06月15日(日)の断片

▼“視聴率をとった素材”をリアレンジして手っ取り早く数字を取ろうというループ現象が続くテレビ界。ここ2、3年はその傾向が特に強い。そんな時代と逆行して、作り手が“この素材が面白い”と思うものを最優先させてつくろうとしている『近未来予測テレビ・ジキル&ハイド』は、人によってはそのやり方は愚直に映るに違いなく、実際、視聴率には苦労しているのだが、そんな中、プロデューサーから嬉しい知らせが。4月に放送したスペシャルが「ギャラクシー賞」の月間賞を受賞したらしい。みんなに嫌われていたと思ってたら、一人の女の子にだけ「実は好きでした」とこっそり告白されたような気分。こんなことだけでもモチベーションは充電できる。ま、数字がいいのが一番なんだけど▼東京芸術劇場で『春子ブックセンター』を観劇。観ながら、芸人さんと役者さんの芝居の違いについて考えを巡らす▼実は自分も来月頭に博品館で舞台をやる予定。詳細は近々。その本の直しがままならず。やばい。

05月04日の断片

▼東京芸術劇場で雨上がり決死隊の宮迫さん主演の『空中ブランコ』を観劇。宮迫さんの間の取り方としなやかな演技は群を抜いていて、有名人ということを差し引いても、普通は笑いが起きないところで笑いが起きてるのはスゴイ。しかも、そこにあざとさは感じさせず、さすがだ(これ下手な役者や逆に変に自信もってる役者がやるとあざとくてファンしか笑わないダメなものになることが多いのだ)。本もその語り口に倉持さんの独特なセンスが伺え何度も唸る。笑いをきちんと起こす演出にも感服。作・演出ともに小劇場出身だがいい意味でその匂いが漂っていてとても面白かった▼夜、リニューアルした新番のオフラインチェック。こっちもある意味、“空中ブランコ”。編集所が近いということもあり、歩いて往復。結果、5月に入って二度目の一万歩達成。てか、一万歩歩くのって大変だよ。

04月17日の断片

▼車を走らせていて、何やら車体に違和感。アクセルを踏むとガタガタという妙な音がする。タイヤに原因があるような気がして、路肩に停めて確認してみたところ、あり得ない状態になってた。てか、よくこのまんまで走ってたな、俺。すぐにエマージェンシーサービスを頼み、レッカー移動▼先月ぐらいから、愛機のオーディオアンプ(Machintosh!)の調子が悪く、本日、無料交換。まだ買って半年も経たないので初期不良扱い。久しぶりにマッキンでレコードを鳴らしたが、この粒だった音が堪らない▼シアターモリエールで、ロバート・アラン・アンカーマン演出の『バーム・イン・ギリヤド』を観劇。1965年(!)にオフ・ブロードウェイ初演の群像劇。実に30人もの登場人物が入り乱れ、いくつもの時間軸が同時に存在する混沌とした世界。興味深く観た▼インドのミュージシャンによるマイルスディビス作品集『マイルス・フロム・インディア』を聴く。インド楽器によるマイルス。一時期、インド音楽にハマってたことがあったが、今はこの精神性がちとヘビー。確かにマイルスはスピリチュアルなミュージシャンだったとは思うのだけど…

04月13日の断片

▼台本書きの合間に、下北沢へ。劇団員たちがユニットを組んで、駅前劇場隣のオフオフシアターで公演をやっているのだ。作・演出の四方田らしい作品▼観劇後、今度はギャラリーGEKIで開催中の写真展に顔を出す。インディーズなアイドル(と言ってももう30歳をとうに過ぎてんだな)宍戸留美さんが撮影した写真作品を披露。もう十数年来の知り合いだが、5、6年ぶりに再会。お互い軽く近況を語る。今は声優をやりつつ、音楽やって、芝居やって、写真やって。好きなものが似てるので昔から親近感を感じる。相変わらず、その“好きなことをやって生きてく感”は羨ましく▼帰宅して、台本書きの続き。が、正念場の番組のオンエアが気になり、ついつい見てしまう。

02月03日の断片

▼今年東京では二度目の大雪。目覚めて窓の外が真っ白だとやはり反射的に田舎の、冬の朝を思い出す▼年末に買ったまま、きっかけを逸してほったらかしになっていたWii Fitをやってみた。面白い。Wii Sportsよりも面白いかも。ま、この歳で、日曜日に家でWii Fitのヨガとかやってるのも妙な光景なんだろうけど▼夜、三鷹にある武蔵野芸能劇場にて知人の芝居を観劇。永井愛・作、加藤健一・演出『見よ、飛行機の高く飛べるを』。整然たる戯曲と端正な演出。俳優教室の卒業公演らしい統率のとれた舞台。終演後、久々に知人と再会。もう7、8年ぶりか。以前、教材台本で自分の本を演ったと聞かされ、恐縮。てか、使ったという本は戯曲というよりはコント台本だ。一体、誰がその本を手に入れたのか▼帰宅して、同録チェックしたりしてたらすぐに深夜。あっという間の日曜日。

01月30日の断片

▼睡眠時間2時間しかなかったので寝てしまわないか不安だったが、結果、睡魔に襲われることなく観劇。NODA MAP『キル』。パンフを読んで知ったが、今回は再々演。三回とも観てた。一ヶ月余りの公演、多少役者陣に疲れが見えたものの最後まで魅了される。今回の目玉は何と言っても妻夫木(初舞台)&広末の共演。感服。実に華のある二人だ。映画や芝居を観た後は決まって反芻しながら歩きたくなるのだが、本日も渋谷から青山まで歩く。で、店の前を通りかかったのでつい入ってしまった。とんかつ志味津。とんかつって。

01月27日の断片

▼渋谷パルコにて「志の輔らくごinパルコ」を観た。千秋楽。一ヶ月たった1人で喋り切った最終日。喉の嗄れ具合にその偉業が伺える。いつものように新作落語に感服。産みの苦しみを知ってるだけに笑いながら別の感情も滲み出す。「宿屋の富」という古典に続き、二月に映画化される名作「歓喜の歌」。なるほど、映画の題材にしたくなるのが判る。終演後、師匠にご挨拶▼新年になって読み始めた松浦理英子『犬身』をようやく読了。衝撃を受けた『親指Pの修業時代』から14年。楽しみにしていた新作。話が進みつれどんどん主題の深みにはまっていき、決して成功してるとは思えないが、描写の巧さには舌を巻く▼深夜、DVDで『主人公は僕だった』を観る。設定だけ読むと惹き付けられるが、辻褄の合わなさというか設定のご都合主義に観ながらすっと冷めてしまった。

12月19日

▽日比谷に新しく出来た劇場、シアタークリエにて、三谷幸喜作・演出『恐れを知らぬ川上音次郎一座』を観劇。劇場で多くの知人に会う。芸能人の姿もチラホラ▽観劇後、先週同じ舞台を観たという旧知のPと感想を交えながら焼き鳥。

11月30日の断片

▽朝イチで鍼灸治療院へ。左肩の痛み、いまだ完治せず。こんなことなら早いうちに対処しとくんだった▽その後、会議を渡り歩き、合間に六本木ヒルズ付近に作られたインボイス劇場にて『BLUE MAN GROUP』を観劇。プレビュー公演に招待して頂いた。有り難い。実は今年の夏休み、ベガスでも『BLUE MAN』を観たばかり。でもその時に伝わらなかった英語のギャグが理解できた。ただ、日本向けにアレンジされているギャグもあり、そうすることが正しいのか否かは判断し難い。でも客いじり系のショーは日本人相手だとやりづらいだろうなぁ。ノリが悪いから。ま、プレビュー公演で業界人だらけだったってのもあるかもしれないけど。今んとこ、オフブロードウェイで観た『BLUE MAN』が劇場のサイズや観客のノリも含めて一番楽しかったかも▽観劇後、再び会議を渡り歩き、最後の打ち合わせを3時に終え、帰宅▽ようやく年末年始の予定が見えてきた。さて、旅行に行けるか。てか、11月、もう終わりかよ。

11月16日の断片

▽偶然にもその時間の会議か休みになり、会議を欠席することなく、観劇。ウッチャンが作・演出(いとこの内村宏幸氏と共作)する『ハンブン東京』を池袋サンシャイン劇場にて。早めに到着したので楽屋に顔を出す。初日の緊張感が漂うこの感じ。舞台の媚薬みたいなもの。そして観劇。とても内村さんらしい作品。さまぁ〜ずの二人にはまんまと笑わされてしまった。やっぱ、面白いな、あの二人▽観劇後、すぐに会議へ。車移動だと時間が読めず大幅に遅刻してしまいそうだったので本日は電車移動。初めて「pasmo」を使った。コレ、便利だな▽26時、最後の会議を終え、帰宅し、五年ぶりに新しくしたMacを設置。移行作業など簡単にできると思っていたが大間違い。大変なことになってしまった。

11月4日の断片

▽午後から稽古場へ。本日から12月に行われる劇団公演『ロマンチック』の稽古開始。今回はまず本読み。稽古初日とはいえ、うちの劇団の場合、すぐに立って動きながら創っていくことが多いので(時間がないという理由もあるが)、新鮮。いよいよ始動▽夜、劇団員の山本が客演しているプロデュース公演を観劇。ビルの地下にあるギャラリー。反響する声も含めてその空間が独特の雰囲気を醸し出してた。

10月28日の断片

▽朝早めに起きて台本書き。外は快晴。日曜日。本来ならば、社員旅行中。なのに、締め切りに終われて鬱々。15時、ようやく一段落つき、ネットで山中千尋のライブ情報をチェック。東京公演はちょうど自分の舞台本番中と知り、愕然。他の日程を調べてみると、唯一行けるのが本日の福岡での BILLBOADライブのみ。という訳で、衝動的に福岡へ。16時の飛行機に乗って19時半にはライブ会場にいた。この行動自体を楽しんでる部分も否めないが、演奏を聴いて、来てよかったと心底思った。いや、マジで凄まじいの一言。この人、やっぱりスタジオ録音よりもライブだ。狂気を帯びた演奏。知的で、変態。中でも彼女の得意ナンバー「八木節」がスゴかった!本人曰く、「来月から始まるヨーロッパ公演を控えて、今日はいつになくアウト(ハジけたとかそんな意)な感じ」だったとか。いや、マジでいいものを観た▽終演後、ホテルに戻り、仕事の続き。ゲラチェック。延々やり続け、終わってみれば午前3時。で、明日までの台本を仕上げて午前4時半。でも、たまに場所が変わると意外に集中できて効率的。

10月14日の断片

▽本多劇場にて毛皮族『おこめ』を観劇。終演後、町田マリーさんに挨拶。年内もう一本舞台が残っており、それが今年8本目だとか。売れっ子。かくいう自分も今年5本目となる劇団本公演が12月にある。そろそろ準備し始めないと▽敬愛するジャズピアニスト、キースジャレットの新譜(と言っても録音は2001年)『MY FOOLISH HEART』が素晴らしい!これまでのどの作品も傑作揃いだが、今作はイイ意味で意外性のあるアルバム。キース自身もライナーノーツに書いてるが「最もメロディックに、スインギーに」演奏された作品。まさかキースがラグタイムを弾くとは。ジャズ入門者にもオススメ。さらに、細野晴臣の新譜『FLYING SAUCER 1947』も自分好みで嬉しい。ノラジョーンズやスプリングスティーンもカントリーフォークのアルバムを出してるけど、これもまたそっち系。これも人生の愛聴盤仲間入り。

10月13日の断片

▽午前中から新企画の会議。本日から演出も参加。より具体化に向けてブレスト。春には放送出来るか▽阿佐ヶ谷にあるシアターシャインという劇場で劇団内ユニットの芝居『アシュラ!』を観劇。作・演出は黒いぬパレードという劇団のイケタニマサオ氏。何とも難しい芝居に挑んだもんだというのが率直な感想▽観劇後、慌てて打ち合わせへ。どこかで見たような番組にはしたくないが、なかなかオリジナルなカタチが掴めず悶々と▽特番『ガリベン!』チェック。会議で何度も問題見てるはずなのに、すっかり答えを忘れてるのはどうしたもんか。にしても、出演者はマジで2週間勉強してきてるので普通のクイズ番組とは決定的に顔つきが違うのが面白い(過去一度だけ勉強せずに臨むというズレた出演者が一人いて番組を壊されてかなりムカついたこともあったが…)。個人的に“顔”をいかに変化させるかが番組作りのひとつの背骨だが、企画した時の意図がうまくハマって自己満足。ま、今回はゴールデンだし数字はどれだけいくかわからんけど▽深夜、仕事を終えて帰宅し、『アメトーーク』の同録チェック。芸人どうしの曖昧な先輩後輩関係を整理するというマニアックな企画。年齢とキャリアは関係ないので関係が歪むのだ。コレってある意味、業界あるある。

9月23日の断片

▽はるばる千葉は美浜区にある区民ホールまで足を伸ばし、扉座『ドリル魂』を観劇。『メモリーズ2』で一緒だった累央君が主役だったということもあるが、工事現場ミュージカル&パフォーマンスという設定に興味をそそられた。現場に響く鉄筋やドリルなど工事の音を利用しているアイディアに感服。アメリカのワークスタイルを採り入れた『STOMP』みたいだ。まだまだ表現の可能性を秘めた舞台。楽しく観た▽夜、仕事の合間に浅草の“まつり湯”へ。ゆっくりとスパで疲れを癒し、たっぷりとマッサージを受ける▽深夜、筒井康隆原作・今敏監督『パプリカ』を観る。仮想と現実のせめぎ合い。観念的過ぎてちと混乱。『千年女優』の方が好み。

9月17日の断片

▽仕事の合間に観劇。この仕事、なかなか先の予定が組めないのにチケットは事前に取っておかねばならず毎度の事ながら余裕のない中での観劇▽博品館劇場にて『メモリーズ2』で一緒だった田畑亜弥さんが出演してる『The Family』。初めて博品館劇場に入ったが意外に広くて上品な劇場だ。作品はヤクザがオカマのショーパブを経営するといった設定だが、ネタ元はビリーワイルダーの『お熱いのがお好き』か。独特の客層に居住まいが悪いまま観劇。終演後、本人にご挨拶。差し入れを持っていかなかったのに逆にハンドタオルを貰う▽夜、待ちに待ったユーミンの『シャングリラⅢ』を国立代々木体育館で観劇。素晴らしいの一言に尽きる。シンクロナイズドスイミング(ステージ上にプールが出現するのだ!)、サーカス、アクロバットがユーミンの音楽と融合。とても贅沢なショー。ここ数年で一番感動した舞台かも。六月から始まったこの公演も本日が最終日。そのせいかカーテンコール(アンコール)が3回も。おそらく最後はまったく予定していなかったのに急遽やるに至ったと思われる(その場で楽曲を指示していた)。ピアノの伴奏だけで涙混じりに歌う「ひこうき雲」と「春よ来い」は実に感動的。いいものを観た▽冷めやらぬ感動の中、帰宅して余韻に浸る間もなく台本書き。

9月16日の断片

▽台本書きの合間に、両国のベニサンピットへ流山児事務所『オッペケペ』を観劇。1963年に書き下ろした同戯曲を同じ作家(福田善之氏。実に76歳!)先程永眠した観世榮夫氏と共に改訂した社会風刺群像劇。初めて体験する新劇の世界に興味があったのだがさほど違和感はなく。ただ、劇場が暑過ぎてバテた▽終演後、誘ってくれた町田マリーさんにご挨拶。偶然また彼女のお婆ちゃんが来ており。すっかり顔馴染み▽上の“オッペケペ”のリンクを検索した時にこんなサイトも発見。一体、何があったんだ?▽同録チェックして、今週の『サラリーマンNEO』を観たら随分前に書いたコントが放送されてた。妻が寝静まった後にエロDVDをこっそり見るというサスペンスタッチのコント。設定は凡庸だがNHKでやると途端にアバンギャルドになる。特に驚いたのは薄く喘ぎ声が流れてたこと。これはかなり大きな決断だったに違いない。演出氏に心の中で拍手を送る▽コントといえば、今週の『エンタの神様』に出てたピーナッツパンという女性二人組には笑った。いいセンスしてるなぁ。

9月15日の断片

▽午前中に台本書きを済ませるつもりが、起きてみれば午後を過ぎてて呆然▽すぐに会議へ。深夜の特番。興味深い企画。放送が楽しみ▽仕事の合間に、青山円形劇場にてイキウメ『散歩する侵略者』を観劇。観念的なSF。クライマックスの演出に唸る。この作品を支える思想が伺い知れる。さすが▽観劇後、慌てて仕事へ。ギリギリ間に合う。綱渡り観劇▽深夜、仕事を終え、台本書きの前にそんな気分だったので映画。『カンバセーションズ』。過去と現在、現実と願望、欲望と後悔が交錯する恋愛映画の秀作。『Before Sunrise』を想起▽それはそうと、今週から特番放送ラッシュ。9月放送分を告知▽さて、特番の台本書きだ。

○16日『近未来予測テレビ・ジギル&ハイド』
○20日『アメトーーーーーークSP』
○21日『一獲千金ヤマワケクイズ 責任者はお前だ!』
○29日『ビートたけしの独裁国家で何が悪い!』
○30日『大改造!劇的ビフォーアフターSP』

9月9日の断片

▽目が覚めたら12時。久しぶりにたっぷり眠った▽で、東京国際フォーラムにて『blast! Broadway Version』を観た。三年連続で観てるが今回が一番スゴかった。昨年の『〜Ⅱ』が残念な出来だっただけに大満足。演出的には『〜Ⅰ』のバージョンアップ版。濃縮な100分▽観劇後、日テレに立ち寄り、特番収録に顔を出す。心配していたスタジオ展開だったが、想像以上に盛り上がっていて胸を撫で下ろす▽収録を中座し、打ち合わせを1本済ませ、渋谷タワレコへ。久々に出たステイシーケントの新譜などを独身貴族買い。八月の公演中、以前、まとめ買いを知った既婚者たちから「独身はいいですね」と言われたが、CDも自由に買えなくなるのか、結婚て▽その後、次回のトークライブ打ち。スピードワゴン。初対面。でも問題なく。八月に鍛えられたのか▽深夜、打ち合わせを終えたスタッフたちとひょんなことから映画を観に行くことに。新宿のバルト9という新しく出来たシネコン(日曜日でも深夜上映しているのだ)で『オーシャンズ13』。『12』<『13』<『11』▽ギュウギュウ詰めの日曜日。

9月7日の断片

▽会議の合間に劇団員がやってるユニットのアトリエ公演を観に稽古場へ。劇団員から上演時間が2時間半だと知らされ愕然。次の予定に間に合わない。会議を中座して観に来た芝居も中座。中座オンパレード▽観劇中、グロい芝居の設定を思い付く。妊婦の悲しい物語。いつか創ろう▽やりたいこと山積み。やんなきゃなんないことも山積み。つい前者のことばかり考えてしまう。悪い癖。

7月15日の断片

▽書き仕事を終え、下北沢は本多劇場にて『社長放浪記』を観劇。旧知のPが制作に参加しているので招待して頂いた。感謝。三谷幸喜・作 三宅裕司・演出。しつこいまでのどんでん返しにただただ感服。そして70歳を迎える伊東四朗さんの存在感と中村メイコさんの熟練の舞台演技にも感服▽終演後、すぐに会議へ。これまた一年がかりでつくってる特番。いよいよ2ヶ月後にスタジオ収録を控え、ケツに火が付く寸前▽録画してあったNHKの『松本人志・大人間論』をチェック。作家仲間の高須さんをはじめ、何人もの知人の顔が。松本人志の笑いのバイオグラフィにもなっていて、興味深く観た▽台風一過。さて、凶と出るか吉と出るか。

7月6日の断片

▽自分でも感心するが、朝5時に寝たにも関わらず、ちゃんと8時に起きて仕事。午前中の会議1発目にも間に合って偉いったらありゃしない▽紀尾井ホールで開催された松谷卓さんのピアノコンサートを鑑賞。ここの小ホールで今年三月にリーディング公演をやったのがもう懐かしい。さすが、音楽専門ホールだけあって、劇場の響きの良さといったらスゴイ。勿論、それ以上に演奏も素晴らしく、何度か涙腺が弛んでしまった。まさか、ピアノ演奏だけで涙が浮かんでくるとは思ってもみなかったので自分でも驚いた。歳か。いや、松谷さんの奏でるメロディが、自分の琴線に思いっきり触れるのだ。演奏曲の中で、「市場のおばさん」「三月のうさぎ」という題名の曲があり、「情景を思い浮かべながら聴いて下さい」と前置きして曲を弾き始め、演奏後、作曲した時に思い浮かべていた情景を説明してくれたのだが、驚いたことに自分の頭の中に浮かんだ情景と同じだった。そういうことって、やっぱり、あると思う。今となっては、『劇的ビフォーアフター』の選曲の際、数あるデモテープの中から彼の音楽だけが自分の琴線に引っ掛かったことも、偶然ではないような気がする。耳にした瞬間、「この人に頼もう!」と強力に推し進めた記憶がまざまざと蘇った▽終演後、御本人に挨拶。その流れでホワイエでの軽い打ち上げに参加。この天才と一緒にステージを創ったことはこの先、どんどん価値ある体験になっていくんだろうなぁと思った▽深夜、昨日に引き続き、編集所にて再度プレビュー。ポッキーが好物だというAD君が「食べれない人がいないように」と気を利かせて買ってきたポッキー。そんなに買わなくても。自分の尺度で考え過ぎ。世の中の誰もがポッキー好きだと思ったら大間違い▽終わってみれば、深夜3時。帰宅すると演出する『メモリーズ2』の戯曲が届いてた。書くの早すぎ。俺も早く書き出したいんだけど、ままならぬ日々。

6月28日の断片

▽HMVから小包が届く。注文したのをすっかり忘れていたが、開封して思い出した。コリーヌベイリーレイのアナログ盤だった。去年デビューアルバムで“一聴き惚れ”してしまった女性ボーカリスト。これまでは、CDで聴いていたが、レコードで聴くとまた趣が違う。朝10時過ぎに届いたのだが、11時からの会議ギリギリまで久しぶりに部屋で音楽鑑賞。聴きながら、ふと最近ゆとりがなくなっているのはマズイと思う。思いながら今日も会議へ▽会議の合間にオンエアまで待てなかったので、『アメトーーク』の収録を覗く。「ブッチャーブラザーズの子供たち」の回(7/26OA)。いやぁ、笑った。収録を観ながら、唐突に自分もぶっちゃあさんと野球したことを思い出した。あれはもう20年近く前か。試合後、中野の居酒屋でみんなで飲んだが、あの時、沢山の売れない芸人たちがいたような気がする。一体、あれは誰だったんだろう。松村がいたのだけは憶えてるけど▽最後の会議が24時からだったので、ものすごいタイミングで時間が合い、ご飯を食べがてらブルーノート東京にミッシェルカミロを聴きにいく。パワフルなラテン系ジャズピアニスト。『ランデブー』(大名盤)というアルバムを聴いて以来、10年以上ものファン。初めて生演奏で聴いたが、やはりラテン系、ライブが最高▽終演後、興奮冷めやらぬまま、会議へ。秋に収録の特番。夏も迎えてないのに、もう秋の話▽帰宅して26時半、週末収録の台本を書き始めるも、すぐに力尽きる。

6月21日の断片

▽本日は9時から会議があったので、前倒しで仕事を片付けようと朝5時起床。仕事してるうちにパソコンの前で二度寝。目が覚めると8時。一時間半も寝てて驚いた▽すべての会議を終え、ブルーノート東京にて、MJQ(マンハッタンジャズクインテット)ライブ鑑賞。素晴らしかった。ルーソロフ(tp)がソロパート中、吹きながらくしゃみ連発。ライブならではのハプニング。それをフォローしながらの演奏。ジャズならではの楽しさ。終演後、新譜アルバムにサインをもらうが、「To NAKANO」の文字がいい加減過ぎてなんだか判らない文字に。ショック▽偶然、店内で仕事仲間と遭遇したので、店を出て軽く小一時間飲む。とは言っても仕事があったので、コーヒー▽帰宅して、慌てて台本書き。でも、いい気分転換になった。

5月31日の断片

▽昼の会議が急遽一本なくなったので、青山円形劇場にてナイロン100℃『犬は鎖につなぐべからず』を観劇。岸田國士戯曲をケラさんらしくコラージュ。松永玲子さんの巧技に唸る。てか、パイプ椅子なので三時間強はケツが痛い▽その後、一本会議を済ませ、『われもの注意』の稽古。まだ最後まで出来ず。間に合うのか。

4月22日の断片

▽今週の『アメトーーク〜ドラえもん芸人』の同録をチェックしていて、無性にどら焼きが食べたくなる。番組中に芸人たちがどら焼きを食べていたのだが、実はそのどら焼き、会議の差し入れに出たもので、あまりにも美味しかったので急遽、芸人たちにも食べさせようということになったのだ。で、その時の味が蘇り、衝動的に購入。同番組を見たという見習い作家たちも大喜び▽夜、シアタートップスにてモダンスイマーズ『回転する夜』を観劇。この劇団は初見。ループする劇構造と富山弁らしき方言台詞でとても興味深く観た。終演後、知人の制作の方に紹介され、作演出の蓬莱氏にご挨拶。聞くと石川県出身だとか。やはり、北陸訛りだったか。観ながら、先に観たボツドール『激情』や映画『ゆれる』なんかを思い出していた。田舎の閉塞感。それってそんな環境に生まれ育ってないと実感できないよなぁ。

4月15日の断片

▽仕事の合間に観劇。シアターアプルにて毛皮族『オペレッタ天国と地獄』。オペラを娯楽的に軽くしたものがオペレッタだが、それをさらにパロディにしたようなB級歌劇で、楽しく観た。終演後、久々に町田マリーさんにご挨拶。偶然、孫の芝居を観に来たお婆ちゃんを紹介される。先日のリーディング公演のことをとても気に入ってくれたみたいで、恐縮。にしても、80歳なのにそのかくしゃくぶりには驚くばかり▽観劇後、模様替えプロジェクトの仕上げに必要な雑貨などを購入し、会社へ。来週中にはようやく一段落つきそうだ▽深夜、帰宅して、仕事に取りかかる前にPS3のプロ野球スピリッツ4をやる。別にゲーム好きでもないし、これまで殆どやった経験もなかったが、話題になっているので先日少しやってみたら、これが物凄くリアルなのでちょいハマってしまったのだ。試合展開に合わせた実況もあるし、カメラアングルもどんどん切り替わる。番組のサイドテロップまであって、まさにテレビのプロ野球中継のまんま。この先、この手のゲームは一体どうなっていくんだろ。

4月11日の断片

▽パルコ劇場にて三谷幸喜作演出『コンフィダント・絆』を観劇。相変わらず“とても上手な作品”で感心することしきり。それにも増して、中井貴一さん&生瀬勝久さんがとてもイイ。さらに堀内敬子さんも。皆さん、とてもしなやかな演技。イイ役者ってみんなしなやか。ああ、しなやかになりたい、って、役者じゃないか▽観劇後、慌てて最後の会議に。暗中模索。

3月25日の断片

▽東京グローブ座にてラーメンズ『TEXT』を観る。生ライブは初見。いわゆる芸人さんのコントではないし、アーティスティックな笑いは好みが分かれそうだが、個人的にはその完成度の高さに唸ることしきり。幕間に素を見せる演出も賢くて。舞台でのコントという意味ではかなりのハイレベルだ。旧知のPが今回の公演に関わっていて聞いたが、全国ツアーで約4万人の動員があるらしい。スゴすぎ▽観劇後、会社の後輩らと話題のIKEA浦安店へ、オフィス家具を買いに。あまりの大きさに圧倒はされたが、正直、ガッカリしまくり。扱っている商品は粗雑だし、デザインはどれもダサダサだし、購入するの面倒だし、混みまくってるし。せっかく来たので、大型のゴミ箱だけは買ったが、おそらく二度と来ないと思う▽帰り、後輩らと夕飯。で、会社に戻り、少しだけ模様替え。いつになったら終わるんだ。

3月18日の断片

▽久々の休日。午後、吉祥寺シアターにて知人がやっている劇団、イキウメの『狂想のユニオン』を観劇。観念を会話に落とし込むその巧みさに呻りつつ▽観劇後、NHKのスタジオへ。『サラリーマンNEO』の収録見学。が、自分が書いたコントの収録は既に終わっていて。よきところで、社食でうどんを食べて帰る。あ、20年来の作家仲間、内村宏幸氏(ウッチャンのいとこ)の「コント傑作集」が発売されたらしい。コント作家志望の必読書。本人は冗談で「1人10冊買って」と言ってるので、そういう場合は、ホントに10冊買うと笑いになる▽夜、シアタートップスにて作家仲間の福田君とマギー(元ジョビジョバ)がやっている『U−1グランプリ』を観劇。コント公演。楽しそうなのが何よりも印象的▽久々の休日だというのに、観劇で一日が終わる。観たい映画も山積み。読みたい本も山積み。考えなきゃいけないことも山積み。山積みなコトが山積み。

3月4日の断片

▽先月から仕事が一緒になったDから、2週間前に突然、披露宴招待のメールが届いた。それが本日。乱暴な話だがめでたいことなので何とか予定を組み替えて出席。新婦はレースクイーンなのでとても華やかな披露宴に。しかも四時間という長時間。なれそめVTR中の「プロポーズサプライズ」がよかった。結婚を申し込まれ、彼女が決意する瞬間がリアルに収められていて、なかなか見れない映像。やっぱり、ドキュメントは面白い▽本多劇場にて『語り女たち』で一緒の町田マリーさんが客演しているボツドール『激情』を観劇。この劇団は初見。描かれている世界は決して好きな類のものではないが、とても面白く見た。情欲と裏切り。それらを巧妙かつ絶妙にくるむ笑い。余韻を長く引きずる、そんな舞台だった。

2月17日の断片

▽『語り女たち』の稽古。町田マリーさんと。本日は「手品」。何度も話し合いつつ試行錯誤を繰り返し、ようやく着地。しばらく稽古がないのでほっと胸を撫で下ろす▽その後、衣装打ち。設定を話しつつ、イメージを共有。いつも思うことだが言葉でイメージを伝えるのって難しい▽打ち合わせを終え、世田谷パブリックシアターへ。『語り女たち』で一緒の松永玲子さんが出演している『地獄八景浮世百景』を観劇。上方落語版「天保12年のシェイクスピア」▽その後、一本仕事を終え、深夜帰宅。風呂を沸かしている間に、爆睡。

1月27日の断片

▽『メモリーズ』(作・妹尾匡夫 演出・山田和也 於シアターアプル)という舞台に招待して頂き、観劇。色んな要素が詰まった青春群像劇。終演後、作家の妹尾さんと久々にご対面。昔、番組で一緒だったのだが、今やすっかり劇作家▽仕事を終え、周防正行監督の11年ぶりの新作『それでもボクはやってない』を観た。痴漢冤罪を扱った社会派映画。途中、竹中直人さんが出てくるのだが、いつもこの人をどう制御しているかに注目してしまう。結果、周防監督、さすが▽昨日、タワレコで買ったCARLA BRUNI(カーラブルーニ)の2nd『NO PROMISES』がジャケットも含めてとてもイイ。

1月21日の断片

▽パルコ劇場で立川志の輔さんの「志の輔らくごinPARCO」を鑑賞。昨年に引き続き、前代未聞の1ヶ月ロングラン公演。久々に志の輔さんの落語を聴いて感服。特に落語と狂言を立体的に絡めて演る「狂言長屋」が素晴らしかった。もう15、6年のつきあいになるが、今も尚、真摯に落語に取り組むその姿勢には頭が下がる。個人的に志の輔さん独特の言葉繋ぎの間がとても心地よくて大好きなのだが、その間はもはや名人芸の域に。終演後、楽屋を訪ねてご挨拶。1ヶ月、ひとりで喋り切るという偉業も残り一週間、頑張って下さい▽夜、ハニカミのディレクターの結婚パーティへ。担当する番組がハニカミなので、会場で流されたVTRもハニカミデート。知人がやっているのを見ると番組以上に照れ臭い。よくやれるなぁ。で、コレが会場で行ったハニカミプラン。末永くお幸せに▽3月に行われるリーディング公演『語り女たち』の@ぴあインタビューページがアップ。チケットHP先行予約は明日22日月曜日まで。ご希望の方はコチラで。

9月9日の断片

▽本多劇場で、作家仲間の鈴木おさむ君が作・演出を務めている『うす皮一枚』を観劇。芸能界、小劇場界共に、注目の人たちが出演していることもあって超満員。終演後、楽屋に挨拶に行くと、沢山の知人と遭遇。久々に松村邦洋君に会ったらテレビで見る以上に痩せてた。42キロ落としたらしい。すごいな、それ▽その後、すぐに移動して、新国立劇場にて『TAPMAN・PIANO MAN・MOVIE MAN』を観劇。タイトル通り、タップとピアノと映像を融合させたパフォーマンス。ドラムのように激しく打つ熊谷和徳のタップが圧巻。関係ないが、客層が独特。演劇を観る層とも違う、なんだかクラッシックのコンサートにいそうな感じの。あ、ピアニストの稲本響のファンか。カーテンコール後、アドリブっぽく客席の通路に現れ、演奏するという演出有り。駆け寄るファンのオバサンたちを見苦しいと思いつつも楽しく観た。

9月7日の断片

▽移動中、新譜チェック。まずはYUKIの新譜『WAVE』。で、会議で一緒だった作家仲間の鮫ちゃんを渋谷まで車で送りながら、YUKI談義。共に41歳のオッサン。たぶんこの業界以外の41歳はそんな会話してないだろうなぁ▽会議の合間を縫って、劇団アトリエで公演中のユニット公演パラシエンプレ『ひよどり荘のブルーストッキング』を観劇。先週から続くこのユニット公演期間が終わると、いよいよ本公演。

9月3日の断片

▽思いっきり時差ボケ。深夜3時に床に就くもまったく眠れず。結局、眠れぬまま劇団員のユニット公演を観るべく阿佐ヶ谷へ。爆睡すると思いきや、NYの生活リズム的にまだ起きていた時刻。睡魔に襲われることなく観劇。くろいぬパレードの方の作・演出作品。どうもお世話になりました▽仮眠をとって打ち合わせへ。結局、深夜まで。帰宅し、軽く仕事を済ませ、就寝…のはずが、また眠れない。

8月25日〜9月2日の非日常の断片

▽強引に夏休みをとっていたのだ。どこで?ニューヨークで。今回の目的は昨年夏のラスベガスに引き続き、観劇。もう毎日ミュージカル三昧。前回、ニューヨークに行った時にはベタなモノを観るのは恥ずかしいと思い、わざとハズしていたのだが、今回はちゃんとベタな作品も押さえようって訳で、もはや観光地化している『オペラ座の怪人』『ライオンキング』。さすがに観光地だけあって日本人客多し。パシャパシャ、フラッシュたいてデジカメ撮って係員の人に怒られてるの見るとこっちまでばつが悪い。その他には、前回も観たけど今回も『プロデューサーズ』。あとは今年トニー賞を受賞した『ジャージーボーイズ』(これが素晴らしかった!)をはじめ、あのジョンウォーターズの『ヘアスプレイ』とエリックアイドルが脚本を担当した『モンティパイソンスパマロット』。そしてオフブロードウェイで『STOMP』を観劇。いやぁ、どれも素晴らしかったです▽観劇後、二度程、ジャズライヴの老舗へ。ブルーノートではタニアマリアの熟練されたボーカルを堪能し、バードランド(あのチャーリーパーカーが名前の由来。ずっと行ってみたかった)ではリッチーバイラークの燻し銀のピアノを聴いた▽昼間は昼間で、改装後初のニューヨーク近代美術館ホイットニー美術館、そしてベタにエンパイヤステイトビル(厳重な警備と長蛇の列に辟易。展望台から観る景色は恐ろしく高いので非現実的)に行った以外は殆ど読書して過ごす。三浦しをん『まほろば駅前多田便利軒』、東野圭吾『赤い指』、荻原浩『押し入れのちよ』、重松清『その日のまえに』、宮部みゆき『名もなき毒』を読了。感想略。ただ泣けると絶賛されてる『その日〜』には共鳴せず▽読書の合間に11月公演の事務作業や構想などを。今やホテルはLAN設備がしっかりしているのでメールのやりとりもスムーズでかなり便利▽それにしても今年の夏熱波に襲われていたニューヨーク、自分が到着して早々に雨。最終日が晴れたぐらいであとはずっと雨でした。いつから俺は雨男になってしまったんだ。昨年の後半ぐらいからか。早く脱却しないと。てか、どうやって?▽帰国して早々、台本書きを立て続けに3本。否応なしに日常に引き戻される。

8月20日の断片

▽来月後輩の作家が結婚するのだがその披露パーティで流すVTR用のロケに立ち会う。ある意味、貴重な体験。結婚っていろいろ大変だ▽夜、五反田のゆうぽーとでマシューボーン振付・演出『シザーハンズ』観劇。あの物語をダンスで描く。関係ないけど、この劇場で過去何度かコンサートやミュージカルなどを鑑賞してるが、あんまり好きじゃないなぁ。厚生年金会館もそうなんだけど、客席と舞台との一体感がない。何が違うんだろ▽必要があって、大林宣彦監督『さびしんぼう』を観る。尾道、いいトコだなぁ。一度は行ってみたいが、今も変わらずいいトコなんだろうか▽体は随分楽になったものの、喉の痛みは依然として続き、夜になって声も出なくなる。タチ悪いな、今回の風邪は。

8月9日の断片

▽東京国際フォーラムにて『ブラスト2』を観た。期待が大きすぎたのもあるが、正直、前作を越える感動はなかった。とは言ってもこのエンターテイメントはやはり高水準。十分楽しめる▽ところで、この『ブラスト』。一幕と二幕の休憩時間に出演者たちが劇場ロビーに現れハプニング的に演奏するのがお約束になっているのだが、それを観たいがために一幕が終わった瞬間、まるでスーパーの特売に群がるオバサンのごとく、殆どの観客が猛ダッシュで劇場を駆け出ていく。ああいった欲求剥き出しの行動はとても苦手なので自分は客席に残る。場内を見るとおそらく自分と同じような理由で残ってる人たちが十数人。この人たちとはきっとうまくやれると思う。ま、何をうまくやるのかよくわからんけど。きっとうまくやれると思う。

8月1日の断片

▽紀伊國屋サザンシアターにて春風亭昇太新作落語集『吉田さんのソファー』を観た。20代の頃から落語は時々観に行っていたが、春風亭昇太さんの落語は初。嬉しいことに栗コーダーカルテットがゲスト。その名の通り、リコーダーを中心に編成されたこのグループ。今年初めてその存在を知りあまりにも気に入ったので6月公演でも使用したほど。そして今日落語を聴いて、春風亭昇太落語とこの栗コーダーカルテットの良さはとても似ていることに気付いた。例えば、栗コーダーカルテットが「ダースベーダーのテーマ」を演奏した時、あまりの和やかな演奏に客席に笑いが起こったのだが、きっと昇太さんの魅力もまたこの“和やか力”にある。終演後、ご本人に挨拶。舞台を終えて一息ついている芸人さんの姿はいつ見てもイイ▽本屋で大山のぶ代の新刊を発見。買わなかったけど、そのタイトルに惹かれ思わずパシャリ

7月29日の断片

▽不可解なのは、劇団員のいんげんの眉毛だ。今日、11月公演の宣伝用の写真撮影があったのだが、いんげんの眉毛が広がっていることに気付いた。つまり、どんどん増殖していってるのだ。眉毛が伸びるという人はいるが、広がる人はそうはいない。このまま放っておくとそのうち顔面眉毛だらけになる▽オーチャードホールにて広東雑伎団『アクロバティック白鳥の湖』を観劇。男が広げた両腕を綱渡りするように爪先立ちで移動するバレリーナ。男の頭上で爪先立ちして踊るバレリーナ。マシューボーン演出など過去にいろんな『白鳥の湖』を観てはいるがバレエの範疇を越えた数々の離れ業に感服▽さらに宮崎吾郎監督『ゲド戦記』を観た。あんなスゴイ親父を持つと息子としては大変だ。映画は主人公のアレンが父親を刺し殺す場面から始まるのだが、それも何やら意味深に見えて▽そして、今話題の斉藤寅『世田谷一家殺人事件〜侵入者たちの告白』を読了。これが事実だとしたらかなり怖い。いつもならドアの鍵を1つしか施錠しないのだが、読み始めてからドアチェーン含めて2つするようになった。

7月21日の断片

▽新宿サザンシアターにて、千原兄弟ライヴ『15弱』を観劇。初めて観たがとても面白かった。コント自体もさることながら、「舞台でコントを見せるというコト」をちゃんと考えられたステージング。観客もお笑いブームにありがちな「ただ笑いに来ている客」ではなく、ちゃんと「面白いところだけを笑う」客で、客席にいても気持ちがいい。終演後、楽屋へ行き、挨拶。お兄ちゃん、煙草吸ってる姿が怖い▽iTune Music Storeで、サディスティックミカバンドの新譜を発見。「タイムマシンにお願い06」。大名曲のセルフカバー。つい原曲が聴きたくなり、検索。高校時代にタイムスリップ。

7月20日の断片

▽下北沢駅前劇場にて、ネプチューンの原田泰造が旗揚げした劇団、代田'Nプラネッツ『恋するクランケにキスと包帯を!!』を観劇。主宰の演出家はテレビ局員。芝居好きが高じて原田泰造と共に劇団を立ち上げてしまった。そんな二人の「やりたいやりたいやりたい」が詰まった舞台。なんかそういうのって伝わるなぁ▽深夜、例の事件で影響が出た番組の臨時会議。ま、軽率な行動であることは確実だが、深夜にホテルの男の部屋に来ておいて一方的に男が責められるというのもどうなんだと思わなくもない。にしても、欽ちゃんのなんでそうなるの!?欽ちゃんの仮装大賞!欽ちゃんのどこまでやるの!?てな感じ▽本日で人間ドック終了。その病院内で、二月に故郷は宇奈月町から認定された、世界に三人しかいない「宇奈月大使」の一人とバッタリ。スゴイ、偶然。恐るべし、宇奈月大使。

7月16日の断片

▽午前中、会議を1本済ませ、すぐさま池袋サンシャイン劇場へ。三宅裕司率いる『熱海五郎一座』を観劇。「東京らしい笑いの軽演劇」を上演していくためのユニット。会場は爆笑につぐ爆笑だが、この舞台を一番楽しんでるのは出演者たちに違いない▽観劇後、今度は中野にあるスタジオあくとれという小劇場へ。元劇団員が旗揚げした『チャルラフシャンプー』という劇団の芝居を観劇。うちの劇団からも二人、客演。お疲れさま▽観劇後、すぐに帰宅して、番組の台本直し▽そんなこんなであっと言う間の日曜日。

7月2日の断片

▽青山スパイラルホールで、宮本亜門演出の朗読劇『ヴァギナモノローグ』を観劇。出演は東ちづる、野沢直子、内田春菊。以前、この戯曲を読んだ時はとても興味深い内容でありながらも、日本で上演するのは難しいだろうと思っていた。が、とても面白く観た。宮本演出に脱帽。さらに野沢直子の場を軽くするパワーも圧巻。「おまんこ」と連呼して笑いをとれる女優はそうはいない。詳細はまだ明かせないが、来年、外部で朗読劇を演出する予定なので、今回の舞台はとても勉強になった▽その後、六本木ヒルズでピクサーアニメ『カーズ』を観た。『トイストーリー2』と同じジョンラセター監督。若干納得のいかない部分はあったものの、2時間がホントあっと言う間だった。2006年「2時間あっと言う間選手権」今のところ第1位。

6月25日の断片

▽明大前にあるキッドアイラックホールにて、劇団員・山本の朗読ユニットさんだるの公演を観劇。今回は重松清『まゆみのマーチ』。大好きな短編だけに興味深く観た。観劇後、山本や演出の板垣氏とお茶。重松清の『その日のまえに』もいいらしい。『世界の中心で〜』以来、急増した“愛する人が死に直面する”という話なので、これまで読むのを避けてきたが、話を聞いていて読んでみようかと思い始めた。にしても、『世界の中心〜』の作者、片山恭一氏はとんと名前を見かけなくなったなぁ▽観劇後、同劇場内で開催されていた報道写真展を観る。広瀬隆一氏が責任編集を務める報道写真誌『DAYS JAPAN』が主催する『メディアは命を救えるか』という写真展。死というフレームで切り取られた写真ばかりなので、嫌が応にも心を震わされる▽そして今日は、昨日に引き続きキムギドク監督の作品を2本観た。『春夏秋冬そして春』は、湖に浮かぶ寺を舞台に達観した人生観を四季に準えて描く。これが『悪い男』を撮った監督かと思うような作品だが、かなり気に入った。そして、『青い門』。このタイトルは原題。邦題はヒット作『悪い男』を受けて『悪い女』という安直なタイトル。これ監督が知ると怒るんじゃないか。内容とまったくかけ離れてるし。ダメだなぁ、こういうの。売春宿を経営する家族が売春婦を受け入れていく様を描いた秀作。その宿の入り口が青く塗られた門。その門が様々なメタファーになっているので、タイトルはやはり『青い門』がいいのだ。

6月22日の断片

▽急遽 、今日の会議がすべて休みになり、思わぬ休日に▽ふと野菜ジュースを作ろうと思い立ち、久しく使っていなかったジューサーミキサーを取り出すと、どういう訳か、ヒビが入ってた。いつ割れたのか。まったく記憶にない。仕方ないので、渋谷のビックカメラに新しいジューサーミキサーを買いに行くと、後輩作家にバッタリ。家電を買う際、知人に会うと妙に気恥ずかしい。プライベートを覗き見られた感じがする▽帰宅して、早速、野菜ジュースをつくり、それを飲みながら、映画。昨日に引き続き、キムギドク監督の作品。『サマリア』。常人の理解の範疇を越えるギリギリの設定に唸る。どうやらこの監督の作品に自分は惹かれてしまうみたいなので、Amazonで過去の作品をまとめてワンクリック▽その後、台本書き。ジブリのプロデューサー鈴木敏夫氏をゲストに迎えるトーク番組。ジブリファンとしては出演が決まって嬉しい限り▽夜、いつも舞台を観に来てくれる知人が出演している芝居を観劇。申し訳ないがその公演の在り方に憤りを感じる▽後輩作家から「今日、竹山さん(カンニング)のラジオがありますけど、遊びに来ます?」とのメール。深夜3時からの生放送。急ぎの仕事もないので、スタジオに遊びに行く▽朝4時過ぎ、終了し帰宅。今から、『ラストサムライ』を観る。が、最後まで睡魔に勝てるか心配。

3月31日の断片

▽先々週、某プロデューサーから「○日の○時から時間空いてる?」と聞かれ、てっきり特番の企画会議だと思ってスケジュールを空けていたら、今日電話があって、テレビ出演だということが判明。なんて乱暴なキャスティングなんだ。しかも、いつの間にかゲスト欄に名前が載ってるらしい。おいおいおい、マジかよ。てか、大丈夫か、オレ。「CSだから、かる〜くラジオ感覚で話して貰えばいいから」って、ラジオでも喋ったことねぇっつーの。ま、いっか▽紀伊國屋ホールで、鶴瓶さんの即興芝居『スジナシ』を観劇。水、木、金の三日間、日替わりシークレットゲストを迎えての上演。水曜日はイッセー尾形、木曜日は生瀬勝久だったらしい。で、今日は広末涼子。この『スジナシ』、タイトル通り、台本も設定もないところでスタッフの「OKです!」という声がかかるまでエチュード的にアドリブ芝居を続けなくてはいけないというルール。観客は一切笑ってはいけないし、拍手もしてはいけない。それが約20分続き、その後、今やった即興芝居をVTRで頭から振り返りながら、この時はああだったこうだったと裏の気持ちを解説トークするのだが、これが実に面白いのだ。悔しいくらい優れた企画。しかも、鶴瓶さんにしか出来ない舞台で終始、感心しっぱなし。特に即興芝居の完成度の高さには脱帽。広末のアドリブ能力の高さにも驚いた。まさか涙を流すクライマックスまでつくるとは。やはり、名のある人はそれなりに理由があるのだ▽意外な人からメール。この「断片」を読んだらしい。「ごはんのことを書いてないのが面白い」とか。読み方も人それぞれ。てか、何でそれが面白いのか。不思議。

3月25日の断片

▽今回のローリングストーンズはかなりよかった。「ア・ビガー・バン ワールド・ツアー」in東京ドーム。「スタートミーアップ」で始まり、「サティスファクション」で締め括るというベタな構成に観客熱狂。って、殆どが中年。ドームが満員電車の匂い。にしても、ミックジャガー、今年63歳になるってのに何であんなにパワフルなのか。スゴすぎ。個人的にはアコギを弾きながら歌うキースリチャーズの嗄れた歌声にやられてしまった。ロンウッドもチャーリーワッツもみんな60過ぎてるのにホント、カッコ良すぎ。あんな60代を送れるのか、オレ。観ながら自問。同時にストーンズをよく聴いていた高校時代の想い出がフラッシュバック。頭ん中は過去と未来を行ったり来たり。関係ないが、自分の席の後ろにはどう見ても80代の白髪のお婆ちゃんの姿が。しかも全員総立ちの中、背が低いそのお婆ちゃんはパイプ椅子の上に立って手拍子。スゴイ、ロックンロール婆さん。かと思えば、途中でヘタってひとり腰を下ろし、眠り始める中年も。一瞬、脳梗塞かと思った。とにかく熱狂しッ放しであっと言う間の2時間半だった▽本日新たに聴いたアルバム。矢野顕子『はじめてのやのあきこ』。デビュー30周年コラボ作品。★★★☆

3月20日の断片

▽劇団員の山本が客演している劇団イキウメの『短編集vol.1』を観劇。無類の世界観。そのオリジナリティに感服。若い世代のスキルアップは目を見張るものがある。

3月19日の断片

▽パルコ劇場にて、『決闘!高田馬場』を観劇。市川亀治郎の釘が刺さる演技には笑わされたなぁ。そいえば、去年観た歌舞伎『NINAGAWA十二夜』でもいい味出してたなぁ。

3月12日の断片

▽ザ・フーによるロック・ミュージカル『トミー』を東京厚生年金会館にて観劇。会場に入るとこっちが気の毒になる程、観客が少なく。一階席二階席共に三分の一ぐらいしか埋まってない。これ、出演者もやる気なくすだろうなぁ、と思いつつ、幕が開く。案の定、何だか覇気のない舞台。音も悪いし。興行的にこれ、大失敗だろうなぁ。劇団を主宰する身としては赤字のことが心配になった▽六月本公演の構想の合間に、来週末に控えているリーディング公演の演出プランを練る。本を読みながら照明や音楽、動きなどを脳内シミュレーション。ただ、いかんせん稽古場での公演なので制限が多く、引き算のプランになる。気付くと朝4時過ぎ。具体的なことを考えてる時は時間が経つのが早い。楽しいんだな、きっと。これが、何を考えればいいのか見えてない場合はその逆。いちばん辛い時間。

2月24日の断片

▽会議の合間に、明日のライブのナレーション録り。『本当は怖い家庭の医学』などでお世話になっている来宮良子さんにお願いして協力して頂いた。さすが、プロのナレーター。世界がグッとクリアになった。ただ、ご本人は慣れない内容に戸惑ってました。妙なナレーションを読ませてしまい、すいませんでした。でも、来宮さんの声は好きなのでまたきっとお願いすると思います▽会議後、音響スタッフとナレーションの編集打ち合わせ。急遽の変更点にも嫌な顔せず引き受けて頂き、有り難い。あとは明日、現場で最終チェック▽そういえば、鈴木おさむ君主宰のザ・おさむショー『2人ぼっち』を観た。題名通り、カニカ家城とハローバイバイ金成の二人舞台。これがそんじょそこらの舞台役者より数段いいのだ。先日観た『ラブハンドル』の原田泰造もそうだが、きちんとコントが出来る芸人は芝居も巧い。その逆はないんだけど。おさむ君の本と演出もサービス精神旺盛で、やはり軸足が自分と同じテレビにあることが伺い知れる。自分も6月公演に向けて本格的始動。頑張んなきゃなぁ。てか、その前に明日、いよいよ本番だ。

2月19日の断片

▽日曜日だというのに、朝10時から臨時会議。その後、パルコ劇場にて、作:中谷まゆみ 演出:板垣恭一の『ラブハンドル』を観劇。主演はネプチューンの原田泰造。これがすこぶる良かった。もう20年来の知り合いだが、こんないい役者だったとは。巧いのは勿論のこと、何よりも生来の人の良さが演技を包み込んでるもんだから、観ていてとても気持ちがいいのだ。さらに、冨田靖子とのカップリングも相俟って、最後はもうやられちゃったなぁ。舞台を観て久しぶりに涙腺が弛んでしまった。終演後、泰造にご挨拶。売れっ子タレントなのに、昔とまったく態度が変わらないのがスゴイ。売れると少しは変わっていくもんだし、そういうタレントは何人も知ってるが、この男だけはホント、変わらない。売れても変わらないランキング、第1位だ。昔はコントライブを一緒につくったことはあったが、今度は是非ともコメディの舞台をやってみたい▽観劇後、これまた臨時会議。難航するかと思いきや、スムーズに進行。これはいい兆候だ。最初っから滞るのは大抵の場合、うまくいかないことが多いし▽帰宅後、先日届いた本棚を組み立てる。これでようやく本が整理出来る。

2月18日の断片

▽会議と会議の合間に、シアターコクーンにて『労働者M』を観劇。舞台装置がスゴイことに。さらにその舞台に投影する映像の使い方にも舌を巻く。舞台上で演技する小泉今日子を初めて観た。華のある人だ。

2月11日の断片

▽午前中から会議。アイドル特番。南野陽子の曲をBGMに。端から見れば、奇妙な光景に違いない▽その後、世田谷パブリックシアターで、阿佐ヶ谷スパイダース『桜飛沫』を観劇。阿佐ヶ谷〜は初見だったが、唸る部分多し▽観劇後、レギュラーの臨時会議。今が踏ん張りどころ▽その後、青山劇場にて、中島みゆき『夜会』を観劇。これまた、初見。以前から観たいと思っていたが、毎度、見逃していた。独特の世界観をもつ歌劇。こんなに観念的な内容だとは思ってもみなかった。中島みゆきの歌唱力も手伝って、いたく感動。歌って、やっぱ、スゴイな。中島みゆき、54歳で、こんな舞台をやり続けるなんて頭が下がる。てか、チケットが高額なのに入手困難っていうのもスゴイ。関係ないが、客層がこれまた独特。観光地にある美術館で見かける感じの客層。固定ファンになるタイプって、こんな感じの人たちなんだろうなぁ。

2月4日の断片

▽新宿シアタートップスにて、ラッパ屋『あしたのニュース』を観劇。隣り合う豆腐屋と地方新聞社。その立地条件。発明だなぁ。

1月28日の断片

▽会社設立して約20年。ようやく公式なホームページを立ち上げるべく動き出しているのだが、今日は社員たちのプロフィール用写真の撮影会。といっても、自分がデジカメで簡単に撮るだけなんだけど。来月頭にはオープンする予定▽夜、くろいぬパレード『ヤモリ』を中野ポケットにて観劇。初めて入った劇場だが、トップスっぽくて小規模な芝居をやるにはやりやすそうな小屋。“家族(性)”をテーマにした作品。それでつい思い出してしまうのは、例の一夫多妻男だが、なんかあの事件、その人心掌握術にはかなり興味がそそられる。“人心”を“掌握しようとする人”と“される人”。その前に、掌握され得る心をもつ人って。う〜ん。

1月14日の断片

▽本多劇場で、AGAPE store『BIGGEST BIZ』を観劇。キャスト全員、芸達者なので安心して観てられる▽観劇後、ビレッジバンガードへ。なるほど、このお店はとても下北にマッチしてる。そういえば、六本木ヒルズにあったビレッジバンガードはいつの間にかなくなっていた。やはり、ヒルズ的ではない。マニアックなCDや、使わないだろうけど、何となく欲しくなって、レトロなカセットテープレコーダーを。2800円。当時からすると、まさかこんなに安くなるとは驚きだ▽下北からの帰り、久しぶりに渋谷HMVに立ち寄り、ジャズの新譜やモンティパイソンの音楽ユニット、『ラットルズ』のDVDを。で、帰宅して散乱してるDVDを整理すると、こんなことに。ここまでくると我ながら腹立たしい。

1月13日の断片

▽野田秀樹 作・演出、松たか子 主演のNODA・MAP『贋作・罪と罰』を観た。ドストエフスキー『罪と罰』を下敷きに、幕末、安保闘争などを絡め、現代の日本を描いた舞台。『オイル』以来、久々の野田作品だったが、相変わらずの野田ワールド。演劇ならではの手法を駆使しての舞台演出を楽しく観た。両面舞台のため、照明に当たってほとばしる唾が光る。松たか子が飛ばす唾はそうそう観られるもんじゃない。2列目の席だったので、舞台を降りて出番まで待機する松たか子を間近に観ることが出来た。感想。肌がきれい。

12月17日の断片

DSCF0023▽今年の「このミス」一位になった東野圭吾『容疑者Xの献身』を読了。これから読む人も多いと思うので詳細は書かないが、このトリックには舌を巻いた。まったくもって予想できず。一位も頷ける▽夜、下北沢のスズナリで、グリング『海賊』を観劇。現実との符合がとても興味深く。終演後、作・演出を務める青木豪氏にご挨拶。

12月9日の断片

DSCF0012▽もう随分前から入ろうか入るまいか迷っていたスカパー!だったが、劇団公演が放送されることになったので、これを機に購入。で、衛生アンテナを調べてみると、なんとBSアンテナが設置されていたことを知る。ここに移り住んで5年、BSが映るなんて知らなかった。という訳で、ついでにWOWOWにも加入▽新宿シアタートップスで、双数姉妹『君はヲロチ』を観劇。時代劇と現代劇を絡めた作品。興味深く観る。終演後、役者の小林至氏と作・演出を務める主宰の小池竹見氏にご挨拶▽その後、劇場で偶然会った劇団員たちとご飯。

11月27日の断片

▽パルコ劇場にて『12人の優しい日本人』を観劇。本日はプレビュー公演初日ということもあって、三谷氏の前説有り。役者陣は初日ならではの硬さとトチリがあったが、逆にこのキャストになるとそれも貴重。とにもかくにも羨ましい程の素晴らしい舞台。なかでも温水洋一氏には何度も笑わされた。もう一度観たい▽映画『真夜中の弥次さん喜多さん』を三日かけてようやく観終えた。これでTSUTAYAに返却できる、って何日延滞してんだか。

11月20日の断片

▽公演も半ばを過ぎて。本日はマチネのみ。夜、時間が空くことに気付き、急遽、観劇。ペンギンプルペイルパイルズ『不満足な旅』。今、注目の劇団。久々に面白い劇団を観た。終演後、作・演出の倉持氏にご挨拶▽『ジュラルミンケース』は残すところ、月曜日[A]火曜日[B]水曜日[A・B]の4ステのみ。ご覧になってない方は是非どうぞ。

11月5日の断片

DSCF1545▽Bプロの演出をお願いしている赤堀さんが所属するスーパーエキセントリックシアターの本公演を、東京芸術劇場にて観劇。今回は沖縄を舞台にしたお話。沖縄はここ数年のマイブームとあって、興味深く観る。今回の音楽は、石垣出身のBEGINの作詞・作曲だったらしいのだが、これがまた物凄くイイのだ。終演後、劇中音楽のCDが売ってないかと探したほど。しかし、三宅さんと小倉さんの掛け合いは今だ健在。二人とも50を過ぎてるってのに、スゴイ▽沖縄に行きたくなった▽年に一度のIQテスト、『テスト・ザ・ネイション』の生放送台本を粛々と書く週末。

10月29日の断片

▽高校時代の同級生でもある劇団員のいんげんと、川崎大師に厄払いに行ってきた。地方によって、厄年を数えで見る場合と満で見る場合があるらしいのだが、富山県は数えなので、生まれ故郷の習わしに従うことに。約30分程で終了。厄除けの御札を頂いて、帰宅。でも、これは普通、どこに置いておくもんなんだろ。よく解らないので、とりあえず、仕事部屋に▽夜、さまぁ〜ずの音楽ユニット、マイナスターズのライヴを観に、渋谷はDUOというライヴハウスへ。会場は超満員。ものすごい人気。業界人も大勢詰めかけており、さまぁ〜ずの人気を実感。ライヴも期待を裏切ることなく、爆笑の連続。特に新曲には笑わされた。大竹ちゃん(15年前からの知り合いなので)のセンスには脱帽。ライヴを観ながら、またしてもあるアイディアを思いつく。もう頭の中はやりたいことだらけだ。時間がないのになぁ。仕事してる場合じゃないな、ってそんなこと言ってどうする。

10月13日の断片

▽シアターコクーンで『天保十二年のシェイクスピア』を観た。井上ひさし作、蜷川幸雄演出。開演前に上演時間が四時間近くだと知り、いきなり憂鬱な気分になったが、その長さがまったく苦痛にならないくらい面白かった。シェイクスピアの37作品すべてが詰め込まれた作品。そのすべてを知ってたらさらに楽しめるはず。にしても唐沢寿明。この人、舞台のほうが断然いいなぁ。その狂気たるや凄まじかった。さらに蜷川氏。今年70歳でこの演出はスゴ過ぎ。だって、70歳って言ったら、うちの親父と同い年だもんなぁ。信じられん。しかも同じ天秤座だし、って関係ないか。あと音楽が印象的だったが、作曲は宇崎竜童。この人も60歳。凄いなぁ。40歳なんてまだまだひよっ子だな▽連日、深夜まで会議で、明日までの台本書き終えて時間を見たら4時。体に悪い。

10月7日の断片

▽明大前のキッドアイラックホールに、劇団員の山本佳希の朗読ユニットさんだるの朗読会を鑑賞しに行った。ここは劇団の旗揚げ公演の劇場なので、きっと中に入ると感慨深い気持ちになるだろうと思いながら古い記憶を頼りに甲州街道沿いを歩いていくと、劇場がなく、唖然。確認すると場所が移転したらしい。知らなかった。そんなわけで、何の感慨深さもなく、新しいキッドアイラックホールで鑑賞。演題は重松清の『さかあがりの神様』。たしか『小さき者へ』という短編集の一編。山本の朗読に、Three Dewのアコースティックギターとボーカル、そして照明が加わり、イマジネーションが広がる。何だよ、面白れぇじゃないか、朗読って。観ながら自分も演出したくてうずうずしてくる。だからやるのだ。きっと近いうちに。まずはアトリエ公演だな。なんだかやりたいことだらけだ。ただ、今は11月公演をリメイク作業。と、言いつつこの時期は新番や特番で時間がままならない▽今日で、本公演と本公演の間に続いたユニット公演〜プンプンスプーン『amical』〜ベビサンダー『泥』〜パラ・シエンプレ『片付けたい女たち』〜さんだる『さかあがりの神様』〜はひとまず一区切り。さて、11月公演だ。チケットは今月20日発売です。

9月4日の断片

▽新国立劇場で、SET(スーパーエキセントリックシアター)内のユニット、タイツマンズ『タイツ博』