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2月28日の断片

▽久々にお気に入りのアルバムに出会う。『THE LITTLE WILLIES』。ニューヨークはイーストヴィレッジのライブハウスで内輪的に始まったバンドらしい。ただ、そのメンバーの中にはこっそりとボーカル兼ピアノ担当としてノラジョーンズが入っている。彼女のソロアルバムにも通じるところはあるが、カントリーミュージックをセンスよくカバーしていて、心地いい。名前もカントリーの大御所、ウィリーネルソンから名前を取ったらしい。ノラジョーンズを初めて聴いた時もそう思ったが、人には教えずに自分だけが知っててほくそ笑みたいと思わせるタイプのアルバム。ま、きっと物凄く売れちゃうんだろうけど。あ、書き忘れるとこだった。このアルバム、東芝EMIから出てるんだけど、またしてもコピーコントロールCDなのだ。他のレコード会社はもうそんなことやってるとこ少ないのに、ダメだなぁ、こういうの。専用ソフトにより、一部、コピーは可能だと記されてて少しは譲歩したつもりなのかもしれないけど、Macには対応していない。大体、CCCDは音も悪くなってミュージシャンの間でも不評だと言うのに、いつまで続けんのか、東芝EMI。

2月27日の断片

▽千原ジュニア氏から直々にお礼の電話。おそらく作家全員に電話してるのだろうが、実はこんな当たり前のことがなかなか出来ないもの▽三月いっぱいで終了が決定している『大改造!劇的ビフォーアフター』の視聴率が16.1%。視聴率低迷で終わる番組と違い、何だか複雑な心境。どうせなら、最終回あたりで20%超えて終わるとカッコイイのに。ま、難しいだろうけど▽ポールオースター『わがタイプライターの物語』、読了。サム・メッサーの挿画がとてもいい。

2月26日の断片

▽朝8時の飛行機で地元富山県は宇奈月町へ。実はこの春に隣の市と合併するため、町が無くなってしまい、その「閉町記念イベント」のパネルディスカッションに招かれたのだ。ほぼ徹夜状態で、会場へ。イベント前に、宇奈月町長を含めたお偉いさん方と打ち合わせを兼ねた会食。町の現状などをお聞きする。で、午後から「ありがとう宇奈月」と題された記念イベントがスタート。話すことを決める間もないまま、パネルディスカッションに突入。数百人の町民たちの前で話すのはかなり緊張。どっぷりと拝聴モードなので、笑わすつもりで話したネタもしっかりと受け止められ、拍子抜け。物凄く焦る。こういうオフィシャルな場で大人な話が出来る大人になりたい。どうやったらそんな大人になれるのか。その後、授与式。その場で初めて知ったのだが、名誉町民として、焼き物で出来た特製賞状を町長さんから頂いた。その名も「宇奈月大使認定状」。いやぁ、いいネタを頂いた。「宇奈月大使」。これで肩書きがひとつ増えた。有り難い。

2月25日の断片

▽今年、最初の舞台『6人の放送作家と1人の千原ジュニア』が無事、終了。今回、自分が決めたことは、劇団では出来ないことをやろうということと、千原ジュニアを追い込もうということ。過去のライブDVDを観て出たキーワードが「マゾヒスト」だったからだ。という訳で、『SMALL CUBE』と題して、映画『CUBE』の1人版を舞台的につくってみた。「誰がやっても面白い設定」が「千原ジュニアがやるからこそ面白い」になっていく醍醐味。今回、一緒に仕事してみて思ったが、千原ジュニア氏は業界的にまだまだ過小評価されている。この先、大きく化ける可能性を秘めた実力の持ち主であるのは間違いなく、今後がとても楽しみ▽舞台終了後、一緒に舞台をやった作家仲間と千原ジュニア氏で朝4時まで打ち上げ。延々と各々の裏話で盛り上がる。言ってみれば、トーク版のプロジェクトX。「舞台を創った男たち」▽ようやく一息ついた。

2月24日の断片

▽会議の合間に、明日のライブのナレーション録り。『本当は怖い家庭の医学』などでお世話になっている来宮良子さんにお願いして協力して頂いた。さすが、プロのナレーター。世界がグッとクリアになった。ただ、ご本人は慣れない内容に戸惑ってました。妙なナレーションを読ませてしまい、すいませんでした。でも、来宮さんの声は好きなのでまたきっとお願いすると思います▽会議後、音響スタッフとナレーションの編集打ち合わせ。急遽の変更点にも嫌な顔せず引き受けて頂き、有り難い。あとは明日、現場で最終チェック▽そういえば、鈴木おさむ君主宰のザ・おさむショー『2人ぼっち』を観た。題名通り、カニカ家城とハローバイバイ金成の二人舞台。これがそんじょそこらの舞台役者より数段いいのだ。先日観た『ラブハンドル』の原田泰造もそうだが、きちんとコントが出来る芸人は芝居も巧い。その逆はないんだけど。おさむ君の本と演出もサービス精神旺盛で、やはり軸足が自分と同じテレビにあることが伺い知れる。自分も6月公演に向けて本格的始動。頑張んなきゃなぁ。てか、その前に明日、いよいよ本番だ。

2月23日の断片

▽工事現場で、以前見たものとはまた違ったカタチの巨大人形型照明を目撃。何種類あるのか▽最近、仕事の合間に少しずつNHKスペシャルのDVD『永平寺』を観ている。寺がマイブーム。今年は寺巡りだ。中野俊成の百寺巡礼。てか、そんな時間はあるのか。

2月22日の断片

▽通しリハを終えて、音響&照明用のテクニカル台本を書かねばいけないのに、番組の台本に追われ、まったく書く時間がなく。すべての会議を終え、帰宅すると深夜3時。予定がまた狂う。

2月21日の断片

▽脳科学者の茂木健一郎氏と打ち合わせ。過去に自分が経験した一番の不思議体験が、脳科学的に説明がつくことを知り、驚いた。同時に、衝動に従って行動することって大事なんだと再確認。自分を肯定。さらに、自分が番組でやりたい方向性と茂木氏の意見が見事に合致し、嬉しい限り。にしても、天才のオーラはすごい▽そして、千原ライヴの通しリハ。宮藤官九郎氏にご挨拶。何年か前にラフカットでご一緒してたのだがちゃんと話すのは初めて。超多忙な作家陣が集まっての通しなので、結局スタートしたのは深夜0時。いつもは番組の会議でしか会わない作家仲間と舞台を一緒につくるのがとても新鮮。すべてのパートの通しが終わり、家路に着いたのは朝方5時。また予定が狂う。

2月20日の断片

▽ふと思ったけど、大人になってお札を四つ折りにすることはなくなった。子供の頃は、必ず四つ折りしてたけど。そういえば、正月に実家に帰った時、甥っ子もお年玉を一枚一枚四つ折りにして持ってたなぁ。これからお札のこの折り方を、“子供折り”と呼ぼう▽朝から台本書きに追われ、終わったら終わったで、会議続き。帰宅すると、深夜3時。ヘロヘロ。

2月19日の断片

▽日曜日だというのに、朝10時から臨時会議。その後、パルコ劇場にて、作:中谷まゆみ 演出:板垣恭一の『ラブハンドル』を観劇。主演はネプチューンの原田泰造。これがすこぶる良かった。もう20年来の知り合いだが、こんないい役者だったとは。巧いのは勿論のこと、何よりも生来の人の良さが演技を包み込んでるもんだから、観ていてとても気持ちがいいのだ。さらに、冨田靖子とのカップリングも相俟って、最後はもうやられちゃったなぁ。舞台を観て久しぶりに涙腺が弛んでしまった。終演後、泰造にご挨拶。売れっ子タレントなのに、昔とまったく態度が変わらないのがスゴイ。売れると少しは変わっていくもんだし、そういうタレントは何人も知ってるが、この男だけはホント、変わらない。売れても変わらないランキング、第1位だ。昔はコントライブを一緒につくったことはあったが、今度は是非ともコメディの舞台をやってみたい▽観劇後、これまた臨時会議。難航するかと思いきや、スムーズに進行。これはいい兆候だ。最初っから滞るのは大抵の場合、うまくいかないことが多いし▽帰宅後、先日届いた本棚を組み立てる。これでようやく本が整理出来る。

2月18日の断片

▽会議と会議の合間に、シアターコクーンにて『労働者M』を観劇。舞台装置がスゴイことに。さらにその舞台に投影する映像の使い方にも舌を巻く。舞台上で演技する小泉今日子を初めて観た。華のある人だ。

2月17日の断片

▽自分が全面的に任されていた会社のホームページ。本日、最終的な打ち合わせを経て、グランドオープン!当初はバレンタインデーにオープンする予定だったが、実は、プロバイダ側にアダルトサイトと勘違いされ、オープン直前に削除されたため遅れてしまったのだ。何故、放送作家のサイトがアダルトサイトに間違われてしまったかというと、原因はそのコンセプトにある。とりあえず気になる方はコチラをどうぞ▽千原ジュニアライヴの稽古。吉本興業の若手芸人を助手役に迎え、段取りの打ち合わせ。本番まで残り一週間。深夜1時に自分のパートが終わったが、ジュニア氏はその後も別のパートの稽古をすると残っていた。6人の作家の企画を1人でこなすのは相当大変だ。

2月16日の断片

▽いくつもの会議を終え、若手リーディング公演の稽古。その後、また別の会議。芝居とテレビのモード切替が若い頃より遅くなってる。これって、加齢と共に反射神経や視神経などが衰えてくるのと同じことなんだろうなぁ。

2月15日の断片

▽三連続で、昨日のバレンタインデーの余ったチョコが会議に出ていた。それだけなら何とも思わないが、驚いたことに、そのチョコがみな同じ種類のものだったのだ。しかも3つの会議は別々の局。この偶然は何なんだ。どう見ても流行りのチョコとも思えない。奇妙。で、そのチョコがコレ。

2月14日の断片

▽バレンタインデーなので会議にチョコレートケーキが出た。選んだのは若いADの女の子。40歳の中年はこんなもの食べられません。三分の一でギブアップ


2月13日の断片

▽年末にやった座談会が掲載されたクイックジャパンが発売。特集は『TV・オブ・ザ・イヤー』。裏方がどんな想いでテレビをつくっているのかが垣間見ることが出来る。少なくともここに集まった作家仲間たちは、高視聴率=優れた番組だとは思ってはいないし、それどころか視聴率以外に番組を評価する新機軸が欲しいとさえ思っている。ただ、テレビの現状がそう簡単に変わるはずがないこともよく判ってるので、歯痒いばかりだ。ま、興味のある方は一読してみては?全20Pの大特集となってます。

2月12日の断片

▽久しぶりにひきこもりな一日。家から一歩も出ずに、台本書きしたり、本読んだり、音楽聴いたり▽ネットオークションで落札したALICE BABS『Alice and Wonderband』を聴く。ずっと前から探していて、先週、オークションのアラート機能(キーワードを登録しておくと出品された時にメールで知らせてくれる)に引っかかり、ようやく手に入れた貴重盤。今となっては入手困難な幻の名盤。期待を裏切らない作品。こんなのを手に入れると、またレコード収集熱が再発しそうだ。

2月11日の断片

▽午前中から会議。アイドル特番。南野陽子の曲をBGMに。端から見れば、奇妙な光景に違いない▽その後、世田谷パブリックシアターで、阿佐ヶ谷スパイダース『桜飛沫』を観劇。阿佐ヶ谷〜は初見だったが、唸る部分多し▽観劇後、レギュラーの臨時会議。今が踏ん張りどころ▽その後、青山劇場にて、中島みゆき『夜会』を観劇。これまた、初見。以前から観たいと思っていたが、毎度、見逃していた。独特の世界観をもつ歌劇。こんなに観念的な内容だとは思ってもみなかった。中島みゆきの歌唱力も手伝って、いたく感動。歌って、やっぱ、スゴイな。中島みゆき、54歳で、こんな舞台をやり続けるなんて頭が下がる。てか、チケットが高額なのに入手困難っていうのもスゴイ。関係ないが、客層がこれまた独特。観光地にある美術館で見かける感じの客層。固定ファンになるタイプって、こんな感じの人たちなんだろうなぁ。

2月10日の断片

▽千原ライヴの打ち合わせ。本番当日のアドリブ要素が強い内容だけに、リハーサルらしいリハーサルは出来ない。あとはフォーマット台本を完成させるのみ▽そして、6月本公演のミーティング。タイトル発表。これまでこんな感じのタイトルはつけたことがない。一般発表は今月末ぐらい。早めに構想を固めないと。ちと新たな試みだし▽ミーティング後、世田谷の瀬田温泉へ。以前から行ってみたいと思っていたが、最終入館時間が22時と早く、なかなか実現しなかった。露天風呂がイイ感じ。これで24時間営業だったらもっといいのに。

2月9日の断片

▽なんだか足の親指に違和感があり、靴を脱いでみたら、こんなことになっていた。40歳、独身。ジッと足を見る。

2月8日の断片

▽深夜遅く、会議を終え、帰宅。半身浴しながら、3つの舞台の構想。千原ジュニアライブ、若手リーディング公演、6月本公演。いろんな汗でだくだく。

2月7日の断片

▽会議がひとつ休みになったので、映画『運命じゃない人』をもう一度観てみた。今度は構造とディテールを点検するような目で。娯楽映画が一転して教材VTRに。やっぱり、巧い。

2月6日の断片

▽日曜日の深夜、資料としてある本を探すも、すべての本が平積みにして本棚に突っ込んであるので一苦労。こんなことなら平積み収納にしなきゃよかった。大体、平積み収納は味気ない。本棚をぼんやりと眺めながら既読本の背表紙を見て脳内読書も出来ないし、気軽に取り出して気に入った部分だけを再読することも出来ない。そんなことを考えてたらやっぱり元通りに収納し直そうと思い立ち、衝動的にすべての本を書棚から取り出してしまった。で、呆然。。どう見ても、すべての本が収まるはずがない。そう思い、ディノスで大きめの本棚を注文した。それが届くまで片付けようがない。弱った。何で計画的に行動が出来ないんだろ、俺。何もかもが刹那的。

2月5日の断片

▽月例劇団ミーティング。6月の本公演に向けて諸々。芝居内容は具体的には未決定▽夜、DVDで映画『運命じゃない人』を観た。誰ひとり、名のある俳優は出ていないが、完璧な脚本とそれを等身大に味付けする俳優陣によって素晴らしい作品に仕上がってる。何度も笑った。途中、劇団員の松澤が出てきたのには驚いた。そういえば、面白い映画に出たと言ってた気がする。今年観た映画の中では一番。

2月4日の断片

▽新宿シアタートップスにて、ラッパ屋『あしたのニュース』を観劇。隣り合う豆腐屋と地方新聞社。その立地条件。発明だなぁ。

2月3日の断片

▽『妖怪大戦争』を観た。いい大人たちが妖怪を使って真剣に遊んでる感じでとても面白かった。今年になってから観た映画はどれもハズし気味だったので、観終わった後の嫌悪感もなく。ひどいのに当たると、時間を無駄遣いした気になるので▽3週間後に迫った千原ジュニア氏とのライヴの打ち合わせ。前回の打ち合わせを受けて、修正した大道具を使い、具体的に詰めていく作業。徐々に、イメージしたものに近づいてきて気分昂揚。あとはこのプランを元に台本作成に突入だ。

2月2日の断片

▽以前、この「断片」でも紹介したが、バナナが傷むのを防ぐバナナスタンドというものがある。それに吊り下げておけば、傷みにくくなるというものだ。家ではこれを使っておけば安心だが、じゃあ、バナナを持ち歩く時にはどうすればいいのか。家よりもモノにぶつかる頻度は高く、危険に晒されている。そんなバナナ好きの不安を解消するアイテムが出た。その名も「バナナガード」。この曲線にうまくバナナが入るのかと心配になるが、この通り、ちゃんと収まった。曲線のばらつきにも対応できるようなゆとり設計。ただ、問題はその大きさだ。仮にバッグに入れて持ち運ぶと、こんなことになる。横から見ると、こんなことになっている。しかも、中にバナナが入ってるうちはいいが、食べてしまった後はただただ邪魔なだけ▽3月に予定している若手劇団員たちのリーディング公演の稽古。稽古に必要なので、各自懐中電灯を持ってくることになっていたのだが、今田が実家から持ってきたという懐中電灯はすごかった。見た目はちゃんとしているが、スイッチを入れると周囲に光りの輪っかがぼんやりと出来るだけで、中心が暗い。つまり、照らしたい部分に向けても、照らせないという歯痒い懐中電灯。暗闇ではこんなことになる。なんでこんなものを使っているのか。不思議。

2月1日の断片

▽ウェブデザイナーと、会社のホームページの打ち合わせ。諸々あって、当初の予定が狂い、2月14日にグランドオープン。バレンタインデーにスタートさせるのがくだらないと思い、そうしたのだが、その理由は見てのお楽しみ▽いろんなことがままならない日々。時間だけが刻々と過ぎていく。

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