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07月06日(日)の断片

▼贅沢に午前中いっぱいまで寝て、その後、DVD三昧。まずはライブDVD、『忌野清志郎・完全復活祭・日本武道館』。喉頭癌を克服し、再びあの歌声を聴かせてくれたことの、感動。1曲目の「JUMP」を歌う姿に泣きそうになった。いや、涙腺を震わせたのは会場の空気感。キングの復活を心から喜ぶ観客と清志郎の一体感が実に感動させるのだ。「君が僕を知ってる」「僕の好きな先生」「スローバラード」「きもちE」「ドカドカうるさいR&Rバンド」そして「雨上がりの夜空に」と、想い出深いナンバーにすっかり心酔。ライブ、行きたかった。後悔▼そして、吉田大八・脚本監督の『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』。舞台は石川県。自分が生まれ育った隣の県なので方言が似ているのだが、そのイントネーションが耳について所々、集中力を欠いてしまったが(そういった意味では富山県を舞台にした『キトキト』の大竹しのぶさんのほぼ完璧な富山弁には驚いた)、実に面白く観た。佐藤江梨子がハマり役。田舎に同化できない役柄は演技ではなかなか補えない。彼女がやはり異質な女優なのだ▼そして、再びライブDVD。『カサンドラウィルソン・トラベリングマイルス』。今、個人的に好きなジャズボーカリストの3本の指に入る天才。音楽的知識に乏しいので、これまで彼女の凄さを理屈で説明出来なかったが、先日の対談で彼女の新譜の話題になり、理論的にその凄さと新しさを聞いて目から鱗。なるほど、彼女がやろうとしているのはそういうことだったか。スタンダードナンバーを歌った新譜、要注目▼最後はドキュメンタリー。ジャズミュージシャンばかり撮り続けたカメラマン、ウィリアム・クラクストンの軌跡を追った『JAZZ SEEN』。数々の歴史的なジャズアルバムのジャケ写に秘められたエピソードなどが知れて、ジャズ好きには堪らない内容。子供の頃からジャズミュージシャンに惹かれ、写真をスクラップし続けていて、やがてジャズミュージシャンから最も信頼される写真家になったのだから理想的な人生だ。かくいう自分も、高校時代に憧れていたのが、放送作家とジャズに関する仕事。結果、放送作家として働けて、ジャズにも趣味の範囲で関われているのだから、今の境遇は恵まれているのだな、きっと。ま、別に満足してる訳でもないんだけど。

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