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7月6日の断片

▽本日から若手劇団員たちとワークショップ開始。以前、どんなことをするのかと聞かれ、「夏だから毎回スイカを食べる」と答えておいたが、ホントにやると面白いので、まずはみんなでスイカを食べる。その後、今後の計画を話し合う。実はこの話し合うというのも役者にとっては大事な技術だと思っていて、とかく役者ってのは自分の意見に私情と感情をのっけて話しがち。私情は話を混乱させるだけだし、感情は議題の本質以外のところで人の感情を逆撫でする。だからそれらを排除し客観的に議題と向かい合うことが大事。若手劇団員にも、ことあるごとに「どうする?」と聞いているのだが、その辺りのことも身につけていってほしい。という訳で、夏期ワークショップのテーマも無事決定▽久しぶりに“FRIDAYが何曜日か知らない”加藤の話。ある仕事で、同じ劇団員と共に17世紀の陶器展示会に行った時のこと。撮影の合間に加藤が聞いてきたらしい。「今年って何世紀?」。27歳のオトナがそんなことも知らないとは驚かせる。さらに驚かせるのは「21世紀」と教えてあげた後の発言。「じゃあ、この陶器、四年前のか」。アホである▽そして、本日の韓国映画。『おばあちゃんの家』と共に、この「断片」を読んでる方から薦められた映画、『バンジージャンプする』と『オアシス』を観る。前者は設定の妙。一見ありがちな話にアレンジを加えて斬新な設定に。これ深刻なラブストーリーとして描いているが実は思いっきり喜劇的状況だ▽『オアシス』はよくもこの世界をここまでストレートに描いたものだと感服。偏見と先入観で社会的に疎外された男女の恋愛、のようなもの。オアシス。コメントではこの映画を「変態」としてたが、自分的にはこれを「変態」とは思わないのです。むしろすごく人間の真っ当な部分を突いてて納得しながら観ました。日本の同類な映画に『ジョゼと虎と魚たち』という名作があるが、これは韓国人のメンタリティがあってこそ出来た傑作。とにかく主演女優ムン・ソリの怪演が凄まじいことになってる。

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