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05月31日(土)の断片

▼今週末は年に一度のプロ野球観戦ツアー。「パリーグを応援しなきゃいけない」という野球バカそーたにさんの号令に従い始まったこのツアーも今年で4年目。で、今年は福岡ドームでソフトバンクVS巨人戦。毎年、応援するチームは変わるが今年は「王さんを応援しなきゃいけない」というそーたにさんの強い想いでソフトバンクファンになる。で、朝9時半の便で一人、早めに福岡へ。心残りだった涅槃仏の別アングル写真を撮るため。調べていると、向かいの山からその全貌が撮れることを知ったのだ。午後は一人で黙々とその撮影。今年はこの時間がいちばん楽しい▼夜、ホテルのロビーで観戦ツアーのメンバー(そーたに、町田、岩本)と合流し、グルメ放送作家すずきB推薦の寿司屋で食事。市街地からかなり離れた場所だったが、実に美味。福岡に来た時はまた行ってみたいと思わせる店。何でも小山薫堂さんはここのいなり寿司だけを買いにわざわざ東京からやって来るとか。グルメの情熱はスゴイことになっている。

05月30日(金)の断片

▼会議が3本も休みになり、ほぼ休日状態。なので、ぽっかり空いた時間を利用して映画を観る。今さらながら『I AM LEGEND』。誰もいない荒れ果てたニューヨークの街。CGの進歩に目を見張る。予備知識が殆どなかったので、まさかこんな映画だったとは▼そして、渋谷パルコのシネクイントにて『アフタースクール』。『運命じゃない人』の緻密な脚本に唸らされたが、今回もこの監督の構成力に脱帽。と同時にキャスティングの妙にも唸る。佐々木蔵之介、大泉洋、堺雅人、みんないい役者さんだなぁ▼最後の会議が23時から。話しながらここ2、3年でホント、テレビを取り巻く諸々が変わったと痛感。

05月29日(木)の断片

▼会議が一本無くなり、ぽっかりと時間が空いたので、昨日買ったばかりのDVD『河童のクゥと夏休み』を観る。名作『クレヨンしんちゃん〜モーレツ!オトナ帝国の逆襲』を生んだ原恵一監督。今回もまた心に染みる作品を創ってくれた。声優として参加しているゴリが役柄にハマっててとてもイイ。てか、ゴリでなかったらこの作品の後味もかなり違ったものになったのではないかと思われる。子供が出来たら一緒に観たい映画。ま、いつになるか判らんが▼最近、ハマってる“Fantaふるふるシェイカー”。飲んだ後、ちょっと胃が気持ち悪くなり毎度、後悔してるのに、時々、飲みたくなる。今日も自動販売機に見かけ、買おうとしたら、値段がこんなことに。どう見ても同じモノ。意味が判らない。

05月28日(水)の断片

▼無茶なスケジュールの台本書き。おかげで一本会議に行けず終い。申し訳ない▼夕方、時間がぽっかり空いたので、渋谷タワレコで月イチの独身貴族買い。映画DVDやらCDやら。店内を回っていると一際異様な雰囲気のコーナーがあり、見ると「安穂野香」コーナーだった。なんか知らんけど、タワレコが全国的に大プッシュしてるんだとか。他のミュージシャンの皆さんに申し訳ない▼夜、会議が思いの外、早く終わったのでドロンズ石本君がやってる恵比寿の馬肉料理のお店へ。店長が元ファンキーモンキークリニックの卓君でこれまた知り合い。で、店員の一人が『あらびき団』に出たと挨拶される。芸人がやる馬肉料理の店。美味。途中、どこで知ったのか「誕生日祝いです」と馬汁をサービスされる。これが実に美味しかった。

05月27日(火)の断片

▼某会議で、ナレーター案の話になり、誰がいいかいろいろ名前を挙げていたのだが、一人のディレクターが「はるな愛はどうですか?旬ですし」と提案。一瞬、なるほどと思いかけたが、考えてみたら、はるな愛はあややの当てぶり芸。声を出してない。なのに、「旬だから起用した」というのもまぬけな話なので、やんわりと否定した▼さらに同じ会議。今、考えてる企画について上層部が「ノー」と言いそうだと局Pが懸念した途端、制作会社Pが「じゃあ、僕がそいつをエアガンで撃ちますから」と真顔で発言。なんかホントに撃ちそうだから会議室内、微妙な空気になる。てか、マジでやってくれないかなぁ、そんなやつ。

05月26日(月)の断片

▼朝一番の便で東京に戻り、その足で会議へ。タクシーに乗ると、運転手が「お客さん、この花、どうですか、キレイでしょ」と話しかけてくる。見ると運転席の計器の横に白い小さな造花が。興味がなかったので軽く受け流そうと思っていたら、「実はコレ、待ち時間に私がつくったんですよ」と自慢が始まる。「コレ、ティッシュで出来てるんですよ、見えないでしょう」と意気揚々と言うので、仕方なく「スゴイですね」と感心したふりをすると、「どこで習ったと思います?」と質問してくる。一応、「そういう教室とか、あるんですか?」と聞いてみたら、「いや、習ってないんです、自己流です。こんなの、教えてるとこなんてないですよ」と否定される。じゃ、質問するなよ。で、信号待ちになった瞬間、運転手はおもむろにティシュを取り出し、「いいですか、このティッシュをこうするんです」と解説しながら作り始める。で、青になると、「あ、ちょっと待って下さい、赤になったら続きを作りますから」とタクシーを走らせる。が、なかなか赤にならず、「いつもはすぐに赤になるくせに嫌がらせですかねぇ」と苛立っている。結局、赤信号に二度引っ掛かっただけで目的地に到着し、花は未完成。が、運転手は「お客さん、もうちょっとですから」とドアも開けずに慌てて続きを作り、ようやく花が出来ると、「ホラ、うまいもんでしょ?」と満面の笑みで再び自慢。で、「じゃあ、コレはお客さんにプレゼント!」と手渡されたが、嬉しくも何ともないし、逆に気味が悪い。でもそう言うしかないので、「ありがとうございます」とお礼を言ってタクシーを降りる。なんか、世の中、病んでる人が多いような気がする

05月25日(日)の断片

▼朝起きるとかろうじて雨が降らないでいる感じの曇天。雨さえ降らなければ山登りも可能に違いなく、朝食をとってすぐにレンタカーを借りて出発。目指すは白谷雲水峡。あの「もののけ姫」のモデルとなった森がある山だ。前回訪れた時にすっかりその神秘的な光景に魅了され、虜になってしまった。これまで何度も屋久島に行こうとしたのも(その度に台風で阻止されたが)再度その神秘を味わいたいと思ったからだった▼車を走らせること40分。ようやく白谷雲水峡の入り口に到着。この時、天気予報に反して奇跡的に晴れ間がのぞき始める。一時期の雨男ぶりはすっかり返上。去年からまた晴れ男に返り咲いたのだ(返り咲くってのも変だけど)。で、舗装された坂道を上り、吊り橋に差し掛かる。ここからが本格的に入山。約4時間かけて山を往復しなければならない。普段、運動不足のためすぐにバテてしまうかと思ったが、これが不思議と歩ける。やはり森の中という異質な場所のせいかもしれない。白谷雲水峡独特の風景を堪能しながら、時折、川の水で喉をうるわし、歩を進める。そして歩くこと約1時間半後。ようやく“もののけ姫の森”に辿り着く。一瞬、ざわっとした異質な雰囲気を感じると思ったら、やはりそこがその森だった。肌で感じる神秘の空気。これを体験したくてわざわざやって来た。しばらくそこで休憩するも、次々と観光客がやって来て(5年前よりも確実に増えている!)記念撮影をするものだから何だか落ち着かず、渋々その森を離れることに。そして次に目指すは白谷雲水峡の頂上、太鼓岩。約1時間ぐらい黙々と歩き、最後の急斜面を木にしがみつきながら登り切ると、そこには予期してなかった絶景が広がっていて、思わず感嘆の声をあげてしまった。来てよかった。こんな光景はそうは見れない。写真では味わえない実景ならではの感動。で、その半径わずか数十メートルの岩の上で、休憩。持参したおにぎりを食べる。コンビニのおにぎりなのにこれがすこぶる美味い。美味すぎる。人の感覚ってそんなものだ▼その後、1時間半ぐらいかけて、来た道を戻る。途中、何度か屋久鹿屋久猿と遭遇。このまますんなり下山するのも何なので、コースをはずれて川辺に降り立ち、渓流に足を浸して休んでいたら、遠くからガイドさんに怒られる。コースをはずれるのはマズイらしい。知らなかった。てか、そりゃそうか▼結局、朝10時に出て、ホテルに戻ってきたのは夕方6時。たっぷりとアウトドアを楽しんだ一日。最後はゆっくりと温泉で締め括る。これが昨日にも増して気持ちがいい。人の感覚ってやっぱりそんなものだ。

05月24日(土)の断片

▼ここ15、6年は毎年、5月は劇団公演に追われていたが、今年の5月は久しぶりに何もない。そんなことを思っていたら、はたと屋久島に行こうと思いついた。初めてその島を訪れた時は9月だったのだが、ぎっしりと生い茂った屋久杉群を見ていたら、ここは新緑の季節が一番だと直感的に感じ、次は5月に来ようと決めていたのだ。が、先の理由でそれもままならず、あっという間に5年の歳月が経ってしまった。で、先週、屋久島に行こうと思い立ち、本日の朝、羽田を出発。3年前、思いっきり台風に阻止されているのでちと不安だったが、今回は無事、屋久島に辿り着くことが出来た。がしかし、生憎の雨。天気予報でもこの週末は100%雨。雨天の中、森に入れるのかどうか不安になりつつ、本日は宿泊先のいわさきホテルでゆっくりと温泉に入り、おとなしく読書して過ごす。

05月23日(金)の断片

▼いまだ『アメトーーク』の尾形君(現在、ディレクターに昇格)の板書の巧さを超えるAD君にはお目にかかったことがない。彼の場合、会議で話されている内容を即座にカテゴライズしながら、殆ど構成表に近いカタチに仕上げるというスゴ技で、中でも感心していたのは、“ボケ”と“アイディア”の見極めの確かさだ。ただの“ボケ”は一緒に笑い、“アイディア”は仮に同じトーンで発したとしてもちゃんと板書する。簡単そうでなかなか出来ない芸当だ。最も腹立たしい板書は、みんなで盛り上がって次々にアイディアを出しているのに何ひとつ書き留めていない時だ。些末なアイディアは流れで湧き出てくるのでいちいち覚えていない。後で思い出そうにも忘れてしまっていることが多く、メモってないとそれまでの時間が無駄になってしまうのだ。要は、ちゃんと会議に参加して把握しながら書いてるかどうかの違いだけだ。それって的確に状況を見極めて取捨選択し、流れを編集していくディレクターの資質が垣間見えるところでもある。つい長々と書いてしまったのは、今日やった会議のうち、2つの会議で“まぬけ板書”を目の当たりにしたからだ。1つは「美しき青きドナウ」というクラシックの名曲が、「青木・ロナウド」とあり得ないキャスティング案になっていた板書。もうひとつは、みんなで挙げたゲスト案の殆どがカタカナ表記だった板書。ハルナアイ・ハヤミユウ・ミヤザキヨシコ…(略)…一人や二人ならいいが二十数人もの名前がカタカナで書かれてあると、もはや誰のことやらわからなくなり、番組がイメージ出来なくなる。さすがに見かねたプロデューサーが「漢字書けるヤツと替われ!」と怒鳴っていたが、そんな罵声が飛ぶ上場企業の会議はそう多くない。これからのテレビ界を立て直す優秀な若き演出家は、果たして出てくるのか。ちょっと心配になる今日この頃。

05月22日(木)の断片

▼久々の劇団ミーティング。今後のコトを話す。いろいろと大変なコトになってるが個人的には前向き。バットスパイラルからさてどう抜け出すか、だ▼深夜、会議をしてると何通かのバースデーメールが。そういえば明けた翌日は誕生日だった。43歳。なんだそれ。まさかこんな43歳だとは。ま、たかが43歳。でも、されど43歳。ハッピーバースデートゥミー。じっと手を見る。

05月21日(水)の断片

▼熟考した挙げ句、ある仕事を断った。いろんな状況的に難しいと判断。申し訳ないと思うが迷惑をかけることが過去の同じ状況に鑑みても明白。正式にお断りの電話した後、罪悪感に苛まれる。ま、仕方がない▼会議の合間にHPのリニューアル打ち合わせ。今年はいろいろリセットする年かも。7月オープン予定。

05月20日(火)の断片

▼先週、『アメトーーク』の会議でどういう訳か自分たちの親戚縁者に自慢するために、ナベアツの撮影会をしようということになり、本日、会議冒頭で撮影会。親バカ・そーたにさんも我が息子に自慢するために、2ショット撮影。撮ってあげてるのが総合演出。くだらないなぁ。会議の空気感は番組の空気感に繋がるというのが持論だが、『アメトーーク』などはその典型。にしても、渡辺君、わざわざ、このために頭をセットし衣装を着込んで出席。あんなに売れてるのにエライ。その人柄もまた売れる要因なのだ▼会議が一本休みになったので、久々にDVDで映画を観る。今さらながらタランティーノの『デスプルーフ』。超一流のB級映画。観たのが午前中だったこともあり、自慢のホームシアターで大音量で鑑賞。実に面白かった。半分、音楽映画の側面もあるのでこれは大音量で観るのが正しい。

05月19日(月)の断片

▼東京国際フォーラムで開催されたジャズの巨人・ソニーロリンズのコンサートへ。今年実に78歳になるロリンズの貴重なステージを数ヶ月前から楽しみにしていた。ステージから離れることたったの数メートル。2列目の中央席。ずっとロリンズが目の前でテナーを吹いてる幸せ。思い起こせば、自分がジャズにどっぷりとハマってしまったキッカケが彼の歴史的名盤『サキソフォンコロッサス』だった。以来、ロリンズの作品をすべて買い揃え、新譜が出る度に心躍らせ続けたこの28年。数年前に来日した時は“最後の来日公演”と言われていてもう生で聴くことはないのかと悲しくなった。そのせいもあって今回のまさかの来日が決まった時は興奮した。そしてそれ以上に今日の演奏には興奮させられた。吹けば吹くほど疲れを見せるどころかヒートアップ、茶目っ気混じりの『セントトーマス』でさらに観客を盛り上げ、アンコールで最高潮に達する。ほんとうに圧巻だった。もうすぐ80歳になろうかというお年寄りとは思えない溌剌とした演奏。その様子は“楽器を吹奏する”というよりは“呼吸する”という表現のほうがピッタリ。こんな風にテナーを吹くなんてまさに仙人の域だ。観客はロリンズの呼吸に吸い寄せられ、心を震わされているのだ。すべての演奏が終わり、超満員の会場はスタンディングオベーション。何度も何度もお礼をしながら少しずつ去っていく人の良さが印象的。次にあの人の生の演奏が聴けるのはいつなんだろう。帰宅して、過去と今を交錯させなから高校時代に繰り返し聴いた『Reel Life』を久々に聴き直した。

05月18日(日)の断片

▼元ドロンズ、大島君の結婚披露宴に出席。実に350人以上の人たちが集まる大パーティで驚く。その割にはあまり知り合いがいなく、『電波少年』や『ひざくりげ』のスタッフぐらい。あれ以来、役者に転向し、自分とは住む場所が違ったのだと思った。会場がデカイので場内のいたる所に設置されたモニターで宴を見守る▼披露宴を終え、元『ひざくりげ』のメンツだけで二次会。当時のバカな企画を振り返りながら盛り上がる。あれから八年。本当にテレビのつくりかたは変わった。

05月17日(土)の断片

▼新宿のディスクユニオンのレコード館へ。週末は新しく廃盤が入荷するので人が多い(新たな廃盤ってのもおかしなカンジ)。自分的には特に廃盤を求めるというマニアではないので、その混雑が鬱陶しい。欲しいと思うレコードをピックアップしたら20枚近くに。それを試聴機で聴きながら7、8枚にふるいにかける。欲しいと思う中古レコードは値が張るものが多いのでここでは独身貴族買いはなりを潜める。そんな湯水のように使える金などない。買ったレコードの一枚が、美空ひばりの再発モノ。新品。この所、美空ひばりの復刻ラッシュ▼夕方から打ち合わせ。先週、会議が始まったばかりの特番。なのにもうスタジオ台本打ち。来週火曜収録。会議室に来てた演出女史が死にそうな顔になってた。無理をして生理が止まらなければいいが。セクハラ発言。咳をしても一人。心配してもセクハラ。意味が違うか。大変だと思うが倒れない程度に頑張ってほしい。

05月16日(金)の断片

▼『コンティニュー』(『クイックジャパン』の姉妹雑誌らしい)の取材を受ける。6月号で『あらびき団』の特集を組んでくれるらしく嬉しい限り。で、プロデューサー&演出&作家たちで座談会。これが実に楽しく、気付くと2時間近く話していた。作家の松本君が番組会議の様子を称して、“部室に集まってる感じ”と言ってたが、確かにそんな空気感はあって、それが放送にも滲み出てる。今、個人的にオンエアが楽しみな番組のひとつ▼深夜、帰宅してすぐさま『R30』の同録チェック。本日のゲストは草間彌生さん。なんだろう、この不思議な違和感は。そこにいるだけで生じる異質な感じというか。まるで巨大仏を見てるようだ。この放送を知らせるためだけに、わざわざポストカードを作成し、関係者に送ったらしい。時々、表出する俗っぽいところが不可解で、そしてたまらなく魅力的。

05月15日の断片

▼『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』の会議に、放送作家のそーたにさんが「あ゛あ゛あ゛…」と妙なうめき声をあげながら遅れてやってきた。聞くと、背中の筋を違えたらしく痛くて仕方ないという。自分も去年ぎっくり腰をやっているのでその痛さは判る。判るが、あんな妙な声は出なかった。そのうめき声は会議中も収まることはなく、しきりに「あ゛あ゛あ゛…」と声を漏らし続ける。そして挙げ句の果てには、突然、「お゛お゛お゛…」と今度は低くうめきながら席を立ち、窓の方へ歩いて行ったかと思うといきなり背筋を伸ばし始める。事情を知らずにその行動だけを見たら、ただのキチガイだ。だが、そこはベテラン放送作家。ちゃんと会議のことは気になるようで、時々、その状態のまま、ホワイトボードの議事録を確認していた。でも、さすがと言うべきかどうかは判らない。

05月14日の断片

▼『家庭の医学』の総合演出氏から「中野さん、台本1ヶ所、直して欲しい所があるんですが」と申し訳なさそうに言われる。今度、「食中毒」を特集するのだが、その台本に書いた“今回はアル中と薬物中毒の皆さんにお集まり頂きました”というボケ台詞を変更して欲しいという。そりゃそうだ。朝方、意識朦朧として書いてたとはいえ、そんなボケはマズイ▼正月特番の会議。まだお盆もきてないってのに。かと思えば、今日の最後の会議は、収録を来週に控えた特番。先週1回目の会議をしたばかり。わずか10日で収録。第2弾でひな形が出来てるとはいえその準備期間の無さは尋常じゃない▼そんな会議の合間に『クイックジャパン』の取材。今、ネットでやってる「内村さまぁ〜ず」の特集を組んでくれるらしい。有り難い。スタートした頃はテレビとネットの違いに戸惑いはあったが、今はイイ感じで力が抜けていて面白い。ロケを“覗き見”してるような感覚が、ネットならでは。興味のある人はぜひ。

05月13日の断片

▼朝10時から夜10時までずっとテレ朝で会議。その後、やっと移動して制作会社で会議を2時まで。帰宅して台本書き。疲労困憊。

05月12日の断片

▼会議の合間にマガジンハウスの白金スタジオにてan・anの座談会。車で向かうも目黒トンネルが工事渋滞(トンネル内で一車線になっていたが何の工事をしてるのかさっぱり判らず苛立ち倍増)。おかげで大遅刻。沢村一樹さんとDAIGOさんを待たせてしまい、大恐縮▼スタジオ入りして早々、3人で写真撮影。これ、何度経験しても慣れない。しかも自分だけ洋服の季節感が微妙にハズレてるし。発売月のこと考えてなかった▼撮影中、沢村さんから「中野さんのプロフィールをネットで確認したら、顔が手で隠されてました」と言われる。ホテトル派遣サイトをバロった会社のサイトのことだ。自分でデザイン指示しておきながら恥ずかしい思いをする。にしてもこんなウンコ放送作家のことを事前に調べてくれるとは。真面目な方だ。沢村さんには、先週、『恋するハニカミ』の新企画の収録でお世話になったばかり。他にもこのところ何かと番組で縁がある。でも、初対面▼で、座談会。一般男性の恋愛にまつわるアンケート結果を分析しつつ、自分の恋愛エピソードを語る。ウンコ放送作家の話なんてどうでもいいので、自分は専ら二人の話の聞き役。やっぱり芸能人のエピソードは面白い▼座談会を終え、会議へ。いくつかの会議を渡り歩き、最後は『家庭の医学』の打ち合わせ。その関係で「月経にまつわる知識テスト」を受ける。100点満点中、57点。事前テストの女性の平均が41点だったらしいから、男ながらまずまずの成績。

05月11日の断片

▼日本舞踊の花柳流家元のお宅にお邪魔して、ベランダにてバーベキュー大会。舞台が一緒だった役者連中とわいわい談笑しながら、腹いっぱい食べる。終わって、デザートのケーキやフルーツの盛り合わせなんかも出て、まさにバーベキューフルコース。昼過ぎに始まったにも関わらず、次から次へと参加者が入れ替わり、結局は夜まで。最後はみんなでテレビを見ながら。テレビ関係者以外の人たちとテレビを見るとどんなところに食いついて、どんなところで興味を失うのかが判って色んなことに気付く。同時に何となく数字も読める。かつて、小型テレビ付属のリクライニングシートが50個もある、サウナの休憩室で後ろからどんな番組を見てるかを観察していたら、テレビ界の下馬評とは違う番組が多く見られていて、翌日の視聴率を見たらその状況と同じ結果になっていて驚いたことがあるが、時々、フラットな状態で一般視聴者が番組をどう見るかを知るのはとても勉強になる。という訳で、明日の数字が怖い。

05月10日の断片

川上未映子『乳と卵』を読了。タイトルに“乳”が入ってる小説は鮫肌文殊の『乳しぼり』に次いで2作目。知らないけど。で、『乳と卵』。コント台本だったらいろんなダメ出しが思い浮かぶがコント台本じゃないので、感想は略▼仕事を終え、深夜、葛飾区にある“古代の湯”へ。ここは地方感たっぷりの天然温泉。こんな告知がいろんな場所に貼られている。ビッグショーと知り、思わず行ってみたくなるが、たぶん行かない。

05月09日の断片

▼『あらびき団』の会議で安穂野香のミュージックDVDを貰う。何でもコレ、イニシャルが異例の9000枚だとか。すげ。早速、帰宅してチェック。東野&藤井のコメンタリー特典映像に爆笑。実はこれが正しい鑑賞法▼DVDといえば、昨年半年に渡って企画構成した月イチのトークライブがDVD化された。どれもテレビでは伺い知れない芸人さんの顔が見れて新鮮▼ある会議に行くと表彰状と金一封の目録が。高視聴率で表彰されたらしい。その名目が「グッドリニューアル賞」。リニューアルをほめられるというのも何だか複雑なものがある。でも数字がいいにこしたことはない。こうしてどんどんアホになっていく。

05月08日の断片

▼会議で一緒だった鮫(肌文殊)ちゃんのバッグの中に懐かしいモノを発見!それは“テレ原”!“テレ原”とはテレビ局で使われる、上半分が「画面(動き)」、下半分が「音声(台詞)」に分けられている専用原稿用紙のこと。20代の頃はこのテレ原に、通称“作家ペン”と呼ばれるぺんてるの水性サインペンで、進行台本やコント台本を書いていた。もっといえば、放送作家になりたての頃はこの“テレ原”を持ち歩くことが嬉しくて仕方がなかった。喫茶店のテーブルにガバッとこのテレ原を開いて、台本を書くさまに酔っていたものだ。今の20代〜30代前半の放送作家はおそらく使ったことはないんじゃないか。テレ原自体、各局、作らなくなったと聞いていたので、まるで亡くなった知人と再会したような驚きと喜びがあった。ちなみに、鮫ちゃんが持っていたのは日テレモノ。このテレ原、局によって弱冠の違いがあって、個人的にはフジテレビモノが気に入っていた。紙質も厚さも程よい感じで、罫線もやや控え目なグレーで字と喧嘩をしない優れたデザイン。TBSモノも同等程度に良かった。最もダメなテレ原は実はこの日テレモノで、紙質は安いトイレットペーパーにありがちな、ツルツルした感じのもので、他のテレ原に比べると乾きが遅いので書いてる手で汚してしまいがち。マス目も小さく書いていて窮屈な気分になり、おまけに紙が薄いのでFAXで送ろうとすると必ず2、3枚一緒に引き込まれていくので面倒臭かった。でも初めて手にしたテレ原も実はこの日テレモノだったので、一瞬にして当時のことが蘇り懐かしい気分に。俺も、鮫ちゃんみたく手書きに戻そうかなぁ、って戻す訳がない。今、手書きに戻すとディレクターやADから嫌われるだけだ。台本は打ち直さねばならないから締め切りも早められるし、FAXで送る時間も無駄だし、何よりも書く時に時間がかかり過ぎる。実は何もいいことがない。時代は変わった。書き方も、つくり方も、そして見られ方も。

05月07日の断片

▼ご飯を食べるタイミングがつかめず、ズルズルと夕方に。腹減ったなぁと思いながら会議室に入るとまだ前の会議が終わっておらず、あと10分待って下さい、とのこと。まるでこっちの空腹状態を推し量ったような言葉。が、許された時間は10分。まともなものは食べられない。しょうがないので久々にすぐ近所にあるケンタッキーへ。行くまではそんなものを食べるつもりはなかったが、つい魔が差してフライドチキンを頼んでしまった。で、食べた後にひどく後悔。腹が減っていたからって、この歳でこんな油だらけのモノを食べてしまうなんて。衝動的に人を刺してしまった後で呆然と血に染まった手を見つめるように、油で汚れた手を見て、しまった、と思う。

05月06日の断片

▼『アメトーーク』の会議に、久々に世界のナベアツの姿が。もう7、8年以上、作家として一緒に番組をやっているが最近はテレビに出まくっているので、何だか会議室にいるのが不思議な感じ、かつ同じ番組をやってるのが誇らしい感じ▼会議の合間に、生放送中の『地球テスト』のスタジオに顔を出す。布でデコレートしたセットをブロック毎に照明で変化をつけるといった舞台的な演出は間近で見ると圧巻。ま、今の視聴者には関係ないんだろうけど▼深夜、帰宅して久々に半身浴。で、森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』を読了。てか、読み終えるのに何ヶ月かかってんだか▼本日、今月三度目の一万歩達成。が、しんどい。

05月05日の断片

▼『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』の1周年記念ライブ、『らいぃ〜ぶ×らいぃ〜ぶ』のために日本青年館へ。到着すると会場前にはもの凄い長蛇の列。有料ライブにも関わらず集まった観客の数、実に1300人以上。チケットも5分で即完売だったとか。さまぁ〜ず人気、スゴイことになってる。思えば、この『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』の元になったトークライブの時は、会場キャパ130人程度の限定ライブだった。軽い気持ちでやったものが1年半後、こんな大きなライブに発展するとは、会場で観ながらちと感慨深かった▼終演後、さまぁ〜ず&スタッフで打ち上げ。会場は、奇遇にもさまぁ〜ずの二人と初めてトークライブ企画の話をしたお店で、またまた感慨深く。歳をとったせいか、すぐに感慨深い気分になってしまうからいけない。

05月04日の断片

▼東京芸術劇場で雨上がり決死隊の宮迫さん主演の『空中ブランコ』を観劇。宮迫さんの間の取り方としなやかな演技は群を抜いていて、有名人ということを差し引いても、普通は笑いが起きないところで笑いが起きてるのはスゴイ。しかも、そこにあざとさは感じさせず、さすがだ(これ下手な役者や逆に変に自信もってる役者がやるとあざとくてファンしか笑わないダメなものになることが多いのだ)。本もその語り口に倉持さんの独特なセンスが伺え何度も唸る。笑いをきちんと起こす演出にも感服。作・演出ともに小劇場出身だがいい意味でその匂いが漂っていてとても面白かった▼夜、リニューアルした新番のオフラインチェック。こっちもある意味、“空中ブランコ”。編集所が近いということもあり、歩いて往復。結果、5月に入って二度目の一万歩達成。てか、一万歩歩くのって大変だよ。

05月03日の断片

▼会議後、スタッフで飯。その流れで、飲みに。午前3時を過ぎてそろそろお開きかという時に、最近、音楽に目覚めたというP(37歳・バツイチ)が、ビートルズの素晴らしさを熱く語り出した。音楽に目覚めたというのは、別にバンドを始めたとかハイエンドオーディオを始めたとかではなく、ただ単に“音楽を聴き始めた”というだけ。これまでの人生、まったく音楽には興味を示さず、スルーしてきたというのだ。だからこの男、音楽に関しては恐ろしいまでの無知。そんな音楽処女の耳に、ビートルズが突き刺さったという訳だ。しかし、この歳になって「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド がとにかくスゴイんですよ!知ってます?」と切々と語られても困る。何故なら、もう高校時代に散々やってきたからだ。みんなでそう言うと、「え?高校ん時にもう聴き終えてるものなんですか!?」と驚くのでかなりのアホである。しかも「ポールマッカートニーとジョンレノンの2人が同じバンドに居合わせたことって奇跡だと思うんですよ!」と判ったことを言うので、「ミックジャガーとキースリチャーズとか、天才が二人居合わせることはそう珍しくない」と反論すると、「誰ですか、それ?」と、ストーンズを知らない。ストーンズどころか、ボブディランもディープパープルもツェッペリンもドアーズもクリムゾンもクラプトンもイーグルスもクイーンもベイシティローラーズもアバも、音楽を語る上で欠かせない有名なミュージシャンのことをことごとく知らないのだ。が、あまりにも知らないと不思議といろいろ教えたくなるもので、音楽バカの鮫肌文殊もいたこともあり、延々、その音楽無知男に低レベルなレクチャーをし続け、終わってみれば、すっかり朝。店を出るとうっすらと明るい。こんな不毛な話で夜を明かすなんて、大学生か。その時間の遣い方に軽くショックを覚え、帰路につく。

05月02日の断片

Eva Cassidyのライブ盤『Live At Blues Alley』をあらためて聴いて深く感動。渋谷HMVではもう半年以上もレコメンドCDになっていて、先日、それを目にして“そういえば、買って持ってたよなぁ”と思い、聴き直してみたのだ。聴く環境(や精神状態)によって突き刺さり方が違うのはよくあることで、最初に聴いた時の状況がこの作品とうまくそぐわなかったか。人生の一枚に加えよう▼仕事を終え、帰宅してオンタイムで『R30』をチェック。テレビを通して観てもやっぱり山中千尋さんの演奏は凄まじかった。番組終了後、彼女のアルバムを引っ張り出して聴く。ライブが待ち遠しい▼連続一万歩記録、2日目にして早くも途絶える。情けない。

05月01日の断片

▼ようやく『≒草間彌生 わたし大好き』を観た。監督の、意図してかどうかは判らないけど、俗っぽい質問がこの天才芸術家の意外な一面を引き出してて、実に面白かった。来週の金曜日、『R30』に出演。国分君と井ノ原君がどんな彼女を引き出してるか、楽しみ。ちなみに明日の『R30』はこれまた天才ジャズピアニスト、山中千尋さん。番組冒頭で弾いて貰った『八木節』は必見▼今日から5月。これを機に新しく万歩計を購入。毎日、一万歩を歩けるかチャレンジ。今日はなんとか達成。

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