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4月16日の断片

▽ある制作会社のスタッフから半笑いで「先週、中野さんを見かけましたよ」と言われる。その様子にまさかマズイところを見られたんじゃないかと瞬時に頭の中で先週の行動をさらうも特にマズイ行動をとった記憶がない。恐る恐る、「どこで?」と聞くと、「246」だと答える。なんだ、ただ車で擦れ違っただけなのかとホッと胸を撫で下ろした次の瞬間、彼女は言い放った。「車の中で熱唱してました」。熱唱してた?俺が?でも、車の中で熱唱なんてここ何年もした記憶がない。人違いじゃないか、そう反論しようとして、はたと蘇った。深夜、帰宅途中の車内でシャッフル演奏中のiPodから流れてきた懐かしい曲に合わせてつい熱唱してしまったのだ。その曲は、松山千春「時のいたずら」。たった一曲の、しかもほんのサビの部分(♪時のいたずらだね 苦笑いだね 冷たい風が今、吹き抜けるだけ♪)を熱唱したに過ぎないのに、そこを見られてしまうとは何という間の悪さ。まさに時のいたずら。苦笑い。

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Comments

「時のいたずら」。素敵な歌詞ですね。
二人一緒に、同じ場所にいて、同じ時を過ごしていても、
もう既に、そこには「別れ」という関係性が秘められている…。
切ないです。そんな切ない歌を、切々と、
情感豊かに歌い上げる中野さん。これまたステキです。

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