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2005年の断片

▽大晦日だ。今年も早かったが、ざっと一年を振り返ってみると、「あれ?これも今年だったっけ?」と思うものばかり。随分、昔のことだったように感じるのが不思議。歳をとったんだなぁ、たぶん▽自分的に毎年恒例になっているので、今年もマイアワードを▽まずは、DVDを含む映画。今年もあまり本数は観てないなぁ。たったの50本。その中でベスト10を挙げるとすると…10位は、敬愛する変態監督ラース・フォン・トリアーが描く歪んだ愛の世界、『奇跡の海』。9位は、『カンフーハッスル』。『少林サッカー』で成功した後であえて本流に戻したこの監督は賢い。8位は、健常者と身障者を等身大に捉えた作品で、とにかく主演の妻夫木と池脇千鶴が最高によかった『ジョゼと虎と魚たち』。ラストカットも秀逸。7位は、“記憶”をこんな風に取り扱った設定に脱帽。チャーリーカウフマン脚本『エターナルサンシャイン』。6位は、座頭市を主人公にした“めくらコント”が炸裂!奇才勝新太郎監督の『座頭市』。5位は、『スターウォーズ・エピソード3/シスの復讐』。今年初めてシリーズ全作品を観たが、スターウォーズ初心者の自分にはこのラストが一番面白かった。4位は、ストーリーに頼らず男女間に生じる些細な恋愛の機微を丁寧に描いた『BeforeSunrise〜恋人までの距離〜』。そして、3位。昨年の1位はたしか『SAW』だったが、これはそれに劣らず衝撃を受けた映画。『オールドボーイ』。知らぬまに自分で自分の首を絞めているような復讐の仕組みが変態だ。で、2位。決して好きなタイプの作品ではないのだが、今年だけで3回観て、3回とも号泣した映画。『パッチギ!』。そして、それを制した1位の映画は、『チャーリーとチョコレート工場』。とても好きな世界観で、個人的にはティムバートンの最高傑作▽続いて、今年読んだ40冊の本の中からマイベスト10。もう時間がないので足早に。まず10位は、読後に不気味な余韻を残す、阿部和重『グランドフィナーレ』。9位は、軽いタッチで人生の淵を描いた、吾妻ひでお『失踪日記』。8位は、写真集。みうらじゅん『アイノカタチ』。ここに収められた写真はVOW的な写真とは一線を画している。7位は、同世代の中年にはずっしりと重い、リリーフランキー『東京タワー〜ボクとオカンと時々オトン』。6位は珠玉の掌編集。堀江敏幸『雪沼とその周辺』。5位は、村上春樹『東京奇譚集』。4位も同じく村上春樹『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』。20数年ぶりに読み返して物凄く面白かった。これはまさに映画マトリックスの世界。てか、マトリックスはこれをヒントにして作られたに違いない。そして、3位。文句なしのミステリー。東野圭吾『容疑者Xの献身』。2位は、宮大工の口伝を収めたインタビュー集だが、ある種、優れた演出論であり、組織論であり、哲学書。西岡常一・小川三夫『木のいのち木のこころ』。そして、1位。とてもベタだが、久しぶりに寝るのも惜しんで夢中になって読んだ小説。ダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』。あと30分で新年だ。次はステージをざっと▽10位は、『ジンガロ』。9位は、マシューボーン『白鳥の湖』。8位は、尾上菊五郎劇団歌舞伎『NINAGAWA十二夜』。7位は、『Blast!』。6位は、デビッドルヴォー演出『ナインTHE MUSICAL』。5位は、『天保12年のシェイクスピア』。4位は、シルクドソレイユ『O』。3位は、『12人の優しい日本人』。2位は、シルクドソレイユ『ZUMANITY』。そして、1位はやはり、シルクドソレイユ『KA』。やっぱり、ラスベガスのショーが強烈な印象。シルクドソレイユのこの三作品はもう一度観てみたい▽ざっと振り返ってみたが、総体的に省みると、今年はやはり不安定な体調に悩まされた一年だった。もう慣れてしまったので、そのことで気分が落ち込んだりすることもなくなったが、やはり体が資本。何をするにもパワー不足を感じ、苛立つことが多かった。それはそうと、来年はあまり既成概念にとらわれることなく、いろんなことを試してみたい。という訳で、2006年も宜しく。

12月27日の断片

051227▽雑誌『クイックジャパン』の座談会。作家仲間で今年一年のテレビ番組を振り返る。みんながどんな目でテレビを見ているかが知れて興味深い。実に20Pの大特集になるらしい。発売は来年の2月▽朝、起きると風邪。熱があって体がじんじんとする。風邪では薬は飲まない主義だったが、この時期に寝込むのは避けたいので、薬屋へ行き、勧められるがままに葛根湯を購入。これ、効くなぁ。幾分、体が楽になった。

12月25日の断片

DSCF0816▽このバイク便、自分たちでハードルあげてないか。それに新しく入った人はどうなんだ。ベテラン便の中の新人。それはベテラン便と呼んでいいのか▽『ALWAYS三丁目の夕日』をようやく観た。CGでつくられた景色には目を見張るものがあったが、人間のリアリティが希薄。ただの背景だとしてもやっぱり“生きてる人間”の持つ温度みたいなものって無意識に感じてるんだな。

12月24日の断片

DSCF0043▽午後から深夜まで、『ザ・ドリームマッチ06』収録立ち会い。ダウンタウン、さまぁ〜ず、雨上がり決死隊、キャイーン、ココリコ、ロンドンブーツ、出川哲朗、山口智充。以上のそうそうたる面子がシャッフルでコンビを組み、ネタで勝負する奇跡的な番組。緊張感の張りつめた空気の中、芸人たちが真剣に笑いに取り組む姿勢は側で見ていてシビレた。放送は1月4日(水)21時TBS系で。必見▽収録後、戦い終えた芸人たちに混じって打ち上げに参加。ダウンタウン松本さんをはじめ、一流芸人たちの生トークに終始、爆笑。腹がよじれるほど笑って、気付けば午前5時。最高なクリスマスイヴだった。

12月23日の断片

051223▽今の車に乗ってもう5、6年経つが、カーナビのこんなサービスを初めて知った。会社の後輩の川野によると、何ポーズも洋服があるらしい。これから気をつけてみよう。関係ないが、そんな川野はこのクリスマス、アタック中の女性のために東京上空ヘリコプターデートを予約しているらしい。って、書いていいのか。ま、面白いから、いっか。

12月22日の断片

051222▽大学生M-1グランプリの審査員を頼まれ、早稲田大学へ。現場で20年ぶりにお笑い評論家(?)の西条昇氏に再会。実は渡辺プロ時代の同期生なのだ。その他、カンコンキンシアターの山中伊知郎氏、オンエアバトルの大御所放送作家井上頌一氏、社会学者でもあり『日本の童貞』などの著者澁谷知美氏、ミス日本女子大の井手麻実さん。そして作家仲間の鈴木おさむ君などが同じ審査員席に▽大学生の漫才、言ってみれば素人の漫才など、ひと昔前は見れたもんじゃなかったが、今は違う。かなりスキルアップされていて感心。最近の若手芸人にも思うことだが、レベルは確実に底上げされてる。そうなってきたら何が問われるか。キャラとオリジナリティだ。この中からプロになるのは何組いるのだろうか。

12月21日の断片

DSCF00060▽作家仲間S氏の車に載せてもらい移動。ベビーシートの上に週刊プレイボーイ。いけない感じがした▽キネマ旬報社で、座談会に参加。映画で活躍する芸人特集。仲間内でわいわいと話した感じなので大丈夫だったのか。いつもそうだが、取材後に反省。もっと気の利いたこと言えねぇのかよ、俺。

12月18日の断片

DSCF0009▽劇団稽古場の大掃除。その後、例年通り、稽古場で忘年会。そろそろ今年も終わり。もう一踏ん張り。

12月17日の断片

DSCF0023▽今年の「このミス」一位になった東野圭吾『容疑者Xの献身』を読了。これから読む人も多いと思うので詳細は書かないが、このトリックには舌を巻いた。まったくもって予想できず。一位も頷ける▽夜、下北沢のスズナリで、グリング『海賊』を観劇。現実との符合がとても興味深く。終演後、作・演出を務める青木豪氏にご挨拶。

12月16日の断片

DSCF0004_1▽スカパー!設置工事完了。とは言っても、あんまり見るものないんだよなぁ。とりあえず、今はMTVを流しっぱなし▽今週月曜日のアメトークSPを観た。江頭2:50のモノマネにまた頭が痛くなる程笑った。これも保存版だな。

12月15日の断片

051215▽運転しながら、最近買ったばかりのミュージックDVD鑑賞。ジャックジョンソンLIVEと夏川りみLIVE。どっちも最高▽若手劇団員たちと3月に予定しているリーディング公演の稽古。みんなが読んでみたい短編を中心にピックアップ。どんな世界観でいこうかと脳内シミュレーションしつつ、所々、演出を加えての読み合わせ。また少し構想固まる。

12月14日の断片

DSCF0006▽お花のお歳暮なんて初めて貰った。

12月11日の断片

▽高速道路に設置されているETCゲートの赤白の遮断機。アレにはウレタンが巻かれていることを今日知った。何で知ったかというと、激突したから。カード不備でバーが上がらずブレーキを踏むも間に合わず思いっきりぶつかってしまった。咄嗟にフロントガラスが割れると覚悟したが、割れるどころか車体にもキズひとつついてなかった。しかも料金所のおじさん、車がぶつかったため前に折れたカタチになったバーを、平然と元に戻しながら、「よくあるんだよね〜」と穏やかに許してくれた。思わず写真を撮ろうかと思ったが、不謹慎なので諦めた。にしても、バーにぶつかる人、多いんだな。

12月10日の断片

DSCF0001▽『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』DVD-BOXを一気に観た。これ、凄いな、やっぱ。このご時世、もうこの手の番組が生まれる可能性は皆無だ。つくづく奇跡的な番組だと思う。

12月9日の断片

DSCF0012▽もう随分前から入ろうか入るまいか迷っていたスカパー!だったが、劇団公演が放送されることになったので、これを機に購入。で、衛生アンテナを調べてみると、なんとBSアンテナが設置されていたことを知る。ここに移り住んで5年、BSが映るなんて知らなかった。という訳で、ついでにWOWOWにも加入▽新宿シアタートップスで、双数姉妹『君はヲロチ』を観劇。時代劇と現代劇を絡めた作品。興味深く観る。終演後、役者の小林至氏と作・演出を務める主宰の小池竹見氏にご挨拶▽その後、劇場で偶然会った劇団員たちとご飯。

12月8日の断片

DSCF1654▽若手劇団員たちと週一稽古の再開。来年3月にアトリエでリーディング公演を予定しており、梨木香歩『家守奇譚』をみんなで朗読。ただの朗読会にするつもりはないので、読み方の様々なパターンを試行錯誤。ただ、音読してみた結果、この『家守奇譚』は朗読に向かないことに気付き、北村薫『語り女たち』に変更。みんなと話ながら、おぼろげだが構想も固まる。初めての試みなので、新鮮だし、とても楽しい。

12月6日の断片

DSCF1619▽ある雑誌の企画で放送作家の座談会が催される予定だったが、急遽、中止になったので、後付けで忘年会ということに。場所は、すずきBの弟さんがやっているタイ・ベトナム料理のお店、ナムサオ。知人が関係しているから言うのではなく、このお店はお世辞抜きで美味しかった。今日食べた中では、このタラバガニが絶品。ま、グルメでもないので説得力はないかもしれないけど、これを機に時々、来たいと思わせた。

12月5日の断片

DSCF1609▽今日一日何も食べてなかったので、コンビニで買ったカレーまんを食べながら会議へ向かうも、急いでたせいで、誤って落としてしまった。途端に、虚しい気分に襲われる。そんな、日曜の夜。

12月4日の断片

DSCF1603▽ある特番の会議で、会社の後輩、佐藤がっかりと一緒なのだが、いつもコイツはバッグと一緒によれよれのビニール袋を持ち歩いている。一体、中に何が入っているのかとそのビニール袋の中を見てみたら、会議資料やTSUTAYAのDVDに混じって、たくさんのコンビニの袋が。一体、何が入ってるいるのかと思い、中を確認してみると、こんなものこんなものが。まだこれらは保存がきくからいいが、驚いたのはコレだ。昨日から持ち歩いているというのだから驚く。ていうか、意味がわからん。

12月2日の断片

DSCF1595▽内村さんの初監督映画『ピーナッツ』の試写会に行ってきた。気負うことなく、奇をてらうこともなく、実に内村さんらしい好感のもてる作品だった。観ながら、内村さんの内Pメンバー好きが伝わってくる。何ていうか、映画って、ストーリーや役柄とは別に、素の関係性というか、撮影時の空気というか、そんなものまで閉じ込められてしまうものだと思うが、内Pをやってた身としてはそういったものが琴線に触れる。あと、みんな野球が巧い連中なので、野球のシーンにリアリティがあった。普通、日本で野球ものをやるとカタチだけでリアリティが抜け落ちてるものだけど。中でも内村さんの守備がすごい。聞いたところによると、ひとつだけCGを使ったがあとは練習して撮影したらしい。一般公開は1月28日から。

12月1日の断片

DSCF1589▽もうこんな時期なんだなぁと、本屋でこれを買ってしみじみ思う。にしても、今年はあんまり本読んでねぇな。斜め読みした限りでは、ここに採り上げられてる本、殆ど読んでなかった。映画もあまり観てないし、俺、何やってたんだっけ、今年▽今日から師走。師が走るぐらい忙しいというが、ホント、何だか忙しい。今週に入って27時前に仕事終わったことない。昨日なんて会議終わったの、朝の6時だったし。理想のスローライフが…▽関係ないけど、最近、ほんとブログ書いてる人、多いな。自分はもう7、8年ぐらいになるが、最近は逆にやめようかと思い始めた。ま、たぶん、やめないんだけど。

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