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04月30日の断片

▼久々に武道館へ。チックコリア&上原ひろみ Concert 「デュエット」。ジャズならではの丁々発止な連弾にぐいぐい引き込まれ、あっという間の2時間だった。たった2台のピアノ、たった2人のピアニスト。それだけでこんなに興奮させられるなんて。そもそもこの2人が昨年に行ったブルーノート東京でのライブを収めたCD『Duet』が素晴らしく、それがきっかけでチケットを取ったのだが、やはり生のステージは格別。普通のライブハウスと違い、ちと大きいが、会場には巨大なLEDが2台設置され、何台ものカメラでカット割りされた演奏の様子が映し出されて、逆にいい効果を上げていた。ジャズが解ってるDが指揮してるはずで、適時、的確な映像に感心。おそらくライブDVDが出るはず。今から待ち遠しい▼DVDといえば、「内村プロデュース」&「内村さまぁ〜ず(ネットで配信中)」が会社に届く。遅っ。こんな番組、やっぱり深夜にやってないといけないよなぁ▼会議をしていて、ふと携帯を見るとちょうど日付が変わった瞬間。5月。もう5月。もう5月かよ。まるで、4月がなかったかのように、5月。

04月29日の断片

▼外はいい天気。しかもゴールデンウィークの空気が充満(休みって空気感が違うよなぁ不思議と)。てことで、家のCDラックからスティービーワンダーを引っ張り出して車に乗り込む(iPodにも入ってるけど、わざわざCDで聴くカンジがいいのだ)。で、1曲目の「FUN DAY」を何度もリピートして気分だけGW▼会議の席に置いてあったTVぴあの田中(直人)さんのコラムを読んでたら、著者近況にこんな写真が。見栄を張った黒塗り。この人、ずっとくだらない▼作家仲間の都築の薦めで見たNHKのドキュメント、「旅する折り紙」が実に面白かった。ネットを通じて人が連鎖して折り紙(トトロ)に旅をさせるのだが、何かが歪んでいる。その歪みに目が離せなかった▼帰宅して、深夜2時。朝10時からずっと会議で疲労困憊。そんな時に限って急な台本発注。まだ寝れない。よかった、性欲旺盛な奥さんがいなくて。

04月28日の断片

▼後輩の女性放送作家がいつもエロいガムを噛んでやがる。今日のガムの名前は「グラマティック」。「いい匂いがするんですよ〜」と言うが、仕事中、口をいい匂いにさせてキスでもしようとしているのか。今日はまだ英語表記(しかも造語)でさほど目立たなかったが、以前はこんなのを口に含んでいた。一体、何をしてきたんだ▼エラフィッツジェラルドの珍しいアルバムを聴く。選曲家の橋本徹氏の推薦盤。『Things ain't what they used to be』。ここまでソウルフルに歌うエラを初めて聴いた。70年代前半。時代の流行りか。ジャズボーカルというよりはソウル。橋本氏がコンパイルしている『FREE SOUL』系が好きな方にはおススメ。自分的にも気に入った一枚。

04月27日の断片

▼もう随分と前から整理しなきゃと思っていたHD。ようやく手をつけ始めた。400Gあるのに、最近は容量がいっぱいで録画出来なくなってた。いつも定期的に整理していこうと思うのだが、ついつい後回しになる。自己管理能力の欠如。頭で判っていても気持ちが言うことを聞かない、ということの何と多いことか。で、保存用の番組をDVDにせっせとダビングしながらタイトルを油性マジックで書き込んでいく。日曜の午後、一人、ラベルに「竜兵会VS出川ファミリー」と書いてる42歳。かなり痛いことになってる。

04月26日の断片

▼午前中からダラダラと台本書き。週末の台本書きはBGMを流しながらやることが多い。パフュームの新譜「GAME」(個人的には前作超え)に始まり、サンディ「WATASHI」(ハワイに行きたくなる)、スライディングハマーズ(トロンボーン姉妹)の新譜「Sings」、弘田三枝子「MICO・ジャズ・ライブ・イン・北九州」(幻の伝説ライブ)、ソニーロリンズの再発盤「イン・ジャパン」(来日に向け再編集盤)、関口和之「口笛とウクレレ2」(1からもう八年も経つのか)…てか、どれだけダラダラと台本書いてんだ▼台本書きを終え、会議に向かう途中、自転車事故で壊れた腕時計を修理に。壊れたと言ってもベルトがバカになった程度だったので、すぐに直してくれた。しかも無料。その店で買った訳じゃないのに。いいお店だ。と、お礼に店名を書いておこうと思ったが、すっかり忘れてる▼VTRチェックで過去映像を見ていたら無性に見たくなってDVDボックスをネットで購入。今日届いた。でも、見る時間がない。

04月25日の断片

▼ネットで購入した(らしい)CDが届く。箱を開いてみて愕然とした。全部、持ってるものばかり。何でこんなことが起きるのか。自分で自分に呆れる。よかった、怖い奥さんがいなくて▼ブラッドメルドーの新譜を聴く。Village Vanguardでのライブ録音だが、臨場感ある音にオーディオ機器を新しくして良かったと思う。いつものごとくストイックな演奏に聴く方としても自ずと真剣モード。

04月24日の断片

▼何で手拍子をしたがるのか。ブルーノート東京のダイアンシュア・ライブに行って来たのだが、シュアが歌うとすぐに手拍子をする客がいる。お前らの楽しんでますアピールは要らない。手拍子で彼女のスイングが崩れることを何故わからんのか。ま、サングラスをかけたシュアが男性に手を引かれて登場したのを見て、「え?目が見えないの?」とざわついてた連中だ。別にシュアのファンじゃないのだ。店の雰囲気のファン。ジャズファンではなく、ジャズの雰囲気のファン。別に手拍子をしながら楽しむのは悪いことではないが、その手拍子のリズムが微妙にズレたりして、明らかに彼女が歌いづらそうにしているのを察してあげないと。楽しむのはいいが、邪魔をするのはまずい。カーテンコールも、盲目なので他のミュージシャンがするように、一旦ステージを去ってから再度出てくるというようなことはせず、ステージ上で挨拶して一度区切りをつけてから、拍手を受けたカタチでアンコール演奏を行っていた。なのに、それを理解していない客は、彼女がステージをはけてからもずっとリズミカルに“アンコール拍手”を続けていた。その数と“アピール手拍子”の数はほぼ同じ。空気が読めない連中。何故、そんな人たちがいるのか不思議でしょうがない。何だかとても哀れな気分になってしまった。尻上がりに熱を帯びたいいステージだっただけに、そんなことがとても気に障ったのだった。

04月23日の断片

▼会議の合間にタワレコで独身貴族買い。ジャズの新譜の他に、パフュームの新譜や尾崎豊の新ベスト盤(いまだに聴いてるのもどうかと思うがファンなんだからしょうがない)など、一ヶ月分の備蓄食料を買い込むように、購入。にしても久々に買い過ぎてしまった。よかった、怖い奥さんがいなくて。てか、風俗で大枚払う殿方も大勢いる訳だからそれに比べたら健全だ、って誰に言い訳してんだか。これらを一ヶ月かけて堪能するのが、日々のささやかな楽しみ▼仕事を終え、ビルボード東京に細野晴臣&WORLD SHYNESSのライブを観に行く。歌と演奏は勿論のこと、合間の飄々としたトークが実に楽しかった。何度も声を出して笑った。あの細野氏独特の、熱くもなく、冷めてもなく、どこにも属してない感じの空気感が好きだ。約1時間という短い時間だったが、大満足。会場で偶然、立川志の輔さんにお会いする。師匠も細野さんのファンだったとは▼そういえば、昨日のブログのコメントにTOKYO NO.1SOUL SETの渡辺俊美さんの書き込みがあり、驚いた。オレなんかのブログを読んでたとは。有り難うございます。TOKYO NO.1SOUL SETのメンバーが読んでるって、何だか自慢出来る。てか、誰が訪れてるか判らないものだ。ひょっとすると、石田ゆり子とか浅尾美和とかも来てるかもしれない、ってそれはない。会ったこともないし。妄想も甚だしい。

04月22日の断片

▼やっと自転車屋に、事故った時の自転車を持って行った。舞台で忙しく、その後も新番の立ち上げやら、リニューアルやらでなかなかそんな気分にならなかった。ま、この辺りが自分のダメなところなんだけど。気持ちが動かないと何もやらない。気持ちに左右される42歳。ダメだなぁ、そういうの。気持ちなど関係なく、頭で行動できるのってスゴイとは思うのだが、もう40年近く、出来ていないのだから、これからも無理なんだろうなぁ。あ、確定申告もしてないことを思い出した。ダメだなぁ、やっぱり▼で、その自転車。全損扱いらしい。カーボン仕様だったということもあり、車体のあちこちに亀裂が入ってる可能性があるとか。そりゃそうだ。宙で一回転して落下したんだから。強打した胸の痛みもまだ完治してないし▼買ったまま、ほったらかしだった「TOKYO No.1 SOUL SET」の新譜をやっと聴いた。レーベル移籍したのか。芸風も変わった。芸風って。渡辺俊美さんには以前、自分の舞台で選曲をして貰ったことがある。また一緒に仕事してみたい▼最近、当たりだったピアノトリオアルバム。「カートリバクトリオ」。説明的なジャケット写真だと思ったが、聴いてみると意味が判った。名盤。

04月21日の断片

▼最近、“iD”をよく使っている。携帯で料金を支払うアレだ。わざわざ財布を取り出さなくていいことがこんなに楽チンだとは。但し、タクシーは領収書とカード明細書の二枚、受け取らねばならずそれが煩わしい。FOMA905iを買ったのを機に、多機能な最近の携帯に負けてはならんと徹底的に使いこなそうと決意、コンビニを始め、映画もタクシーも電車も飛行機も携帯で支払うなど、殆どの機能を使いこなしてる。勝った。勝ったが、前以上に携帯を手放させなくなった。これって、負けてるのか▼ある会議に行くと演出やプロデューサーたちが不在。聞くと別室で首脳会議だという。なので、待ってる者たちで雑談。会議室には、作家やリサーチャー、デレクター、AD。親しい連中もいるし、あまり話したことがない連中もいて、関係性がまちまち。こんな状態での雑談はなかなか盛り上がらない。そーたにさんと交互にあれこれ話題をふるが、伸びがない。「笑点」の歌丸さんみたいにまずは他のみんなが話しやすいように、土台となる自分の話をして、後に続くのを待つが、そーたにさんと自分がアシストするぐらいで、誰も乗ってこない。笑ってるだけ。段々、間の悪いトークショーをしてる錯覚に陥り、虚しくなる。で、若手(?)作家の原に「なんか面白い話、ないの?」とむちゃぶりをしてみたら、「私にはお二人みたいに、小ネタはないんで」と返ってきた。小ネタって。俺とそーたにさんの話を“小ネタ”だと思って聞いてたのか。愕然。

04月20日の断片

▼午前10時にホテルをチェックアウト。同時にレンタカーを借りて、本日も巨大仏巡り。福岡県には2体もある。まずは、福岡県篠栗町の「南蔵院」という寺に平成7年に建立された“涅槃像”。資料によると、高さこそ11メートルと低いが、横になった身の丈は41メートルと巨大仏の定義をクリアしているので写真に収めにいく。博多から車で約40分。周囲が山間の景色に変わり始めた頃、前方に何やら強烈な違和感。涅槃像の頭だ。いきなり、頭頂部だけがぬっと現れた。思いもよらない光景に、大興奮。路肩に車を停め、この奇妙な感じを写真に収める。近くに桜があったので、昨日に引き続き、桜を絡めた写真も▼さらに車を走らせ、南蔵院に着いた時には、木々や建物に隠れて涅槃像の姿はまったく見えなくなっていた。がしかし、いつ、ぬっと現れるか知れない。巨大仏というのは、まるでこっそりと隠れていて、ワッと驚かすように不意を突いて現れる。だから、怖い。辺りを見回しながら歩いていると、歩道橋の下に「涅槃像コース」という看板を発見。ここを渡れば、涅槃像の元に行ける。そう思い、階段を上がった瞬間、これまた予想だにしなかった光景に遭遇。今度は顔だけ。近づいてくる者を覗き込むようなその様子に一瞬ぞっとした。この感じ、最高。ファーストコンタクトを二度、経験したような得した気分▼南蔵院に入り、案内に従い階段を上がっていくとそこにはゆったりと横たわる涅槃仏が。これまで立っている巨大仏しか見てなかったが、これはこれで異様な感じ。タイで見た涅槃仏よりも遙かに大きく、リアル。大体、タイの涅槃仏は建物の中だったが、この涅槃像は屋外だ。優雅さが違う。様々なアングルから写真を撮りまくり、その後、参拝。順序、逆だったか。ちなみに、これは大仏様の足の裏。思いっきり扁平足。

▼続いて向かったのは、久留米市上津町の成田山久留米分院。その場所に建立されてるのが、九州で最も高い巨大仏、救世慈母大観音。全長62メートル。これまで見た3体の中では最も高く、いやが上にも期待感が高まる。九州自動車道を走り、久留米インターを下りて、約20分。街中を走っていると、唐突にその姿が視界に飛び込んできた。セブンイレブンの背景に巨大仏。この異様な取り合わせに興奮。こんな街中にあるパターンは初めて。その違和感に満ち溢れた光景は堪らない。リンガーハットと巨大仏。さらに、ブックオフと巨大仏。そして、お寺に近づくとこの上なく異様な光景が。これまで見た巨大仏の中では最も白く、最も違和感ある佇まい。あまりの不気味さに写真を撮るのも忘れてしばし見とれてしまった。今のところ、心のベストテン、ナンバーワンはこの救世慈母大観音だ▼寺に入り、拝観料を払って大観音が建つ敷地へ。間近で見ると白さも際だち、見惚れる美しさ。赤ちゃんになりたい。で、慈母大観音の中へ。胎内回帰。が、62メートルもの高さ、最上階(首の部分)まで昇るのも一苦労。汗だくの胎内回帰。でも、そこから覗く下界の眺めは最高。鳩が来なければ開けっ放しにしてずっと涼んでいたかった▼下界に戻り、周辺を散策。と、観音様の足下に幼稚園を発見。こんな所に通う子供はどんな子に育つのか。自分だったら泣きわめいて絶対にこんな場所には来ない。幼い頃、ちょっと大きな着ぐるみの人形とか大仏などがひどく怖かった。保育園のイベントでガチャピンみたいな着ぐるみ人形が来たことがあったが、恐ろしくて1人ずっと泣きながら近づこうとしなかった記憶がある。今も巨大仏を見ていると、必ずその時の記憶が蘇る▼夕方、お寺を後にして一路、福岡空港へ。帰路は虚しい。その虚しさから思わず「何でこの歳になって1人でこんなことしてんだろ」と自虐的になっていたら、FM波で飛ばしていたiPodからマイケルジャクソンの名曲が流れ始めた。「YOU ARE NOT ALONE」。大きなお世話だ。てか、恐ろしいタイミング。あるいは、九州の観音様たちの代弁か。だとしたら、怖い。

04月19日の断片

▼朝早めに起きて長崎県へ。目的は、巨大仏。空港でレンタカーを借り、目指すは“七つ釜聖観音”(長崎県西彼杵郡西海町中浦北郷、身の丈40メートル、1990年建立)。「西海楽園」というテーマパーク的な場所にいると知り、カーナビで検索、一路、その楽園へと向かう▼車を走らせること約1時間半、山道の向こうにうっすらと金色に輝く巨大仏の後ろ姿を発見。人間もそうだが、無防備な後ろ姿を見るとその人の本性を垣間見た感じがする。群馬の“高崎白衣大観音”の時同様、このファーストコンタクトの瞬間は実に興奮する。「あ!いる!」という驚きと喜びと恐怖。この独特な気分を味わいたいばっかりに長崎まで来たと言っても過言ではない▼さらにカーナビに従って車を走らせていると小高い山に再び、観音様の姿が現れた。今度は正面が見え、周囲の風景と馴染んでいるせいか、さっきよりも違和感が薄まっている。いかにも、見せ物という感じ。なので、桜を入れ込んでちょっとイイ感じに撮ってみる。写真を撮りながら徐々にターゲットに近づいていく。このプロセスが楽しくてしょうがない▼で、その“七つ釜聖観音”がいる「西海楽園」に到着。が、とんでもないことが発覚。閉園。経営不振により昨年九月に閉鎖されたらしいのだ。つまり、立ち入り禁止。せっかく東京からわざわざ来たというのに。愕然。で、しばし悩んだ末、強行突破することに。別に悪さをしようという訳ではない。何か盗みに入る訳でもない。ただ、観音様に近づいて純粋に写真が撮りたいだけなのだ。そんなピュアな動機なら許されるに違いない。ということで、園内へ。観音様に続く数百メートルの坂道を上る。少しずつその姿は大きくなっていき、頂上付近で建物に隠れて一旦見えなくなる。が、上り切った瞬間、どかんと真正面に“七つ釜聖観音”が現れる。思わず「うぁッ」と声を出してしまった。周囲には当然、誰もいない。1対1のご対面。何が起きてもたった独りで受け止めねばならない状況に呼吸が荒くなる。そんな中、写真撮影。静物でありながら、まるでモデル撮影のような錯覚に陥り、さらに息が荒くなる。もう撮るアングルがなくなる位、撮りまくり、大満足。無人のテーマパークを後にする。その後、近くに九州一の「七つ釜鍾乳洞」があるのを知り、せっかくだからと見学。巨大仏も不気味だが、鍾乳洞もかなり不気味だ。しかも観光客は誰もおらず、一人っきりで洞窟の中を歩いたので、怖すぎ。コウモリにも襲われるし、ちょっと泣きそうになった▼その後、再び約1時間かけて長崎市内へ。ピッチの電波が届く場所で、今日提出の台本を2本仕上げ、送信。旅の途中で仕事をするのは、決して嫌いではない。むしろはかどる。で、レンタカーを戻し、新幹線で博多へ。明日は、福岡県内にある巨大仏を巡る。

04月18日の断片

▼5年前に“IQテスト”から始まった『テスト・ザ・ネイション』、今年は“地球テスト”。その最後の台本打ち。3時間の生放送なのでいろいろ大変。わざわざ作曲して貰った番組のテーマソング(!)を聴かせてもらったが、一発で気に入った。ミュージカル「ライオンキング」を彷彿とさせるアフリカンな曲調。スタジオ美術も普通の番組とは一線を画していてテンション上がる。ま、そんなこと今の視聴者には関係ないことなんだろうけど▼移動中、山下洋輔トリオの新譜を聴く。先月、炎上するピアノでジャズを演奏するという前衛的試みを行ったばかり。間近で観たかったなぁ。それにしても、輸入盤は煩わしい。内容ではなくパッケージまわりが。まずCDのビニールカバーが剥がしづらい。しかも容赦なくケースにはいろんなシールが貼られてる。せっかくのジャケットが隠れてしまうので、いつもキレイに剥がそうとするが、大抵、失敗する。今日も失敗▼深夜2時、最後の会議を終え、帰宅。疲れた脳を音楽で癒す…つもりが、ジョンゾーンのこんなアルパムを聴いてしまい、目が冴える。面白い作品。前衛色は薄いとはいえ、ビギナーには勧めない一枚▼仕事しながら、あれもこれもとジャズを聴いていたら、こんなことに。まるで、子供のオモチャ状態。あるいは、オモチャってこういうのが正しい在り方なのかも。

04月17日の断片

▼車を走らせていて、何やら車体に違和感。アクセルを踏むとガタガタという妙な音がする。タイヤに原因があるような気がして、路肩に停めて確認してみたところ、あり得ない状態になってた。てか、よくこのまんまで走ってたな、俺。すぐにエマージェンシーサービスを頼み、レッカー移動▼先月ぐらいから、愛機のオーディオアンプ(Machintosh!)の調子が悪く、本日、無料交換。まだ買って半年も経たないので初期不良扱い。久しぶりにマッキンでレコードを鳴らしたが、この粒だった音が堪らない▼シアターモリエールで、ロバート・アラン・アンカーマン演出の『バーム・イン・ギリヤド』を観劇。1965年(!)にオフ・ブロードウェイ初演の群像劇。実に30人もの登場人物が入り乱れ、いくつもの時間軸が同時に存在する混沌とした世界。興味深く観た▼インドのミュージシャンによるマイルスディビス作品集『マイルス・フロム・インディア』を聴く。インド楽器によるマイルス。一時期、インド音楽にハマってたことがあったが、今はこの精神性がちとヘビー。確かにマイルスはスピリチュアルなミュージシャンだったとは思うのだけど…

04月16日の断片

▼MacBookAirのCMに登場する書類封筒に擬えて作られた革製キャリーケース。中はフェルト生地になっていて、Macに優しいのだ。中には作った人の(ハンドメイドなのだ)メッセージフォトカードも(笑顔だった)同封されていて、しかも赤いボタンと紐のスペアまでついてる。こんな細やかな心遣いに癒される▼買ったまま一度も聴いてなかった新品アルバムをCDの山の中から発見。これがまさに掘り出し物。エルンスト・グレールム『OMNIBUS TWO』。ピアノトリオの大傑作▼『あらびき団』のOAチェック。寺の住職が普通に「説法」を披露。普通の番組じゃコレ出来ないよなぁ。去年のマイ寺ブームで、説法の番組が出来ないものかと考えていたのだが、意外なカタチで実現。さらに、福山雅治の物真似をしながらみっちーと大山英雄が“ザ・たっち”のネタをやるのには笑った。くだらなすぎ。今、自分がやってる番組で声を出して笑いながら見てるのはこの番組と『アメトーーク』ぐらい。あ、『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』も。深夜番組に限っていえば、意外に幸せな境遇にあるんだと今、知った。

04月15日の断片

▼朝、6時に起きて、そこからずっと仕事。今、深夜2時。やっと最後の会議を終えて、帰宅。眠た〜い!(天竺鼠)

04月14日の断片

▼台本書きの合間に会議。気持ち的に。会議の合間に台本書きというよりは、やっぱり、台本書きの合間に会議。何故なら、締め切りが今日だから。焦ってる。やっぱり、下北なんか行くんじゃなかった。下北め。下北ギライ。

04月13日の断片

▼台本書きの合間に、下北沢へ。劇団員たちがユニットを組んで、駅前劇場隣のオフオフシアターで公演をやっているのだ。作・演出の四方田らしい作品▼観劇後、今度はギャラリーGEKIで開催中の写真展に顔を出す。インディーズなアイドル(と言ってももう30歳をとうに過ぎてんだな)宍戸留美さんが撮影した写真作品を披露。もう十数年来の知り合いだが、5、6年ぶりに再会。お互い軽く近況を語る。今は声優をやりつつ、音楽やって、芝居やって、写真やって。好きなものが似てるので昔から親近感を感じる。相変わらず、その“好きなことをやって生きてく感”は羨ましく▼帰宅して、台本書きの続き。が、正念場の番組のオンエアが気になり、ついつい見てしまう。

04月12日の断片

▼臨時会議3連発。いずれもリニューアル会議。マイナーチェンジからメジャーチェンジまで。リニューアルって、ゼロから新番をつくる以上に難しい。帰宅して、長い台本書きに手をつけ始めるも、能率が上がらず。この週末で終わるのか。

04月11日の断片

▼R30の収録に立ち会う。レギュラー番組の場合、初回以外は収録を見に行くことはめったにないのだが、今回ばかりは特別。ジャズピアニスト・山中千尋さんの生演奏が聴けるとあっては行かざるを得ない。収録は生演奏からスタート。彼女お得意のナンバー、群馬県民謡「八木節」。いつものごとく、凄まじい演奏に興奮。至福の時。その後のトークも国分太一さんがキーボードをやってることもあって盛り上がり、彼女のファン(またはジャズファン)以外の人でも楽しめる内容になったはず。個人的に強く希望してキャスティングしてもらい、構成も立てたのでひと安心。収録後、山中さんにお礼を兼ねてご挨拶。デビュー以来ずっとファンだった人と一緒に仕事が出来て嬉しい限り。6月のライブも今から待ち遠しい。で、山中さんの後のゲスト収録は草間彌生さん。ホント、いい番組だなぁ。自画自賛。

04月10日の断片

▼会議の合間に、『アメトーーク』の収録を覗きに行く。出川さんメインの回。2週に渡る「出川ナイト」をやったばかりなのに。実は、出川さん、入院してたのだ。この番組なりの退院祝い。とにかくVTRがくだらない▼久しぶりに出たある会議でデレクターの近況を聞く。つきあってる彼女がAVに出演してたらしい。浮気してそうだと感じたので手帳をこっそり見たら、看護婦をやってるにも関わらず、「ソフトオンデマンド収録」というスケジュールが書き込まれてたとか。しかも、二股をかけられてたことも知り、踏んだり蹴ったり。笑うなぁ、それ。でもAV出演と二股、どっちがショックなんだろう。業務連絡。もしコレを読んだら「コメント」に書いておくように。

04月09日の断片

▼労ってもらった昨日とは打って変わって、朝10時から深夜4時まで会議。疲労困憊で帰宅し、そこから台本直し。段々、ムカムカしてくる。寝たいのに何でこんな時間に仕事せにゃならんのだ。それは、大人だから▼明日木曜日は『アメトーーク』のゴールデンSP。19時スタート。徹子の部屋芸人。くだらない。

04月08日の断片

▼長い二毛作期で疲れた自分を労うかのように、会議が2本も飛ぶ。こんな時こそ時間を有効利用しなきゃならん。そう思いながら、やりたいこととやらなきゃいけないことを頭に思い浮かべ、少しやっては“これをやってる場合じゃない”と別のことをやり始め、“これは今度でいいんじゃないか”と思い直し、結局、何もせず終わってしまうことが多い。で、やることを一本に絞る。映画鑑賞。前々から観たかった『パンズラビリンス』をようやく。悲劇の国のアリス。アンネの悲劇。反戦をこんなカタチで描くとは。いや、ファンタジーをこんな風に利用するとは▼映画を観終えても次の会議まで4時間ある。さて、これをどう有効利用しようかと考え、もう一本映画を観ようと思ったが、他にもやらなきゃいけないことがあるので、あれもこれもとちょっとずつやってたらタイムオーバー。いつもの失敗に陥り、自己嫌悪。

04月07日の断片

▼昨晩、久しぶりに深酒をしたので朝がツライ。そんな日に限って10時から会議▼移動中に買ったばかりの木村カエラの新譜を聴く。4枚目のアルバム。全部持ってる42歳▼会議を終え、番組の同録チェック。その流れで参考までにここ数週間で放送されたクイズ番組を大まかにチェック。その中に、いわゆる今流行の雑学系クイズ特番でありながら、最後に難病と闘う子供を密着ドキュメントして問題にしていた番組があり、唖然。勿論、問題自体はハッピーエンドになるように仕掛けられているし、番組コンセプトに準じて正当性を持たせてはいるが、制作者の意図は明らかに視聴率狙いだ。そういうのは止めましょうよと言う者はいなかったのか。最後にスタッフロールに同じ会社の後輩の名前を発見し、叱責メール。情けない。収録中、自分が信頼している某若手(?)芸人さんが「クイズよりも構成がわからん」と言ってたらしい。然るべき発言だ▼その後、気分転換にDVDで映画。『ヘアスプレイ』。ジョントラボルタの女装でも話題になったミュージカル。数年前、ブロードウェイで同ミュージカルを観たが、映画も遜色ない出来。それにしても、ブルーレイディスクは音も映像も素晴らしい。

04月06日の断片

▼午前11時に劇場入り。この時点で入り口付近に長蛇の列。マチネの当日券のために並んでるのかと思いきや、ソワレの当日券目当てらしく驚く。てことは、6時間以上、劇場前で過ごすのか。千秋楽とはいえそのパワーはスゴイ▼劇場入りし、軽く昨日のダメ出しをして、本番。ここ数日の安定ぶりは目を見張るものがある。ダメ出し用のノートも、日に日に、費やすページ数が減っている。今回は3ページ。そして、これが最後のダメ出し。ソワレはその必要はない。唯一、1人の観客として観る回。立ち見が出る超満員なので、調光室でひっそりと観劇。楽日はとかく崩れがちだが、さほど大きく壊れることもなく、イイ出来幕が下り、舞台から戻ってきた初舞台の女の子二人(共に十代)が号泣。父親の気分。父親になったことないけど。この一回性の儚さが舞台の残酷な所でもあり、惹かれる所でもある▼終演後、本当の打ち上げ。二十歳未満の連中は例によってジュースで参加。稽古が始まってすぐに怪我をするなどいろいろ大変だった舞台だが、痛みが和らぐのと時を同じにして作品が出来上がっていった。そして皮肉にも本番を終えて、ほぼ寛解した怪我の痛み。残るうっすらとした痛みは、舞台の余韻と共に徐々に消えてくはず。

04月05日の断片

▼午前11時、劇場入り。昨日のダメ出しを元に軽く小返し。あっという間に、マチネ本番。とてもバランスのいい出来。疲れが出るどころかさらに体に馴染んできた感じさえある▼終演後、軽くダメ出しをした後、時間が空いたので久々に新宿のディスクユニオンジャズ館へ。中古レコードを中心に乱れ買い。その中でRAY DRAPERというチューバ奏者の珍しいレコードを発見。話には聞いたことはあったが、まさか手に入るとは。サイドメンにジョンコルトレーンがいたりと隠れた名盤と言われてる一枚。掘り出し物▼ソワレ、マチネに続き、出来はいい。勿論、残念なところはいくつかあるが、完璧な人間がいないように、芝居も完璧なものは存在しない。まるで、村上春樹の『風の歌を聴け』の出だし▼終演後、一日早い打ち上げ。このカンパニー、楽日だとスタッフさんが片付けで打ち上げに参加出来ないので、一日前にやる。明日まだ2ステージ残っているので、気持ちはまったく開放感がない。その後、観に来てた劇団員たちに軽く合流し、深夜、帰宅。で、買ったばかりのレコードを聴く。が、爆睡。

04月04日の断片

▼会議を終え、劇場へ。本日は平日でありながらもマチネがあった。聞くところによると、バトンミスがあったらしい。文字通り、バトンを落とすミス。そう、今回はバトンもあるのだ▼ソワレ。出来はイイ。徐々に良くなってきている。ただ、リピーターの客も増えてるので、笑う箇所が変化しつつある。笑いの場合、こんな時は難しい▼終演後、会議が一本無くなったので、役者たちと牛角へ。前回のメンバーなども大勢いて、軽く同窓会状態。前回はたったの2週間だったのに、なんか懐かしく、嬉しい気分。

04月03日の断片

▼ある番組の会議。昨日のスタンスとは打って変わって思いっきり視聴者に媚びるような内容に変更。仕事の仕方としてどっちが正しいのか、いまだに悩む。が、数字が悪いと何もいいことがないというのは明らか。難しい時代。ナベアツのギャグを借りるとすれば「7と8がつく時間帯だけアホになります」だ。アホになる。アホになるのだ▼アホになった後、劇場入り。今回、この舞台をつくりながら、次に自分がやりたいことが見つかった。それが何よりの収穫。でも、実現するにはどうすりゃいいんだろ。金かかりそうだし。

04月02日の断片

▼ちょっと大きな仕事を引き受けてしまった。大変なのは目に見えてるが、面白そうなので。本日、初めての顔合わせ&打ち合わせ。話を聞きながら、普通にテレビをつくるモードでは出来ないので気持ちの置き所が難しいことに気づく。で、割り切るために「数字は取らなくていいですよね?」と半分冗談で言うと明らかにスタッフの空気が変わる。番組は、商品か、作品か。作品が商品になるのがそりゃ理想だけど、このご時世、なかなかそれは難しい。話しながら腹を括る。今回ばかりは自分が創りたいように創る。それが出来なきゃ辞めるだけ▼夕方から劇場入り。普通、徐々に間延びしたり、ダレたりするものだが、その空気は感じられず、感心。

04月01日の断片

▼朝10時から深夜までぶっ通しで会議の連続。今日は舞台の本番には立ち会えず。が、会議しながらも“そろそろ開場か”とか“今頃はあの場面か”など気になって仕方がない。切り替えが下手だなぁ、我ながら。ま、それぐらい気持ちが入り込まないと、なかなか芝居の演出は出来ないものだけど▼深夜、帰宅して台本書き。山積み。どうしてこうも重なるのか。

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