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01月03日の断片

▼放送日が確定しないうちから依頼を受けて会議を進めていた2つの正月特番が、あろうことか同じ日の同じ時間帯になってしまった。これまでもやむを得ず裏と被ってしまった場合は時々あったが、大体、そんな時はお互いのPに許可を取った上でどっちかの名前をペンネームするのが暗黙のルール。普通は後で始めた番組をそうすることが多い。が、今回の場合、放送日がどちらも確定していなかった訳だからそれも難しい。どっちの番組にもちゃんと名前を載せたい。そこで双方のPに了承を得て藤子不二雄みたいに「中野俊成A」と「中野俊成B」という表記にした。多分、テレビ史上初▼表参道ヒルズで開催されていた蜷川実花写真展を観に行く。この色彩感覚。実際の色を加工処理していないらしいので驚く。どうやって撮るんだろ。十年前、東京写真芸術専門学校に通っていたが、そんなことは教えてくれなかった▼その後、作家仲間の樋口君が新しく借りたという骨董通りの事務所にお邪魔。こんな仕事部屋があるのは羨ましい。って、樋口君と違って、自宅に家族がいる訳でもないから必要ないか▼キムギドクの最新作『絶対の愛』を観た。『悪い男』に衝撃を受けて以来(実際、個人的恋愛映画ベスト10を挙げるとすれば、確実にその一本に入る)、彼が撮った長編映画はほぼ観ている。この監督独特の辻褄の合わなさというか、観る者の理解を無視した強引な話の運びというか、大雑把なご都合主義というか、そのあたりをどのように受け入れたかで感想が変わってくる気がするのだが、今回はずっと「理解できるようで出来ない」「辻褄が合ってるようで合ってない」そんなきちっとはまり切らない気持ち悪さをずっと引きずったまま最後まで引っ張られてしまった。哲学的な重いテーマをちらつかせる割には、どこかはぐらかされたような、誤魔化されたような。この不可解で曖昧な感じがまた惹かれるところでもあるんだけど。

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Comments

登場人物はどこか壊れているけど、万に0.8位
分かるかもという不気味さがある気がします。
なのに(だからこそ?)、それが瞬間的にコミカルに
感じることもあります。

次の作品はオダギリジョーさんとイ・ナヨンさん
(『私たちの幸せな時間』『英語完全征服』主演、
すごく可愛い(>_<))で撮影されるらしいですよ。

『絶対の愛』の次の『息 BREATH』もすごいことに
なってます;

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