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3月29日の断片

▽朝、起きて昨夜の感動再びと、山口百恵伝説「さよならの向こう側」だけを観直してウルウル。何だ、オレ▽高田純次『適当論』を読了。高田さんをこれ程、深読みした本はない。第一章が高田さんと精神科医・和田秀樹氏との対談。のっけからくだらない。高田「先生はたくさん本を出されてるようですが、全部で何冊ぐらいになるんですか?」和田「全部で300を超えるくらいですね」高田「300ですか?300って言ったら200より多いんですよね?」高田さん得意のどうでもいいリアクション。こんな調子で対談が進むのだが、第2章ではその対談を元に、和田氏が高田純次という人間を精神分析しながら、窮屈な時代を生きる現代人に向けて、いかに高田純次の人間性が時代を生き抜くヒントになるかを深読み(笑)。そうした上で、第3章の題名が「高田純次になるために」。著者が高田純次になっていながら、対談以外はすべて和田氏の分析ばかりっていうのも笑う。これを真に受けて実践する生真面目な中年男性がいれば大笑いだ。近年売れている「生きるヒント」的な本を揶揄した、実にくだらない名著▽そういえば、今月は他にも芥川賞受賞作、絲山秋子『沖で待つ』森絵都『屋久島ジュウソウ』も読了。前者は男と女の曖昧な関係を巧みに描いて好きな世界観。後者はまた屋久島に行きたくなった。でも、屋久島にまつわる紀行文としては、田口ランディ『癒しの森ひかりのあめふるしま屋久島』の方が名著。

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