はサブカルな匂いがする番組が沢山あった。放送作家の大先輩、景山民夫さんがホストを務めてた「クリティクス」なんて対談番組はホント好きだったなぁ。話が逸れた。そんな訳で、「R30」というちょっと特殊なトーク番組(だからあまり数字はよくないんだけど)にその天才ジャズピアニストが出演してくれることに。それを許可してくれたプロデューサーも偉い。ま、殆ど自分がゴリ押ししたんだけど。彼女はルックスで人気があると思われがちだが、とにかく凄いのは、変拍子と独特なアレンジで奏でるオリジナリティ溢れる楽曲とパワフルな即興演奏だ。取材してみると、想像通り、天才ならではのカオスな話しっぷり。たっぷり2時間、至福の時を過ごす。個人的にはもっとジャズピアニストとしてのディープな話を聞きたかったのだが、自分がやってることを言葉数多く語るのは凡才の常。やはり天才は自分の音楽についてはなかなか語ろうとしない。何故なら、作品がすべてを語っているからだ。ま、その前にテレビ番組の取材でそうディープにジャズのことを語ってもしょうがないのだけど。収録当日は生演奏もしてくれることになり、貴重な放送になりそうだ。勿論、観に行くつもり。そういえば、彼女は今年、過去に数々の天才たちが受賞している「日本ジャズ大賞」を受賞(ま、世間的にはあまり知られてない賞だけど)したが、それに留まらずさらなる世界的なジャズピアニストになるはず。取材後、一番の愛聴盤にサインを頂く。役得。

03月01日の断片

▼会議の合間に演劇プロデューサーと打ち合わせ。今月末に、実は外部のブロデュース公演が控えていて、演出を担当。来週から稽古が始まるのだが、まだ台本がない。自分も遅筆なので人のことはいえないが、初めてやる俳優陣たちを演出するのでそれなりに焦燥感に駆られる。ま、何とかなるか▼夜、DVDで映画。中江裕司監督『恋しくて』。BEGINのデビューにまつわる逸話を題材にした映画。「イカ天」出演も描かれていたりして当時を思い出す。その素人バンドの歌声に魅せられ、彼らの出演だけをまとめて録画してた。あのVTR、どこいったんだろ。でも今、YouTubeで発見。便利な世の中だ▼グラミー賞を受賞したAMY WINEHOUSEがいい。正直、今回の受賞で初めて聴いたのだが、唯一無比な歌声に今後もずっと聴き続けるだろう女性ボーカリストのひとりとなった。さらに初めて聴いたDMITRI KOLESNIKというジャズピアニストの『FIVE CORNERS』もいい。やはり美脚ジャケにハズレなし。

02月29日の断片

▼夕方、小一時間空いたのでパスタを食べようと、会社の近所のイタメシ屋に行くが準備中。とは言ってももう腹はパスタになっているので、隣にあるサイゼリアに入る。で、驚いた。店内が女子高生で埋め尽くされている。入った瞬間、若い女の子たちが発する独特なむわっとした空気にひるむも、すぐに店員から「お一人様ですか?」と声をかけられ、逃げることも出来ず。結局、女子高生に混じって、カルボナーラを食べる。かなり妙な光景。この様子を写真に収めようという考えが一瞬脳裡をよぎるも変態だと思われそうで思い止まる▼某特番の会議に行くと、会議机がこんなことに。これ、話しづらいだろう。向かい側の人は鼻から上しか見えない。会議室からスタッフルームへの移行期間らしいが、だからといってこの部屋を取らなくても。ちなみに、写真に写るスーツ姿の男は、某制作会社の新人AD。“スーツAD”と名付けたら、今後この格好で働き続けますと宣言。Dに昇格するまでの制服だと思って頑張ってもらいたい▼連日、山中千尋の新譜を聴いているが、何か物足りなさを感じると思っていたら、ふとそれが“狂気”だということに気付いた。昨年、福岡で見たライブの狂気じみた演奏には鳥肌がたった。とにかく“狂気”に触れたいのだ。この流れで言及するのもどうかと思うが、そんな精神状態が影響してるのか、鳥居みゆきにはどうにも笑っちゃうのだ▼二月最終日。昨年末から始めている「1ヶ月1キロ減」計画。11月に73キロを超えた体重が、12月に72キロ台、1月に71キロ台と、計画通り、減量。そして本日、その計測日。順調だ。3月はいよいよ60キロ台計画。ゴールは7月。ベスト体重65キロまで持っていきたいが、はたして実現できるか。

02月28日の断片

▼朝10時から深夜1時までびっちり会議やら打ち合わせやら劇団ミーティングやら。さすがに8連続は疲労困憊。バランス悪すぎ▼そんな中、昨日、山中千尋のオスカーピーターソントリビュート作品を聴いたこともあって、久々に『WE GET REQUESTS』を移動中の車内で聴く。個人的に好きなジャズピアニストを3人挙げろと言われたら、迷わず入れる1人。やっぱり至高のピアニスト。

02月26日の断片

▼会議と会議の間が1時間半。しかも月末。迷うことなく渋谷タワレコへ。待ちに待った山中千尋の新譜を購入。その他、今月は聴きたい作品が多く、またもや独身貴族買い▼深夜、すべての会議を終え、山中千尋の『AFTER HOURS』を聴く。昨年末に急逝したジャズピアニスト、オスカーピーターソンへのトリビュート。これまでの山中作品とは一線を画す番外編という感じの作品。勿論、傑作には違いないのだけど。

01月31日の断片

▼会議の合間に秋葉原のサウンドハウスへ。アナログプレイヤーの振動を抑えるゴムシートを購入。十数年ぶりにオーディオマイブーム。せっかくだからと各フロアを試聴して廻る。危険な領域に踏み込まないよう自制しながら。深みにハマると借金地獄。平気で数百万もするプレイヤーとかあるのだ。でもいい音を聴いてしまうとこれをうちでも再現したいと思ってしまうから怖い。気をつけないと▼店内に流れていたカサンドラウィルソンの旧いアルバムを耳にして、こんないいアルバムだったかと思う。『belly of the sun』。帰宅して早速CDを引っ張り出して聴く。愛聴盤の仲間入り。店で聴いた時ほど音は良くないけど。まずい、そんな風に思うのはやめよう。

01月15日の断片

▼先週、届いたピムヤコブスというピアニストが思いの外良かったので、ネットで他の作品を調べてみたら、これが意外にリーダー作は少なく、逆にリタ・ライスという女性ボーカルの伴奏を務めている作品が多い。リタ・ライスという歌手は知らなかったがこの機会に聴いてみようとamazonでワンクリック。それが今日届いて早速試聴。古き良きジャズを彷彿させる好みの作品でどストライク。ジャケ買い(ネットだからジャケットだけが判断材料)成功。当たりの連鎖。

01月14日の断片

▼ある番組の新年会に遅れて参加。深夜番組なので少人数でこじんまりとやるんだと思ったら80人近く集まっていて驚く。大勢の前で紹介されちょっとしたドッキリ状態▼一次会で帰宅して軽く仕事した後、未開封のCDを乱聴。その中の一枚、ダラーブランド(現在はアブドゥラ・イブラヒムというイスラム名を名乗っているらしい)という南アフリカのピアニストに心酔。強烈なタッチで激しく奏でるピアノソロ。キースジャレットのそれとはまた異なる恍惚の世界。何でこんな凄いピアニストのこと、今まで知らなかったんだろ。ダラー・ブランド『アフリカン・ピアノ』(ジャズ初級者にはおすすめ出来ないけど)。

01月08日の断片

▼amazonやHMVからいつ注文したのか記憶にないCDが届くことが度々ある。“度々ある”のは“だらしない”の類に入ると思うが、過去の自分からの贈り物のようで実は密かな楽しみでもある。しかも不思議なことにそうやって届いた作品は“当たり”の場合が非常に多いのだ。今日届いたCDもいつ何がきっかけで購入したのかまったくもって思い出せないのだが、内容は“大当たり”だった。Trio Pim Jacobs『Come fly with me』。オランダのピアニスト。スタンダード曲を最小限の音で奏でる、もろ好みのピアノトリオ。最近はいいCDに出会ったらすぐにレコードが売られてないかを調べてしまうのだが、案の定、廃盤。かろうじてネットオークションで発見したのはオリジナル盤だったが傷アリの上に値段も高過ぎる。悶々。アナログで聴いてみたい。関係ないが、ある雑誌でこんな特集が。中高年を中心にした原点回帰。あるいは懐古趣味。みんな、疲れてんのかも。

01月07日の断片

▼部屋の模様替えを機に、以前から欲しいと思っていた写真集をネットで購入。今日届いた。William Claxton『Jazz life』。1961年にドイツで出版された、有名無名のジャズミュージシャンたちの姿を捉えた貴重な写真集だ。いつもなら欲しいと思ったらすぐに買ってしまうのに何故この写真集は買わずにいたか。それは“デカイ”からだ。DVDと比べるとこれぐらいデカイ。開くとこんな感じにデカイ。でも“デカイ”というのはそれだけで心震わすものがある。こうなったらいっそのこと、これまた“デカイ”(かつ高価)というだけで諦めていたあの写真集も買ってしまおうかという考えが脳裡をよぎる。危険な購買欲連鎖。

01月04日の断片

▼テレビ業界的にはあり得ない正月4日からの会議。しかも10時間。通常営業以上の疲労感。やっぱり精神が疲労感に与える影響って大きいのだ▼ヴィーナスレコードというレーベルがある。中高年好み(を狙っているに違いない。演奏だけじゃなく選曲もジャケット写真も)のジャズを連発する、実に戦略的なレーベルなのだが、そこから新たにデビューした女性ボーカリストが(まんまと戦略にハマったみたいで悔しいが)実にイイ。Nicki Parrott『Moon River』。デビュー作と思えない程の自然体でスタンダード曲をさらりと歌いこなす。しかもこのニッキパロット、ただのボーカルではない。ウッドベーシストでもあるのだ。いまだかつてウッドベースを弾きながら歌う女性ジャズボーカリストにはお目にかかったことがない(男性も自分が知る限りではいない)。ウッドベースとボーカル。このミスマッチな取り合わせだけでも話題性がある。ヴィーナスレコード、ツボを心得てる。

12月29日の断片

▽年の瀬も押し詰まったこんな時期に新番の収録。第1回目なので当然立ち会う。思えばこの番組、数年前に穴埋め的にやった地震特番が元になってるのだが、まさかそれがレギュラーとして着地するとは思ってもみなかった。何がどうなるか解らないものだ▽ようやく緩やかになりつつあるスケジュール。ディスクユニオンの廃盤セールに出掛ける。普通はセールといえば安くなるものだが、廃盤レコードの場合、そんなこともなく。普段なかなか出ない掘り出し物がたくさん売り場に並ぶという意味でのセールなのだ。中には数十万もするようなレア盤もあって驚く。さすがにレコードにその金額は出せない。が、それなりに散財。スペイン出身の盲目の天才ピアニスト、テテモントリューの「recordando a LINE」は、ネットでもなかなか入手することが出来ないレア盤で、ファンとしては垂涎の一枚。という訳で、衝動買い。その他にも何枚かレア盤をゲット。年末は金銭感覚が弛みがち。同じ建物にあるCD売り場で、勘を頼りに買った「CROMBIE MURDOCH クロンビー・マードック」が大ヒット。初めて知るニュージーランドのピアニスト。今年聴いたピアノトリオの中でも三本の指に入る名盤。試聴せず(というか出来ない場合は)勘を頼りに買うとハズすことも多々あり、お金の無駄遣いにもなるからやめようと思ってはいるが、こんなことが起きるので完全にはやめられない。

12月16日の断片

▽おそらく今年聴いたジャズアルバムのなかでも十本の指に入る程の名盤が、マンハッタンジャズオーケストラ『IN THE MOOD』。グレンミラー楽団の名曲をリアレンジした作品だが、デビッドマシューズ(今年、ブルーノートでサイン&握手して貰った)の斬新な編曲が素晴らしい。アドリブソロとアンサンブルのアレンジには舌を巻く。モダンとスイングの奇跡的な融合。でもある程度、ビッグバンドを聴いたことがないとこの凄さは伝わらないかも。やはり美脚モノにハズレなし▽さらに、昨日、ジャケ買いしたボーカルアルバムが大当たり。PiLAR DE LA HOZ『JAZZ CON SABOR PERUANO』。初めて聴いたが、ペルーの女性歌手。アコースティックでボサノバチックなジャズ。ボサノバのアルバムには引っかかりがないものが多くあまり好んで聴くことはないが、これは別。なんとも不思議なテイストの女性ボーカル作品▽週に何日かは本気で自転車移動しようかと思い、リュックサックを購入。以前から探していたがやっと気に入ったデザインが見つかった。でもホントに自転車移動出来るのか▽夜、台本書きの合間に独身作家仲間4人で塩鍋。いつ食べても美味。

11月8日の断片

▽本日も10時スタート。数時間の睡眠にもかかわらず自然と8時過ぎに目が覚めるようになった▽TOK TOK TOKのライブCD「reach out and sway your booty」がアマゾンから届き、早速聴いてみた。やっぱり最高。その他、渡辺貞夫「BASIE'S AT NIGHT」(ある会議で「今は何してるの?まだやってる?」という話になったが、やはりまだまだジャズはマイナーなジャンルなんだと痛感。これは新譜アルバム。近年のナベサダの熟練プレイはかなりイイ!)、オードリーモリス「Bistro Ballads」がこのところ車内で繰り返し聴いてるジャズアルバム▽本日も『ロマンチック』稽古。5日目。順調に進行。動きの筋道を決めていく作業。この道筋をどう走るかはまだ先のこと。今は道作り▽稽古後、本日締め切りの台本を2本抱えてたので稽古場近くのフォルクスで慌てて台本書き。深夜1時半、ようやく書き上げ、送信▽帰宅して、別の仕事に取りかかろうとするもデスク周りの散乱ぶりにウンザリ。ま、自分のせいなんだけど。なんか無性に環境を変えたくなってるが引っ越しするのもなぁ。とりあえずこの一週間で部屋を整理しよう。

11月25日の断片

Dscf2586▽午前中会議を1本済ませて、羽田空港へ。実はこの週末に予定されていた会議がすべてなくなったので急遽温泉行きを決意。今回は以前から一度は行ってみたかった湯布院。芝居も終わり、秋晴れの中、清々しい気分で羽田空港へ車を走らせ、一路、大分県は湯布院へ。で、到着したら土砂降り。九州は俺のことを嫌ってるのか。ま、元々出歩くつもりはなかったけど。でも気分は萎える。そんな訳で、19時に今回の宿、旅亭・田乃倉にチェックイン。夕飯を食べて、温泉に入って、深夜遅くまでずっと『24』シーズン2を観まくる▽写真は「ビートルズ最新作」と謳っている『LOVE』。一応、聴いてみたが、コレ、そんなキャッチに騙されて買うと落胆するかも。今、ウィンラスベガスでやっているシルクドソレイユの最新作用のサウンドトラック。

10月29日の断片

Dscf2392▽昨日に引き続き、稽古。今回は女優陣が中心の舞台(と、「舞台」を出すつもりで変換キーを押すと「部隊」が出てきてしまい、そんな意味もあるように思えて)なので、また雰囲気の違ったものが出来るような気がしているが、まだまだ曖昧模糊とした段階だ▽公演準備中、頭を休める時に流すことが多いエブリシング・バッド・ザ・ガール『アコースティック』。好きなんだよなぁ、トレイシーソーンの声。

10月2日の断片

Dscf2213_1▽Free Soulシリーズのベスト盤コンピ『We Love Free Soul 3』。1、2共に橋本徹氏(弁護士ではない)選曲の珠玉のソウルがぎっしり。ただケースがデカイので収納が面倒▽ちょっとショックなことがあった。ま、自分が悪いんだけど、でもやっぱ凹む。

9月28日の断片

Dscf2351▽気分転換にはうってつけの楽しいアルバム。Asylum Street Spankers『Mommy Says No !』。コメディミュージカルを観てる感じ。これは新作だが、このバンドここんとこずっとハズレなし▽トーク番組で配られたゲスト資料。さすがにこれ全部に目を通す気力はない▽『家庭の医学』の打ち合わせで聞いたのだが、日本人は程度の差はあれど実に8割以上がO脚らしい。専門の医者曰く、歪んでいない正常な脚はたったの3%しかいないんだとか。自分の脚が歪んでいるか否かを確かめる簡単な方法。両足のかかとをつけた状態で、太ももの真ん中あたりがくっつき、膝がくっつき、ふくらはぎの真ん中あたりもくっつく。この三点が同時にくっついていれば正常。試しにスタッフ一同でやってみたところ、なんと!自分だけが三点クリア!日本の3%に入る美脚を持つ放送作家。ま、短いけど。

9月25日の断片

Dscf2181▽ジャックジョンソンの出現以来、巷ではサーフミュージック流行りだが、コレもその一枚。曲調はもろジャックジョンソンで、声質はちょい線が細くて頼りない感じ。それがツボ。Ted Lennon『Water & Bones』▽聴いて気に入ったCDの写真を載せるようになってから、よくそんなに音楽を聴く時間があるねと言われるが、聴くのはもっぱら移動中の車内。ホントは家でゆっくりと音楽を聴くような生活がしたいが、そうもいかない。家でやる優先順位は仕事、映画、読書ってことになるなぁ。音楽はやっぱり目を奪われない分、移動時間に充てられる▽午前中の会議が休みだと思っていたら、休みなのは来週で今週は通常通りあったことを後で知る。思いっきり勘違い。申し訳ないことをした。しかも、夜、ある会議が紛糾。次の会議に2時間も遅刻。これまた申し訳ないことをした。が、企画が固まって気分はスッキリ。

9月24日の断片

Dscf2179▽Minnie Riperton『FREE SOUL. the classic of Minnie Riperton』。このFREE SOULシリーズ、ほんと選曲がいいんだよなぁ。他のベストと比べるとその差は歴然。橋本徹氏(弁護士とは別人)のセンスに脱帽▽来週日曜日のプレ公演イベントに使うので、劇団員と共にうちにあるレコードラックを稽古場に運ぶ。イベントでは即興エチュードをやる予定。まだ締め切ってないと思うのでスペシャルメンバーズの皆さんは早めにお申し込みください▽誤って爪楊枝をばらまいてしまった。しかも流し台に。全部、びしょ濡れ。捨てるしかない。もったいない

9月20日の断片

Dscf2160▽ブラジル音楽の名盤。カルトーラ『愛するマンゲイラ』。30年以上も前の録音。カルトーラ、69歳。すごいジイさん▽会議がなくなり慌てて映画へ。先月から観ようとして見逃し続けていたウッディアレンの『マッチポイント』。感想は略。ワンアイディアで映画が撮れる羨ましい監督。71歳。これまたすごいジイさん▽夜、ビフォーアフターの音楽を担当していた松谷卓さんのライブへ。類い希な作曲家。美しい曲を堪能。終演後、ご挨拶。

9月19日の断片

Dscf2162▽今日聴いた一枚。コロンビア共和国のマリンバ楽団。『iArriba Suena Marimba!』。打楽器に合わせて歌うプリミティブなコーラス。思いっきり民族音楽▽すべての会議を終え、ご飯どうしようかと思いながら駐車場に向かうと旧知のP陣と遭遇。絶妙なタイミングでご飯に誘われる。麻布十番で焼き鳥▽帰宅して台本書きに取りかかろうとしたら収録が中止になったとの連絡。書いてなくてよかった。てか、大丈夫なのか。

9月16日の断片

Dscf2128_1▽ルベーン・ゴンサレス『イントロデューシング』を久々に聴いた。キューバ音楽のピアノ作品はコレ一枚で十分と思うくらいの名盤。哀愁と情熱が混ざり合ったキューバンメロディを力強いピアノタッチで奏でる天才ピアニスト▽10月に放送予定の特番『大改造!劇的ビフォーアフター』のスタジオ台本打ち。打ち合わせの場所は家具屋。というのも、この番組の総合演出がインテリア好きが高じて自分で家具のお店を出してしまったのだ。番組が人の人生を変えてしまうことは時々起こるが、彼もその1人。家具に囲まれた店内で番組の打ち合わせをするのも不思議な感じだった。で、肝心の番組だが、久々に見るとやっぱり面白い。10月8日(日)20時からテレビ朝日で放送。是非ご覧ください。

9月15日の断片

Dscf2127_1▽今年トニー賞最優秀ミュージカル作品賞を受賞した『ジャージーボーイズ』。そのサントラ版。オリジナルメンバーだけあって歌唱力がズバ抜けてる。このミュージカル、フォーシーズンズというボーカルグループがモデルになってるんだけど、本家よりもこっちの方がイイかも。劇場でパンフレットと一緒に購入したのだが、アマゾンやCDショップなどでも入手可能▽ちょっと大きな仕事の依頼があったが、公演準備期間ともろ重なるのでさんざん迷った挙げ句、泣く泣くお断りする。公演、ガンバろ。