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2007年の断片

▽毎年恒例のマイベスト。今年は五本の舞台(『語り女たち』『われもの注意』『メモリーズ2』『苦情の手紙』『ロマンチック』)があったおかげで、なかなか時間がままならずにあまり表現に触れる機会がなかった。例年は上位10本を選んでるが、今年は縮小してベスト3を▽まず読書。読んでないなぁ。一年で20冊にも満たない読書数。その中からマイベスト3。3位は陸上部の練習や試合本番の実態がとてもリアルだった佐藤多佳子『一瞬の風になれ』(第1部・2部・3部)。2位は、男女の曖昧な距離感にいつもながら共感した絲山秋子『ダーティワーク』。これはストーンズの曲名をタイトルにした短編集。その曲を聴きつつ読破。そして、1位。まさに上質な映画を観終えたかのような読後感、金城一紀『映画篇』。題名通り、映画をモチーフにした短編小説集。これを読み終えて、十年ぶりぐらいに『ローマの休日』を観直した▽で、映画。これまた観てない。『24』をシリーズⅢからⅥまでを観たという影響もあって、映画自体は37本。観てないなぁ。その数少ない中から、第3位。ピクサーアニメは安定して面白い。『レミーのおいしいレストラン』。2位は、家族の再生をロードムービーで軽妙に描いた『リトルミスサンシャイン』。で、1位。ミュージカル好きってこともあって贔屓目ではあるが、ミュージカル映画としては出色の出来、『ドリームガールズ』。ジェニファーハドソンのための映画と言っても過言ではないほど彼女の歌唱力は凄まじかった▽で、舞台。これまた観てないんだけど、ベスト3を挙げるとすれば、九月下旬にベガスに行った時に観たシルクドソレイユに尽きる。3位は前回観た時と演出が少し変わってた『O』、2位は『O』の演出家が手掛けたもうひとつの水のステージ『ル・レーブ』。そして1位は、ファンタジックで手が込んだ舞台演出に魅了された『LOVE』。ビートルズがこの作品のモチーフ。是非もう一度観たい▽さらに今年はマイジャズアワードも。でも1位だけ。トランペット部門…ウィントンマルサリス『自由への誓い』。サックス部門…グラントスチュワート『SHADOW OF YOUR SMILE』。トロンボーン部門…スーパートロンボーンズ『A列車で行こう』。ピアノ部門…キースジャレット『MY FOOLISH HEART』。ビッグバンド部門…マンハッタンジャズオーケストラ『IN THE MOOD』。女性ボーカル部門…ジョエル『love letters』(これといった特徴はないが聴き込む程に染みてくる)。男性ボーカル部門…マットダスク『BACK IN TOWN』(先日のブルーノートのステージも楽しく観た)▽そんな訳で、こうして振り返ってみても、08年はもう少し仕事とプライベートのバランスをとっていかないといかんなぁと思うのだった。さらに、このブログも来年から本当の意味で『日常の断片』を掲載していく予定。

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