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03月31日の断片

▼今回の舞台は17ステージもあるので、まだ折り返し地点にも差し掛からない。劇団公演は一週間以内に終わってしまうので、約2週間の公演は芝居がどう変化していくのかが楽しみでもある▼本日はソワレのみ。昨日までの疲れが出るかと思いきや、さほどでもなく。芝居やりながら、あんなに激しいダンスをやってるのに。やっぱ、疲労しても若いから回復力が違うのだ▼終演後、打ち合わせを一本、終えて、深夜に帰宅。二毛作期、気持ちの切り替えが大変だ。

03月30日の断片

▼マチネ。客席で観ていて、激しく涙腺が弛む。40歳を越えてんのに。演出なのに。ようやく大きな課題のひとつが解決。ホッと一安心▼そして、ソワレ。もう1つ、積み残しの課題がクリア。芝居は稽古場だけで創り上げるものではないので、劇場入りしてからもどんどん自ずと変化していく。そういった意味では、観客も芝居をつくる重要な要素。この作品、ようやく目指しているカタチの8割ぐらいは出来てきた。ただ時間が経てば出来るというものでもなく、逆に時間が経って壊れていく部分もあるので難しい。さて、残る課題をどう解決していくか▼終演後、劇場近くの居酒屋でスタッフ&キャストで中締め的な打ち上げ。とは言っても、今回のキャストは若い。10代の連中はペブシで参加。と、そんな若い子たちがいる居酒屋のレジ前に落とし物を発見。最初はただの紙切れかと思ったが、どうも見覚えのあるカタチ。で、近くで見てみるとやっぱりそうだ。おそらく会計する時に財布から落とした客がいたのだ。てか、財布に入れてるなんて、高校生か

03月29日の断片

▼マチネ、ソワレの二回公演。午前10時半に劇場入りして、午後10時に劇場を出る。丸一日、芝居漬け。合間に劇場横の小さな公園でiPod聴きながら一人、花見。季節感ゼロな日々。

03月28日の断片

▼朝、熱を出して寝込んでいる最中、高視聴率を知らせるP陣からの電話。思い切って日和った内容にした結果が高視聴率。複雑な心境だが、今の視聴者はそんなことになってるのだからもう割り切っていくしかないのかもしれない。人のために何かをするということが本来、苦手な質なのでモチベーションをどこに置くかだな、これからは。にしても今後はM体質でテレビをつくる時代で、S体質でつくる時代は終わりつつあるのかも▼熱が下がらぬまま、シアターサンモールへ。小返しをして、ダンスや歌の確認をしてたらすぐに本番。昨日よりは幾分、上向き。怒濤の3週間の疲れがピークに達してるはずなので残り13ステージをどう乗り切るかが課題▼帰宅して、すぐに寝込む。

03月27日の断片

▼連日の無理がたたってついに風邪。芝居前は絶対に風邪をひいてはいけないと毎日欠かさずうがいをしているのだが、やはり免疫力が低下しているようだ。熱で朦朧とする中、小返しを繰り返し、本番。二日目芝居とはよく言ったもので、初日に比べるとどうしても緊張感がない。微妙な間延びが否めない。さらに肝の台詞も飛んだりして残念。観客的にはおそらく普通に見えたはずだけど。その目に見えないところにこだわりをもってつくってきたので演出の身としてはやはり残念極まりない。

03月26日の断片

▼昨日に引き続き、午前10時、劇場入り。すぐに場当たりを始め、何とかゲネプロの時間までに終わらせることが出来た▼15時、ゲネプロ開始。出とちりを始め、全体的に役者陣が探っているような流れで、最低の出来。愕然。夜の本番のことを思い、目の前が真っ暗になる▼ゲネプロ後、細かくダメ出ししつつ、叱咤激励。今から稽古をし直す時間もない。祈るような気持ちで初日の本番を迎える。と、これがゲネプロとは打って変わってとてもイイ出来。稽古場で描いていた理想のラインに近づいていて一安心。何はともあれ、ホッとしたという一言に尽きる。

03月25日の断片

▼午前10時、劇場入り。場当たり開始。照明を直しながらなので時間がかかる。ぶっ続けで退館時間の21時半まで。最後まで行けず終い。やばい。明日は公開ゲネプロ。その時刻まで終わらせることが出来るのか。

03月24日の断片

稽古場を別場所に移し、ダンスのリハ。その後、喜劇役者・入山学君を中心にコント的な場面の集中リハ。芝居の流れで成立しさせないといけないので、そのギリギリのラインが実は難しい場面。段取りを整理し、アイディアを出し合い、一度通してみると、30分近い尺に。長い。楽しいが、そんなに長くては芝居全体の流れが壊れてしまうので、今度は削る作業。なんとか想定尺までおさめたところでタイムアップ。にしても入山君はさすがで、笑いを成立させる“間”の取り方が段違い。リズム。すべての表現はリズムの上に成り立ってる▼稽古後、役者の何人かとラーメンを食べ(この稽古中、食生活が若者化)会議へ。稽古の後の、しかも本番間近の会議は、モードがなかなか切り替わらず大変。

03月23日の断片

舞台セットを使った稽古は本日で終了。日中はノンストップで頭から細かく場面を練り直し、夜は本番さながらの通しリハ。金曜日に出来があまりに悪く落胆したが、この週末で何とかようやくカタチが成立してきた。が、しかし、まだ理想型ではない。本番まで残り二日。この二日間はちゃんとした稽古が出来ないのが心配。それにしてもあっという間の3週間だった▼稽古後、演出部で軽く飲み。とは言っても話すことは舞台のことで、問題点をもう一度洗い出す。さて、解決策はあるか。てか、間に合うか。

03月22日の断片

▼ブログに寄せられたコメントを読んでいて驚いた。先日、ロバータフラックのライブをビルボード東京に観に行った日の、同じステージを観たという方からの書き込み。その方のブログに掲載されている写真に自分の姿が映ってる。左端のテーブル、相席の自由席で一人、ライブ開始前にフライヤーを見ながら食事をしてる様子が。ちなみに、食べていたのは和風パスタ(絶品)▼本日もラストスパート稽古。あまりにも時間がないのでぶっ続けで7時間。さらに10分の超短い食事休憩を取り、すぐに再開。昔はこんなの全然平気だったが、さすがに稽古後は疲労困憊▼稽古後、番組収録の打ち合わせも兼ねて、セルリアンホテル内にあるJZ Bratへ。山中千尋さんの2days Live、最終ステージ。圧巻。ただただ圧巻。それ以外に表現のしようがない。同行したデレクターはジャズにはまったく興味がなかったが、ライブ後、興奮していた。終演後、軽く構成打ち。急遽、収録の演奏時間を延ばすことに。彼女の魅力を伝えるのはそれが一番。その後、本人にご挨拶。至福。帰宅しても、興奮冷めやらぬまま、ぼんやりと過ごす。

03月21日の断片

▼ラストスパート稽古。舞台セット上で稽古出来るのは、今日含めてわずか三日。気は焦るばかり。ダンスと回想が入り交じって進行する、この舞台の一番の見せ所を重点的に稽古。ダンスの立ち位置と動きに絡めて芝居的な立ち位置と動きを決めていく。あっという間に数時間が経過。短い食事休憩を取り、夜は強引に通しリハ。思った以上に出来が悪く、落胆。この週末でどこまで引き上げることが出来るか▼稽古後、特番会議へ。純粋お笑い特番。このご時世、単純にこういう番組をやれるのが嬉しい▼アマゾンから、Gregory Fineというロシアのジャズピアニストの『the Hits of Jazz』が届く。先日、「Happy Bluesday」という傑作アルバムを聴き、新たに購入した一枚。かなりベタ。楽曲もスタンダードばかり。ジャズピアノ入門には絶好の一枚。こういうのから入ると正しい(偏らない)ジャズファンになるような気がする。

03月20日の断片

▼稽古、ラストスパート二日目。とは言っても、昨日と同じ場面を再び繰り返し、問題点を少しずつ解決していくたけで数時間も費やす。途中、扇子を使った動きを演出していて、「それじゃ、ジュリアナ東京のお立ち台だな」とダメを出すも、今イチの反応。しまった、相手は十代だった。そんなこんなでようやく大まかな筋道は出来た。あとはここをどんな風に走らせるかだ。時間がない▼夜は、ダンスシーンの稽古が中心。今どきな音楽と今どきなダンスが俄然、格好いい。前作よりも自分好み。振り付けの森新悟君の指示は端的で判りやすくいつものことながら感心。とても才能を感じる。音楽を担当する奥村健介君もセンスがいい。今度、二人と一緒にダンスを中心にした舞台をやろうと話しているが、いつになることやら。なんか忙しくて好きなこと、やりたいことがやれねぇなぁ。仕事ばっかしてる場合じゃない。ま、するけど。

03月19日の断片

▼稽古、ラストスパート。クライマックスの場面を何度も細かく修正しながら繰り返す。終わってみれば、10分ぐらいのシーンに5時間以上もかかってた。でも半分も出来てない。焦る。まだまだ芝居がスカスカなので、役者たちに「このままじゃ、骨粗鬆症のような芝居になる」と危機感を煽ってみたが、反応が今イチ。しまった、十代の連中にはその喩えはピンとこなかったか▼本日の炊き出しは「豚汁」。稽古場で食べるとやたらに美味い▼稽古後、番組のVTRチェック。たっぷり4時間。ヘロヘロ▼深夜2時、帰宅してアマゾンから届いてたROMA TRIOの新譜『Ciao Ciao Bambina』を流しながら、書き仕事。選曲といい、ジャケ写といい、ヴィーナスレコードは戦略的。部屋に飾っておきたい一枚。

03月18日の断片

▼アマゾンから届いたCDが大当たり。Gregory Fine Trio「Happy Bluesday」。軽快で転がるようなタッチのジャズピアノ。初めて知ったピアニストだが(なのに何故ネットで買ったのか記憶になし)愛聴盤の仲間入り▼人にジャズが好きだと言うと決まって気取ったポーズだと思われ、その度に、心の中でその認識の浅さを哀れむのだが、そもそもジャズってオシャレとは無縁な音楽なのだ。その名称自体、“JASS”という“精液”を表すスラングが語源だったりもするし、ジャズ喫茶全盛の時代は、煙草の煙が充満した暗い地下の喫茶店で誰もが口を閉ざして大音量で鳴るスピーカーに耳を傾けて聴くような暗い音楽だった。自分が上京したての頃もまだその名残りはあって、そんな店に行くと文庫本を読みながら足でリズムを刻んでるダサめな連中が沢山いた。なのに、最近はめっきり気取ったオシャレな音楽というイメージが強くなり、そのせいで雰囲気づくりのために至る所でジャズが氾濫。確かに、それはそれで上っ面なムード作りという役目は果たしているのだろうが、ジャズの真髄はというと、やはり即興演奏なのだ。ちなみに、高校時代にしょっちゅう聴いてたコルトレーンの「My Favorite Things」をYouTubeで発見。今、聴くとさすがにヘビーだ。これも高校時代に心酔していたオーネットコールマン。さすがにこれもヘビー。てか、YouTube、今更ながら映像の宝庫だな▼明日、「内村ブロデュース」のDVDが発売されるみたいだ。それを記念して今週土曜深夜に久々に「内村ブロデュース」が放送される。まだ見てないけど、おそらく相変わらずくだらないはず。と同時に、今ネットでやってる「内P」の流れを汲む「内村さまぁ〜ず」という番組もDVDになるらしい。思い出が溜まっていく▼二日間の休みを経て、明日から稽古はラストスパート。来週は本番週。間に合うか。

03月17日の断片

▼仕事が思いのほか早く終わったので、ここぞとばかりに映画を観に行く。アカデミー賞作品賞に輝いたコーエン兄弟監督『ノーカントリー』。一切の音楽や効果音を使うことなく緊張感を高める演出が圧巻。こんなに“ただの物音”だけで緊迫感を出した映画を他に知らない。ま、そんなに観てないってこともあるけど。それから助演のハビエル・バルデム(同賞助演男優賞受賞)がスゴイ。まさに、怪演。冒頭の殺人シーン一発でもうこの俳優に目が釘付け。コーエン兄弟の映画の中では一番好きな作品かも▼映画を観た後、その足で久々に青山ブックセンターへ。何気なく店内を見て回っていると、鈴木志保『船を建てる』の復刻版を発見。懐かしい。これを読んでたのはもう20年ぐらい前じゃないか。とても好きな漫画で単行本も確か全部揃えていたが、つい衝動買い。こうして物がどんどん増えていく。

03月16日の断片

▼昨晩、稽古が終わってすぐに帰宅し、台本を加筆修正。朝方、力尽きて(昔はここで力尽きることなく延々やれたのだが年齢には勝てない)仮眠をとってから、再び取りかかり、何とかまとまる。作家の主題を曲げることなく要素を抽出して見え方を変化させるいわば編集作業。演出の面白さはこんな所にもある。パズルを解いてるような楽しさ▼午後、その台本を手に稽古場へ。今回の舞台は十代が5人もいるという若々しい座組。中には、お父さんが自分の年下だという女の子もいて、愕然。そんな若い連中と丸一日稽古。予定してたとこまで行けず終い。明日から稽古は二日間休み。間に合うのか。

03月15日の断片

▼午後から丸一日、稽古。連日、スタッフさんよる炊き出し。本日はちらし寿司。同じ釜の飯を食うの例えもあるが、意外にこういうことで、連帯感は増す。でも、まだまだ完成には程遠く。

03月14日の断片

▼ユニバーサルミュージックで天才ジャズピアニスト、山中千尋さんの取材。今度、自分の番組にゲストとして出て貰うのだ。今、地上派で彼女のような人材が出るような番組は、たとえ深夜でもなかなかない。どこもかしこも同じような顔ぶれ。何の刺激もない。昔はサブカルな匂いがする番組が沢山あった。放送作家の大先輩、景山民夫さんがホストを務めてた「クリティクス」なんて対談番組はホント好きだったなぁ。話が逸れた。そんな訳で、「R30」というちょっと特殊なトーク番組(だからあまり数字はよくないんだけど)にその天才ジャズピアニストが出演してくれることに。それを許可してくれたプロデューサーも偉い。ま、殆ど自分がゴリ押ししたんだけど。彼女はルックスで人気があると思われがちだが、とにかく凄いのは、変拍子と独特なアレンジで奏でるオリジナリティ溢れる楽曲とパワフルな即興演奏だ。取材してみると、想像通り、天才ならではのカオスな話しっぷり。たっぷり2時間、至福の時を過ごす。個人的にはもっとジャズピアニストとしてのディープな話を聞きたかったのだが、自分がやってることを言葉数多く語るのは凡才の常。やはり天才は自分の音楽についてはなかなか語ろうとしない。何故なら、作品がすべてを語っているからだ。ま、その前にテレビ番組の取材でそうディープにジャズのことを語ってもしょうがないのだけど。収録当日は生演奏もしてくれることになり、貴重な放送になりそうだ。勿論、観に行くつもり。そういえば、彼女は今年、過去に数々の天才たちが受賞している「日本ジャズ大賞」を受賞(ま、世間的にはあまり知られてない賞だけど)したが、それに留まらずさらなる世界的なジャズピアニストになるはず。取材後、一番の愛聴盤にサインを頂く。役得。

03月13日の断片

▼本日も稽古。進行は予定通りだが、まだまだ完成には程遠い。それに反して胸部の痛みは予想以上に回復は早い。やはり必要に体が応じているのか。やることがあると体はその達成のために変化していく。健康の原理ってそういうことかも。22時から26時までは、体が回復する(修復する)時間らしいが、鍼を打った日、つまり身体の治癒能力を刺激した日は、その時間になるとグッと痛みが薄らいでいくのが実感できた。こんな風に体の神秘が実感できると、これからの生活のことを見直すヒントになる。夜は10時に就寝。無理か。

03月12日の断片

▼信頼する鍼灸師の先生に、今回の怪我のことを伝え、鍼を打って貰う。「完全に痛みが引くまで3週間はかかりますよ」と言われたが、深夜になってグッと痛みが薄れてきた。ものスゴイ回復。なぜなら昨日まで出来なかったことが可能になった。それは、鼻をかむこと。鼻がかめる喜びをかみしめる▼本日も稽古。稽古を始める前に演出助手として助けてくれている年長者2人と問題点について話し合い、ヒントを得る。共通言語を持つ人がいるとホント助かる。本番まで約2週間。間に合うか▼稽古後、特番の会議。とはいっても『劇的ビフォアフター』。秋に向けての物件打ち合わせ。そういえば、来月に同番組の放送がある。いつか忘れたけど。

03月11日の断片

▼10年以上、愛用している手帳のリフィルの留め金が壊れていることに気付く。今回の事故のせい。MacbookAirも壊れたが、それ以上にこの方がショック。この留め金のタイプ、今はもう作られていないらしいのだ。周囲から新し物好きと思われているが、実は心底気に入ったものはずっと使い続けていて、なかなか手放せないのだ▼そんな中、最近こんなモノを手に入れた。自走式のレコードプレイヤー。これ、レコードの上に置くと車体下についた針で音を読み取り、車内に搭載されたスピーカーから音楽を流しながらグルグル走るのだ。見てると楽しいが、大事なレコードではやる気にはならず▼本日も稽古。不具合を解消しつつ、細かく場面を詰めていく。大きな問題点にぶつかり頭を悩ませる。でも問題点が浮かび上がってるだけいい。何事も問題点が判らずに悩むのが一番大変なので。さてこれを今週中に何とか解決せねば▼稽古後、会議へ。産声をあげてからすくすくと育っていかない我が子。世間は我が子に冷たい。そのせいで周囲に媚びへつらうというもっとも嫌いなタイプの人間に育ちつつあり、また徐々にだが、グレ始める兆候も見せている。三つ子の魂、百までも。この時期がとても大事だが、大家さんがこのダメ家族を追い出しそうな気配も感じる。そうなると育てる場所がなくなり、餓死する他ない。訪れるやもしれぬ悲しい未来を思い、胸が痛む。しかもホントに痛い。

03月10日の断片

▼依然として激痛の日々は続く。昨日の深夜、懸命に止めようとしたが、ついクシャミをしてしまい、激痛に襲われ、悲鳴をあげる。クシャミで、悲鳴。字で書くと、へックション!アァァァァァァァァァァァァ!ま、わざわざ字にする必要もないんだけど。にしても今回、身体に湿布を貼る時が大変。胸部はいい。問題は背中。1人で背中に湿布を直貼りするのは不可能だ。で、考案したのがこの方法。あらかじめビニールをはがした湿布をベッドに置き、背中の患部の位置を確認しながらゆっくり仰向けに寝るのだ。あとははがれないよう、湿布が貼り付いた患部をさらにベッドに押しつけて完成。但しこの方法にはひとつ弊害がある。それは、貼った後で無性に虚しくなるということ。湿布を貼っても、一人▼今、演出している舞台に出演する日本舞踊・花柳流の御曹司、花柳創右君のご両親から「カバタケ茶」を頂く。ビタミンCが豊富な貴重なキノコから抽出したものらしく、一本、三百円以上もするとか。飲んでみると何だか身体にいいような気がする。勘だけど。有り難く毎日摂取させて頂きます。

03月09日の断片

▼寝てる間、寝返りをうつ度に激痛で目が覚める。でも床に就いたのは早かったのでいつもよりは睡眠時間はとれた。が、朝。激痛のため、ベッドから起き上がるだけで数分を要する▼午後から痛む身体に鞭打って稽古場へ。いつもなら稽古の時にマイクなど使わないが、痛みのため大きな声が出せなくなっているので、スタッフさんがわざわざ用意してくれ、恐縮。声もそうだが、自ら動き回って演出できないのが不自由。早く治さねば▼で、肝心の稽古。今回の事故で予定が狂うかと思ったが、計画通り、何とか最後まで大まかな流れを組み立てることが出来てひとまず安心。で、夜。流れを把握しつつ問題点を浮かび上がらせるべく、強引に通し稽古。当然だが、3割も出来ていない。明日からは二巡目。ここからが細かくブラッシュアップ。徐々に、痛む身体が芝居モード。

03月08日の断片

▼事故った。十数年ぶりに救急車に乗った。午後、一本打ち合わせを終え、自転車で池尻にある稽古場へ急いでる途中、いきなり左折してきた乗用車に巻き込まれる。正確には巻き込まれないよう咄嗟に急ブレーキをかけた途端、前のめりに転倒。この歳で空中回転するとは思わなかった。胸部を自転車に強打し、呼吸困難になり、その場にうずくまる。寸での所で巻き込まれずに済んだことと後続車がなかったことの強運。でも、激痛。完全に肋骨の数本は折れたと思った。運転手が警察を呼び、救急車がきて広尾病院へ。すぐにレントゲンを撮り、検査。結果、骨には異常はなく(意外と丈夫な俺の骨)強度の左上半身打撲と診断。骨折じゃくてほっと胸をなで下ろすが、その胸がずっと痛い。喋るだけで痛い。歩くだけで痛い。深呼吸したり、笑ったりすると、気を失いそうな位、痛い。そんな激痛の中、稽古場へ。みんなに心配される。恐縮。しかもこんな時に限って、喜劇役者、入山あきら君が出ている場面の演出。稽古しながらつい笑ってしまう。で、激痛。この痛み、一体、いつまで続くのか。

03月07日の断片

▼立ち稽古3日目。足場を整理しながらレール敷き作業。ようやく台本の三分の一。ブロック的に場面を演出しながら役者たちの素のキャラを把握していく。役を演じるにしても素のキャラがベースになってなきゃ魅力が半減する。まだ全員掴み切れてない。毎日、発見の連続で新鮮▼稽古後、3本の会議を渡り歩き、帰宅するとまたしても3時半。今週は連日この時間。さすがに疲労困憊。眠たい(天竺鼠)。

03月06日の断片

▼稽古二日目。昨日に引き続き、レールを敷く作業。まだまだ終点が見えない▼何人もの人から「日経エンタ見たよ」と言われる。業界人、見てるんだな、あの雑誌。紹介してもらえて有り難いが、新番をハズし気味なので申し訳ない気分にも。苦悩と自棄の日々。てか、何でこんなにオバチャンの気持ちばかり考えなきゃなんないのか。それはね、仕事だから。ある意味、かなり不器用なタイプかもしれないと思い始めている今日この頃。葛藤は続く▼仕事を終え、出川さんと旧知のPと飲む。二人と知り合って早や20年。でも3人で飲むのは初。話の殆どが仕事(笑い)のこと。とても楽しい時間を過ごす。帰宅するとまたしても午前3時。今週はあんまり寝てないなぁ。あああ、眠たい(天竺鼠)。

03月05日の断片

▼本格的に二毛作期に突入。番組会議と舞台演出。後者は本日から立ち稽古。せっせと大まかなレールを敷く作業▼iTunesで耳にしたナイジェリアの女性ボーカリスト、Asaに一耳惚れ。すぐにそのデビューアルバムを購入。思いっきり琴線に引っ掛かり、先の二枚をそっちのけで聴き続ける。せっかく昨夜、眠い中買ったのに。結婚した直後にもの凄く好きなタイプの女に出会ったような事態。どうでもいい例えだし、そんな経験などしたこともないけど▼本日の最後は特番のプレビュー会議。いよいよ正念場。たっぷり5時間。帰宅すると午前4時。明日も朝から。眠たい(天竺鼠)。

03月04日の断片

▼最後の会議が終わってみれば、午前3時半。ヘトヘトになりつつも、ヒルズのTSUTAYAに立ち寄り、CDを購入。寝不足なので買っても今日は絶対に聴かないのに、明日でもいいのに、もっといえば、アマゾンでワンクリックすれば翌日には届くのに、前々から楽しみにしてたので眠い中わざわざ足を運ぶ。買ったのは、EVERY LITTLE THINGと矢井田瞳の新譜。よく意外だと言われるがどっちも実は大ファン。偶然にも同日発売。盆と正月が一緒に来たような日。例えが古いし、合ってもいないけど。買っただけで満足して、帰宅後、すぐに爆睡。

03月03日の断片

▼3月末のプロデュース公演の顔合わせ&本読み。昨日、本を貰ったばかりなので演出プランもなく。でも、細かなプランを立てたところで役者の身体を通して構築していかないと結局は無駄骨になることも多い。本読みの後、今後の稽古の方針などを軽く話し、終了▼稽古後、番組のスタジオ台本打ち。この切り替えが大変。モード切替スイッチが年齢と老朽化▼珈琲ミルが届く。160年の歴史を誇るミルの老舗、プジョー。意気揚々と豆を挽き、さぞかし美味しい珈琲になると思いきや、大したことがない。淹れ方を極めたいが、思った以上に珈琲の世界は奥深かった。

03月02日の断片

▼日中、ずっと台本書き。で、夜は夕飯を食べがてら、ひとり自転車でビルボード東京へ(実際、ここの和風クリームパスタは絶品だった)。本日のお目当てのミュージシャンはロバータフラック。実に71歳のおばあちゃん。なのに、歌声は若い頃のまんま。声質って他の部位に比べて衰えないのか。20代前半、よくこの人のアルバムを聴いていたが、ライブを観るのは初。年齢的にも貴重なステージに違いない。関係ないが、客席に小田和正さんの姿も。氏も今年61歳。すげ。自分のことを思うと、どう考えても60歳を過ぎて放送作家の現役でいるとは思えない。その歳、自分は何の現役でいるのか。ふとそんなことを考える。そんな年頃▼ライブ後、ミッドタウンをぶらぶら。深夜0時までやってるTSUTAYA MUSIC STOREで、マービンゲイ「What's going on」のオリジナルの復刻盤LPを発見。衝動買い。さらに本屋で、岡崎京子の新刊も発見。新装版も含めておそらく全著作を持っていて、この漫画も過去に読んだような気もするが、帯に「初単行本化」とあったので、つい購入。この人、今も現役だったとしたら、今頃、どんな漫画を描いてたんだろ。

03月01日の断片

▼会議の合間に演劇プロデューサーと打ち合わせ。今月末に、実は外部のブロデュース公演が控えていて、演出を担当。来週から稽古が始まるのだが、まだ台本がない。自分も遅筆なので人のことはいえないが、初めてやる俳優陣たちを演出するのでそれなりに焦燥感に駆られる。ま、何とかなるか▼夜、DVDで映画。中江裕司監督『恋しくて』。BEGINのデビューにまつわる逸話を題材にした映画。「イカ天」出演も描かれていたりして当時を思い出す。その素人バンドの歌声に魅せられ、彼らの出演だけをまとめて録画してた。あのVTR、どこいったんだろ。でも今、YouTubeで発見。便利な世の中だ▼グラミー賞を受賞したAMY WINEHOUSEがいい。正直、今回の受賞で初めて聴いたのだが、唯一無比な歌声に今後もずっと聴き続けるだろう女性ボーカリストのひとりとなった。さらに初めて聴いたDMITRI KOLESNIKというジャズピアニストの『FIVE CORNERS』もいい。やはり美脚ジャケにハズレなし。

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