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07月31日(木)の断片

▼朝9時半にホテルを出発し、鹿児島市内を廻りながらのロケ。たけしさんがロケをする姿は新鮮。27時間テレビでも全国を飛び回り、先の『TVタックル』では宮崎県でレポートと、まるでロケタレント。「俺は今月、ラッシャーよりもロケに出てる」と自慢するのには笑った。大御所になるとスタジオでVTRだけ見てるだけの仕事をしがちだが、それだけじゃ駄目だというのが最近のたけしさんの考えらしい。つくづく頭が下がる▼市内ロケを終え、市民会館にて企画の肝となる収録。その後、再び、ロケへ。そんなに引っ張り回して大丈夫かとこっちが心配になってしまうが、当のご本人は「おいら、演芸場出身だから客前でやるのは好きなんだよ」と嬉しくなるお言葉。夜、8時、終了。このロケの様子は9月2日のスペシャルの放送で▼その後、主要スタッフらと打ち上げを兼ねた食事会。昨日に引き続き、緊張しっぱなし。おかげでろくに話も出来ず、預けられた親戚の子供状態で自己嫌悪。いい大人なのに。神様の前では虫けら同然。でも、虫けらなりに至福の二日間を過ごし、大満足。しかも、この二日間、すべての会議がそれぞれの理由で急遽、休止となり、一本も休まずに済むという奇跡▼深夜、至福の時間を反芻しながら、なかなか眠れず、ぼんやりと過ごす。

07月30日(水)の断片

▼午前中、会議に一本出て、鹿児島へ。今年、3度目の鹿児島。何かと縁のある鹿児島。今回は『家庭の医学』のたけしさんロケに同行。番組5年目にして初のロケ企画。新たな試みだけにどうなるのか気になるという気持ち半分、たけしさんと共に過ごしたいという気持ち半分。いや、五分の四▼夕方、鹿児島空港に到着し、宿泊先の城山観光ホテルへ。ここは以前、屋久島に行くつもりが停滞型という意味のわからない台風に阻止され、四日間も閉じ込められたホテル。なので、馴染み深い。着いて早々に温泉に入り、待機。夜、たけしさんが到着し、主要スタッフと共に鹿児島一の繁華街、天文館で黒豚しゃぶしゃぶ。実に美味。美味だが、たけしさんの話の方が百倍、美味。27時間テレビの裏話など貴重な話をたっぷり聞かせて頂く。ポン菓子のオチの出ところも判明。そうだったのか。至福の時間▼明日は朝から丸一日ロケだが、楽しみでしょうがない。

07月29日(火)の断片

▼某スポーツ紙に“『アメトーーク』、ゴールデン進出”という記事が出たおかげで、番組のBBSが大変なことになってると同会議で知る。書き込みの100パーセントが反対署名的な内容。いつからゴールデン帯のイメージがそんなことになっちゃったんだろ。そんな中、“ゴールデン反対!でも、東海地方は放送時間が遅すぎるので少し早めて欲しい”という書き込みには笑った。

07月28日(月)の断片

▼iPhoneを手に入れてから、スケジュール管理もiCal(Macのスケジュール管理ソフト)でやっている。従来の電子手帳と違い、ネット上で繋がっているのでわざわざ同期する必要がなくかなり便利。便利なのだが、問題はバッテリーだ。丸一日しか持たない。だから充電を忘れると翌日、電源が入らずにスケジュールが確認出来ないということが起きてしまう。今後、携帯電話やノートブックパソコンなど携帯用電子機器はバッテリーの進化が最重要課題。てか、手書きノートに戻そうか否かで悩む。

07月27日(日)の断片

▼テレビ史上に残るフジテレビの「27時間テレビ」に釘付け。高校時代、ひょうきん族で育った身としては実に心に響く至福の時間。鬼瓦権造に扮したたけしさんの暴走ぶりに鳥肌を立てながら爆笑。久々にあの狂気の顔を見た。しかもイイ曲で感動的にまとめたかに見えたエンディング。まさかの大オチ。誰が“ポン菓子”の登場を予想し得たか。突拍子もない脱力なオチに番組終了後もずっとニヤけてた。さすが、たけしさん。そして、さんまさんのパワーにも圧倒されっ放し。さらには、一枚岩なフジテレビの体勢にも感服。一般視聴者にはこの27時間テレビの本当の凄さは伝わってないだろうが、いやはや、同じテレビマンとして心洗われる時間だった。

07月26日(土)の断片

▼東京国際フォーラムにて、綾戸智絵ファイナルコンサート。十周年を機に休養に入るんだとか。思えば、彼女のステージを初めて観たのはデビュー間もないマウントフジジャズフェスティバルだったような気がする。あれからもう十年か。一曲毎にMCが入るという独特なステージ。歌と喋りで観客をぐいぐい引っ張ってく。演奏をバックにMCが始まりその喋りがいつの間にかスキャットに移り変わる芸当(そう呼ぶのがぴったりだ)には唸る▼夜、『ダブルブッキング』という舞台を紀伊國屋ホールで観る。この舞台、シアタートップスで上演している別の芝居に、役者達が行ったり来たりしながら同時に出演しているのだ。にわか信じがたいだろうが、実際に紀伊国屋からシアタートップスへ、シアタートップスから紀伊国屋へ、入れ替わり立ち替わり役者が入り乱れての芝居。その緻密な構成と脚本には唸る。昨年、プロデューサーからこのアイディアを聞かされ、作演出を依頼されたのだが、時間的な都合で断ったのだが、自分だったらここまでの緻密さで創り上げられたか疑問だ。作演出は、堤泰之さん。さすが。終演後、堤さんと久々の再会。十年ぶり。頭髪に歳月を感じた。

07月25日(金)の断片

▼ディレクターに昇格したばかりの後輩に視聴率で負け続け、他の回のラインナップが崩れようとも自分の回を面白くしようと躍起になり、“数字乞食”とまで言われていた『あらびき団』のH(原田)ディレクター。先週、彼の担当した回がなんと番組最高視聴率をゲット。今日、会議に行くと寿司は出るわ、お祝いケーキが出るわの大祝福大会。視聴率を取って、しかも深夜番組でこんなノリは初めて。くだらなすぎ。これまで半分腐りかけていたH(原田)ディレクターも生気を取り戻した。でも、自分たちが面白いと思うところが起点となってる番組が数字を取るのは素直に嬉しい。

07月24日(木)の断片

▼後輩作家たちとダーツ。昨年はかなりハマっていたが、今年はすっかりその熱も冷めていた。が、久々にやると楽しすぎ。クリケットはホント、性格が出るゲームだ。ダーツマイブーム、再燃の予感。

07月23日(水)の断片

▼会議を終え、ブルーノート東京へ。2ndステージは21時半からなので助かる。本日は、SOULIVE。レジーナカーターの時とはまったく異なる若い客層。そして超満員。SOULIVEのライブは初だが、こんなに人気があったとは。元々はアラン&ニールエヴァンスという兄弟にギターのエリック・クライズノーのトリオ編成だが、途中からホーンセクションが加わり、会場の興奮も最高潮に。途中から立ち見しなきゃなんないブルーノートなんて、初めてかも。実は苦手だが、仕方ないので自分も立つ。でも心の中はノリノリ。時にはこんなジャズファンクも楽しい。終わってみれば、2時間強。たっぷりと堪能した。

07月22日(火)の断片

▼先週から、青山、赤坂、六本木、渋谷あたりを自転車移動している。よりによってこんな猛暑に。会議室につくとしばらく汗がひかない。が、逆にいえば、こんなに毎日、汗をかくこともないので、免許更新手続きが完了するまで自転車移動を続けようと思っている。てか、早く更新しなきゃ。うっかり失効で猶予があるといえどもあと五ヶ月。これを過ぎたら本当に免許を失ってしまう▼最後の会議を終え、深夜2時、帰宅。17時間労働。こんな時の自転車はつらい。

07月21日(月)の断片

▼最後の会議が20時から。が、会議室に入ると真っ暗。嫌な予感がして確認すると今日は休みだった。ポッカリと時間が空いたので、冷やし中華を食べてから、映画館へ。宮崎駿監督『崖の上のポニョ』。CGアニメが目を見張るような進化を続ける時代に、信念をもって逆行する絵本のようなアニメ作品。原点回帰ともいえる今回は個人的にはとても好み。ま、賛否両論だろうなぁ、きっと▼原点回帰といえば、このCD。ジャズトランペッターのウィントンマルサリスがウィリーネルソンとつくったカントリージャズアルバム。新伝承派として古典をモチーフに様々な作品を世の送り出しているウィントン。アーティストというよりはもはや戦略的なプロデューサーという感が強いが、まんまとハマってしまうのも確か。

07月20日(日)の断片

▼収録を一ヶ月後に控えたスペシャルの臨時会議。資料を見ながら大まかな方向性を決めていく。決してこの手の会議は嫌いじゃないのだが、数年前と大きく異なるのは、より“今の”視聴者を意識してるところ。これまでは作り手がきちんとこだわりと情熱をもって筋を通して創ればそれなりに数字はついてきたが、今は違う。そんな現状に腹立たしさを覚えずにはいられないが、幾ばくかの希望を持って、今は臥薪嘗胆▼夜、仲間内とブルーノート東京へ。ジャズヴァイオリン奏者のレジーナカーターのステージ。これまでヴァイオリンは好んで聴く楽器ではなかったが、彼女の演奏を聴いてその趣向を改めざるを得なくなった。こんなにリズミカルなヴァイオリンは初めて。激しく弾むように弾いたかと思えば、かすかな音で静かに弾くという超絶テク。あんなに小さな音を奏でられることに驚く。言ってみれば、米細工を初めて見た時のような驚きだった。それにしてもヴァイオリンがこんなにも表情豊かな楽器だったとは知らなかった。自分の無知を恥じる▼関係ないが、間違って入店したと思われる酔っ払いが演奏中に暴れるというハプニングが。その様子をメンバー一同、気にしながらの演奏はある意味、貴重な光景。ただ、会場の空気は一瞬にしてシラけたけど▼あまりの感動に、早速、手に入れた彼女の作品『I'll be seeing you : a sentimental journey』もスタンダードナンバーをアーティスティックに料理した名盤。好きな女性ボーカリスト、ディーディーブリッジウォーターもゲスト参加していて、嬉しい。

07月19日(土)の断片

▼元劇団員たちとバーベキュー。おそらく二十数年ぶり。高校時代にキャンプをして以来のはず。花見などもそうだが、これまでその手の集まりは苦手で参加を避けてきた。が、屋久島でのトレッキングを機に自分の中でアウトドアブーム到来の兆し。そのひとつが今回のバーベキュー。当初、海辺でやる予定だったが、行ってみると殆どが禁止区域。意外にも自由にバーベキューは出来ないのだと知る。で、散々探した挙げ句、某森林公園内に設けられたバーベキューエリアを発見。川が流れる絶好のポイント。そのシチュエーションも手伝ってか、恐ろしく美味しかった。みんなで「うめー!うめー!」と叫びながら腹一杯食べる。こんなに美味しく食事したのは久しぶり。完全にバーベキューの虜。ハマった。この夏から秋にかけて、やりまくる。そんな時間、そうそうないような気もするけど。

07月18日(金)の断片

▼例のアッキーナ番組の企画打ち。諸事情により二転三転する中、昨日、ようやく企画を決定し、今日も再度、ディレクターの古賀君と二人で企画の詰め。その打ち合わせ中に、古賀君から「企画は成立してると思いますけど、当初、中野さんが狙ってた方向と変わってきてますよね」と指摘され、ハッとする。そうだった、やりたいのはこんな方向じゃなかった。何度も考え直すうちに安パイの方向に進んでた。てか、こういう指摘って普段は放送作家の自分の仕事。番組を主導で創らねばならない今回、作家とディレクターの逆転現象が起きてる。ということで、急遽、今まで詰めていた企画をあっさりと捨て、新たな企画を考える。収録まで一ヶ月。もう時間がない▼会議の合間にそば屋に立ち寄ったのだが、人が食べてる隣でプカプカと無神経にチェーンスモークするバカ女たちに無性に腹が立ち、途中で食べるのを止め、店を出る。5年前までは自分もヘビースモーカーだったが、そのあたりは気を遣っていたつもりだ。歩き煙草も含め、周囲のことはお構いなしに欲求のままに吸うことを、“欲求不満タバコ”と呼ぶ。

07月17日(木)の断片

▼YouTubeで貴重な映像を発見。BOBBY VALENTINOのPV。アルバム自体、2枚しか出てないアーティストなのでまさか歌う姿を動画で見れるとは思ってもみなかった。約15年前。デビュー当時は“こんなのジャズじゃない”などと批判的な声もあったが、個人的には好きなボーカリストの一人。理由は単純。声質。テクニックや歌唱力とはまた違った次元で声質は重要▼会議を終え、稽古場の片付け作業。十年分の荷物を劇団員たち全員で整理。想い出深い代物も沢山出てきて、その都度、懐かしむ。その後、久々に劇団員たちとご飯。

07月16日(水)の断片

▼月曜日に引き続き、本日もビルボード東京へ。ケニーギャレットLIVE。かつてはマイルスグループにも在籍していたサックス奏者。約二時間、懐古的なジャズは一切やらずに“今”のジャズに終始。その姿勢は常に新たな手法を編み出し続けたマイルス譲りか。

07月15日(火)の断片

▼会議を終え、後輩作家と遅い飯。偶然、近所でご飯を食べてるという別の後輩たちも合流。その串焼き屋が早めの閉店なので、他の店に移動。と、路上で旧い知人と遭遇。何だか賑やかな夜。軽飯のつもりが、あれよあれよと深夜に。

07月14日(月)の断片

▼会議を終え、ビルボード東京へ。ジャズ界の重鎮、リーコニッツのライブ。マイルスデイヴィスらと「クールジャズ」という歴史的潮流をつくった伝説のサックスプレイヤー。御年80歳でありながら、今も尚、その“クール”さは貫かれていて、かといって懐古趣味に陥ることなく“今”のジャズを演っており、いい意味で裏切られた。

07月13日(日)の断片

▼『苦情の手紙』千秋楽。本日は、6組目、7組目。昨日に引き続き、『語り女たち』という舞台で一緒だった町田マリーさんが登場。一度、仕事をしてるということもあって信頼感はあったが、こんな風に「女」をつくるとは。彼女ならではの、ちょっと狂った「女」。面白かった。意外にこの本、幅をもって作れるんだと今回、気付かされた▼終演後、打ち上げ。去年、一緒に舞台をやった連中も混じって、深夜遅くまで。『苦情の手紙』はまた年末にやる予定らしい。

07月12日(土)の断片

▼『苦情の手紙』四日目。本日は4組目、5組目。昨年3月にやった『語り女たち』という舞台で一緒だったナイロン100℃の松永玲子さん。演出のポイントを押さえつつ、独特な女を演じていて感服。今までこのパターンの「女」でやった人はいなかった。また新たな『苦情の手紙』の世界。他の組も、昨年の何組かのように演出を壊すことなく創り上げていて嬉しい限り▼夜、舞台が終わり、ソフトバンクへ。勿論、iPhoneの手続き。新しモノ好きとしては何としても手に入れなければならない今世紀最高の発明品。発売翌日は対応も落ち着き、昨日までは購入者が自分で設定しなきゃいけなかったネット環境も、すべて店員が代行してくれて、楽。WiFi環境関係なく、モバイルでネットに繋がるのはとても便利。これでMobile-meがスタートすれば、恐ろしく便利になる。

07月11日(金)の断片

▼会議を終え、本日も博品館劇場へ。『苦情の手紙』三日目。MAXのNANAさんは初舞台とは思えぬ出来で感心▼終演後、飛び出しで、会議3連チャン。体力というよりは、気持ちの切り替えが大変。

07月10日(木)の断片

▼渋谷での会議が早く終わったので、その足で久々にHMVへ(最近はすっかりタワレコ派)。ジャズの新譜などを見ていたらこんなCDが。演奏してる音楽家に失礼だ。ま、それ用に録音したのなら話は別だが。てかクラシックもジャズもそんな風に捉えられてるジャンルなんだなと再確認▼本日も『苦情の手紙』。二日目。昨日の組が緊張から読み出しの間が早かったので、留意点として「緊張するだろうから、読み出しの間はゆっくりぐらいがちょうどいいと思います」とアドバイス。結果、もの凄く間が遅い。終わってみれば、昨日の組との差、15分。驚いた。過度な緊張感は適度な間を奪うことを痛感。ただ、これはこれで成立していたのが不思議。笑いの「間」で演出しているが、そうではない「間」も存在する訳で、そういった意味ではまた違った『苦情の手紙』の世界を垣間見た感じ▼終演後、リニューアル会議。ずっとリニューアルし続けてる感じがする、この番組。掴んだかに見える手応えが正しいのか否か。その判断が難しい▼深夜、収録中の『アメトーーク』に立ち寄る。今回は「油揚げ芸人」。成立するかどうかスレスレのところをフラフラしながらトークしてる感じが堪らない。愛すべき芸人のドキュメント。

07月09日(水)の断片

▼本日から『苦情の手紙』がスタート。初の博品館。独特な雰囲気のある劇場だ。キャパの割には観やすい舞台。劇場入りし、舞台美術をチェック、音響チェック、そして照明の段取り。その後、場当たり。そうこうしてるうちにあっという間に本番。緊張のためか、間が早くなりがちだったが、大きな失敗もなく、無事、終了。笑いも多く、いい初日が開けた。残り、6組▼深夜0時から最後の打ち合わせ。そこで、Dの生々しい家庭不和の話を聞き。こんな時は独身の有り難みを感じる。

07月08日(火)の断片

▼『アメトーーク』の会議には、総合演出の意向により、毎週、スイーツが出る。その効果か否かは定かではないが、会議の雰囲気がそのまんま番組に出てる感じがする。で、本日。スイーツに混じって、おつな寿司ときつねどん兵が出る。何故なら、今日の議題が『油揚げ芸人』だから。別に今、油揚げがトレンドでも数字が見込める素材でもない。この番組にとっては、面白ければそれがトレンドなのだ。つくづく幸せな番組なのだなぁとどん兵を食べながらしみじみ思う▼帰宅して、明日から始まる朗読劇『苦情の手紙』の舞台音楽チェック。ま、音楽でデコレーションすることなく、始まりと終わりのたったの二曲なんだけど。

07月07日(月)の断片

▼鎌倉FMの『Jazz Cafe』という番組で、ワンコーナーだけ女性ジャズボーカルモノの選曲を担当しているのだが、コーナー開始3周年を記念してそのスペシャルをやることになり、男性ジャズボーカルを特集。誰でも知ってるようなボーカリストを紹介しても面白味に欠けるので、いろいろ悩みつつ、マイナーかつ意外性あるボーカリストをピックアップ。知ってる人でもニヤリとするような選曲。リスナーの反応が伝わってこないので好評なのかどうか判らないんだけど。てか、その前にこの番組自体、聴かれてるのか。

07月06日(日)の断片

▼贅沢に午前中いっぱいまで寝て、その後、DVD三昧。まずはライブDVD、『忌野清志郎・完全復活祭・日本武道館』。喉頭癌を克服し、再びあの歌声を聴かせてくれたことの、感動。1曲目の「JUMP」を歌う姿に泣きそうになった。いや、涙腺を震わせたのは会場の空気感。キングの復活を心から喜ぶ観客と清志郎の一体感が実に感動させるのだ。「君が僕を知ってる」「僕の好きな先生」「スローバラード」「きもちE」「ドカドカうるさいR&Rバンド」そして「雨上がりの夜空に」と、想い出深いナンバーにすっかり心酔。ライブ、行きたかった。後悔▼そして、吉田大八・脚本監督の『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』。舞台は石川県。自分が生まれ育った隣の県なので方言が似ているのだが、そのイントネーションが耳について所々、集中力を欠いてしまったが(そういった意味では富山県を舞台にした『キトキト』の大竹しのぶさんのほぼ完璧な富山弁には驚いた)、実に面白く観た。佐藤江梨子がハマり役。田舎に同化できない役柄は演技ではなかなか補えない。彼女がやはり異質な女優なのだ▼そして、再びライブDVD。『カサンドラウィルソン・トラベリングマイルス』。今、個人的に好きなジャズボーカリストの3本の指に入る天才。音楽的知識に乏しいので、これまで彼女の凄さを理屈で説明出来なかったが、先日の対談で彼女の新譜の話題になり、理論的にその凄さと新しさを聞いて目から鱗。なるほど、彼女がやろうとしているのはそういうことだったか。スタンダードナンバーを歌った新譜、要注目▼最後はドキュメンタリー。ジャズミュージシャンばかり撮り続けたカメラマン、ウィリアム・クラクストンの軌跡を追った『JAZZ SEEN』。数々の歴史的なジャズアルバムのジャケ写に秘められたエピソードなどが知れて、ジャズ好きには堪らない内容。子供の頃からジャズミュージシャンに惹かれ、写真をスクラップし続けていて、やがてジャズミュージシャンから最も信頼される写真家になったのだから理想的な人生だ。かくいう自分も、高校時代に憧れていたのが、放送作家とジャズに関する仕事。結果、放送作家として働けて、ジャズにも趣味の範囲で関われているのだから、今の境遇は恵まれているのだな、きっと。ま、別に満足してる訳でもないんだけど。

07月05日(土)の断片

▼朝9時から、池尻大橋のリハーサルスタジオにて『苦情の手紙』稽古。一組一回三時間の演出。少ないといえば少ないが、多少役者のタイプによって演出の仕方が違うとはいえ、同じことを何度も繰り返す稽古はキツイ。通常の芝居の稽古ならば、丸一日中、稽古し続けていても苦にならないのだが、この稽古ばかりは、自分が飽きずに手を抜くことなく毎回、新鮮かつ真摯な姿勢で臨まねばならないので、違う神経を使う▼一本目の稽古が終わり、30分の休憩後、次の組。そして、稽古終了後、三時間の休憩…の予定が、昨夜、急遽、招集がかかった企画会議へ。芝居で使う脳とテレビの企画で使う脳はまったく違うので、その捩れと疲労感に身悶えながら、何とかアイディアを絞り出し、慌てて、最後の稽古へ▼本日、三本目の『苦情の手紙』稽古。幸い、三人のうちの二人が知り合いの役者だったので、使い慣れてない“初対面神経”を使わずに済み、助かる。で、夜10時、すべての稽古が終了。あとは来週から始まる本番を待つのみ。予想通り、疲労困憊。

07月04日(金)の断片

▼免許失効中なので、ここ数日は自転車移動。そんな時に限って、三十度を超える真夏日。移動するだけで汗ダクダク。たぶんこの数年で一番汗かいたかも。でも、これはこれで気持ちいいかも。てか、運動不足も甚だしいことを猛省。体調不良も運動不足も一因だと思うのだが、時間がままならぬ。このバッドスパイラル、何とかせにゃ。改めて思うが、自分の周り、いろんなバッドスパイラルでいっぱいだ。

07月03日(木)の断片

▼午前中、『苦情の手紙』の稽古。細かく演出しながら通して読むだけであっという間に三時間。一組一回三時間の演出というルール。自分的にはあとは“観客”として本番を楽しむだけ。さて、どう肉付けされてくるのか。残り3組(しかも土曜日にまとめて。さて体力と集中力が持つか)▼このところ、新番のリニューアルに伴う臨時会議続き。軌道に乗せるのは、今の時代、本当に大変だ。

07月02日(水)の断片

▼ジャズにまつわる対談仕事。ニューヨークなどで活躍するアーティストのエージェント&バイヤーの方に最先端のジャズアルバム(どれも知らないアーティストばかり!)を聴かせて貰いながら、ジャズの潮流について話を伺う。今、ジャズの最先端ではそんなことになっていたのか。いかに自分が持ってる情報が閉鎖的で、偏ってるかを知る。視野が広がった。話をしていて、ジャズを聴くことが(というか流すことが)オシャレだと捉える連中は困ったものだと共感し合う。ホント、まったくそんな音楽じゃないんだよなぁ。今日、聴いた作品は不協和音のオンパレードだったし。

07月01日(火)の断片

▼免許の更新期限が過ぎていたが、なかなか行く時間がなかった(平日しか受け付けないというのはどういうことだ)。おかげで免許失効中。で、本日。会議が一本休みとなり、まとまった時間が出来たので、急遽、鮫洲試験場へ。が、失効しているため、住民票が必要らしい。当然、そんなもの用意していない。確認していかなかった自分が悪いが、無駄足。凹む。こんなことなら、その空き時間に映画観たのに。それにしても、つくづく事務能力が極端に欠如した男だ。

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