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6月25日の断片

▽明大前にあるキッドアイラックホールにて、劇団員・山本の朗読ユニットさんだるの公演を観劇。今回は重松清『まゆみのマーチ』。大好きな短編だけに興味深く観た。観劇後、山本や演出の板垣氏とお茶。重松清の『その日のまえに』もいいらしい。『世界の中心で〜』以来、急増した“愛する人が死に直面する”という話なので、これまで読むのを避けてきたが、話を聞いていて読んでみようかと思い始めた。にしても、『世界の中心〜』の作者、片山恭一氏はとんと名前を見かけなくなったなぁ▽観劇後、同劇場内で開催されていた報道写真展を観る。広瀬隆一氏が責任編集を務める報道写真誌『DAYS JAPAN』が主催する『メディアは命を救えるか』という写真展。死というフレームで切り取られた写真ばかりなので、嫌が応にも心を震わされる▽そして今日は、昨日に引き続きキムギドク監督の作品を2本観た。『春夏秋冬そして春』は、湖に浮かぶ寺を舞台に達観した人生観を四季に準えて描く。これが『悪い男』を撮った監督かと思うような作品だが、かなり気に入った。そして、『青い門』。このタイトルは原題。邦題はヒット作『悪い男』を受けて『悪い女』という安直なタイトル。これ監督が知ると怒るんじゃないか。内容とまったくかけ離れてるし。ダメだなぁ、こういうの。売春宿を経営する家族が売春婦を受け入れていく様を描いた秀作。その宿の入り口が青く塗られた門。その門が様々なメタファーになっているので、タイトルはやはり『青い門』がいいのだ。

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